星を占ってはならない

1995年7月23日 長尾弘先生 大阪講演会より

  

 「ある占い師の、いっときすごく売り出した人がありましたね。高い入場料を取って、講演会してます。この人を信じたためにある高校生の僕が今年は年回りが悪いと、大殺界であると、それを信じ切ってしまいまして外へ出なくなったんです。そのために、大殺界を越えるためには先祖供養をしたらいいと。高校生ぐらいの子が毎日仏壇の前で先祖供養を意味も分からないでお経をあげて拝みあげたんです。

 

 そうするうちに、霊の声が聞こえてきて、だんだんと頭がおかしなってきて、 ご縁あって私のところへ連れてきてくれたんですね。そして、そのように聞きました。一介のいくら売り出しているといっても、この狭い日本の中のいち占い師です。そのようなものの言うことを信じて、あなたが学校にも行けない、そして仏壇の前で拝んでばっかりおったら、霊がいろいろ言うてくると。

 

 そんなことで、自分の人生を失ってどうするんですか?お釈迦様はこのようにおっしゃってます、「人が惑い少なく生きるためには星を占ってはならない、天変地変を占ってはならない、あらゆる相を占ってはならない、そのごとく生きた時に惑い少なく生きるであろう」、だからその占い師の方とお釈迦様とあなたはどちらが偉いと思いますか?と聞きますとお釈迦様の方が偉いと思うって言うからね、だったらそんな一介の占い師よりもお釈迦様の教えを守りなさい、そんなものを信じたら幸せを失っていくんです、一時すごい救われてくれたんですね。

 

 ところがまた別の拝み屋さんに行って、一生懸命拝んだりと教えられ、また拝みかけ。そうするうちに、まただんだんとおかしなりまして、 最後は近所の人が言うてたそうです。 「助けてー、助けてー」と家のなかで悲鳴をあげながら走り出して、8階建てのマンションの上から飛び降りて死んでしまった。

 

 そういうものを信じたばかりにですね、高校生ぐらいのまだ完成してない若い方が自ら命を絶ってしまった。原因は何かです。その原因はその占いを信じたために死を迎えてしまったんですね。ですから、そのようなものを信じた時に、最終的に自殺せないかんようなことが起きるということをお釈迦様がすでに説いていただいてたんです。」