インフォメーション

2019-08-25 18:41:00

現在奥会津の山々には、きのこ類の姿が有りません

チタケも当然ですが出ていません

数日前の豪雨で「復活するか」「終わってしまうか」・・・期待と不安を抱きながら山を見に行きましたが、終わってしまった様です

プロ2人で3か所の山を丸一日かけて巡り歩いて、まともなチタケ200g収穫・・・次に大きくなるチタケの「子」は全くありません

この先、秋きのこに混ざって、ちらほらチタケが出る事が有るでしょうが、このような状態になるともう一日歩いても100gも採れないと思われます

関東方面からチタケを求めて会津の山々に訪れる皆さま、今年はもうチタケを追うのを諦めるのが賢明かと存じます

 

チタケは残念ながら2年連続の不作で終わったことになります

昨年は、空梅雨と8月前半に全く雨が降らなかったので全滅でした

今年は、雨には恵まれましたが8月前半の連日35度超えの異常高温でチタケも参ってしまった様です

高温が好きなチタケであっても、平年気温を連日5度以上上回る日が続くとどんな種類のキノコも不作になります

今年の特徴は、チタケが出る山の筋が決まっていたことと、「中晩生の赤」と呼ばれる軸が長い「赤」チタケが不作でした

 

豪雨の前にちらほら姿が見えた秋のキノコも含めて、豪雨を境に姿を消してしまいました

蝉の聲も殆ど聞こえず、地面にキノコの姿が見えず・・・会津の山々は異様な静けさに包まれています

例年ですと今頃は「ナラタケもどき」という「鍔がないナラ茸」が弱った樹の根元に群生するのですが、今年はまだ見ていません

タマゴ茸も昨年より出た本数が少なかった気がします

もしかすると、今年の秋茸は不作??

今は夏キノコから秋茸に切り替わる端境期ですので、山にキノコが無いのは当たり前・・・暫く時間を置き、気分を変えてから再び山に入ることにします