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2022 / 04 / 22 05:00
中国へ ウクライナの警告
ロシアのウクライナ侵攻を受け、中国の台湾への武力行使の問題が議論されている
当初は、
バイデン政権は、ロシアのウクライナ侵攻を止められず、中国も台湾侵攻を検討はじめるかもしれない
との危惧があった
しかし侵攻から約2か月たち、当初の予想からかなり乖離してきている
そこで、ロシアのウクライナ侵攻が習政権の台湾政策にどう影響するかをピンポイントで記載する
中国に自制を促す教訓
・戦力で勝るロシアの苦戦
・ロシアを圧倒するウクライナの情報戦
・ロシアの攻撃に耐える、ウクライナの防空体制
・SNSを通じて、世界各国にロシアの暴挙が報道され、ロシアが世界の悪者に仕立て上げられていること
・主要国による厳しい制裁
中国を強気にする要因
・欧米各国は核戦争を恐れウクライナに軍事侵攻しない
・米国世論は対ロシア制裁を支持しても軍事介入には否定的
・国連決議に40か国が反対棄権
ということで、今後台湾侵攻があるとすれば
・世界各国からの制裁に耐えられる国力、備蓄体制
・核ミサイル(現在300発)の保持
の対策をうって、「耐えられる国力」がつけばXデーがありうる
いずれにしても、ロシアのウクライナ侵攻の結果如何によって、今後の中国の動向も決まる
かつて小国が大国を負かした事例は多い
日露戦争
ベトナム戦争
アフガン戦争
などである
よってウクライナもロシアを打倒する可能性もある