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2023-03-01 10:43:00
この2,3日、雲一つない抜ける青空が広がり、風もなく穏やかな日が続いています
力強い日差しが雪原に反射して輝き、眩しくて目が痛い程です
朝方は氷点下の気温ですが、日中はグングンと気温が上がり3月下旬並みの陽気です

白銀を纏う遠くの山々がハッキリと見え、見上げれば天高く鷹のつがいが舞っています
間もなく巣作りを始めるでしょう
渡り鳥には「北帰行」の時期・・・白鳥・雁・鴨がシベリア方面に向かって徐々に旅立ち始めています

庭の桃の花芽が一気に膨らみ丸く赤い花芽の蕾に姿を変えました
桃の花芽を目当てに、メジロやウグイスが間もなくやって来て賑やかになりそうです
ナナカマドの芽も少し丸く形を変え始めました
陽当たりが良く雪がない斜面では福寿草が咲き始めました
杉林は一面赤黒く染まり、杉花粉飛散寸前です

周囲はまだ1~1.5mの雪に覆われていますが、雪解けが始まり春の足音がハッキリと聞こえます
暖かい日は一日10cm程雪が消えます
そうはいっても、まだ3月初め・・・この先数回は雪が降っては融けを繰り返しながら春本番に向かって行きます

タラの芽やコシアブラの芽は三角の形の冬芽のままで、枝先に芽が付いているか判らない程小さいです
彼らは日中の気温が上がっただけでは目覚めることはなく、霜が降りなくなる頃まで眠り続けます

早春の使者「フキノトウ」は蓄えた養分を糖分に変えながら雪の下で眠っていて、雪解けと共に姿を見せてくれます
フキノトウが始まる迄2週間ほど、タラの芽が始まる迄一月半・・・輝く日差しの下、山々を巡り山菜を摘み歩く日までもう少しです