インフォメーション
標高900m付近、国道脇の湿地で水芭蕉が始まりました。
畳一枚程の小さな小さな湿地ですが水芭蕉が自生しています。
始まったばかりなので花の数が少ないですが間もなく次々に花を咲かせます。
この付近は雪が消えフキノトウもそろそろ終わりです。
福島県でも開花が遅い当地で桜が開花しました。
昨日は降雪して積雪10cmの寒さでしたが、一気に融けて消えました。午後から気温が上がり桜も開花しました。
春の訪れが遅い当地も愈々爛漫です。
標高1000m付近は午前10時頃に3~4度と昨日の寒気が残っているようです。花を咲かせたフキノトウも昨日の雪に埋もれて寒さに耐えています。
雪融けが進み、雪が消えた直後の場所でフキノトウが真っ盛りです。
これからは雪が残る山間部の豪雪地帯や比較的陽が当たりにくい北向きの場所などへと収穫地が移ってゆきます。
周囲に残雪があることが素晴らしいフキノトウを収穫するコツです。
雪に押されて地面に張り付いている落ち葉の下に隠れているフキノトウが蕾の状態です。落ち葉を押しのけ顔を出すとあっという間に花が大きくなり開いてしまいます。
採取した時点で蕾でも持ち帰って暖かい場所に置くと蕾も次第に開きますので、保管する場合は冷蔵庫等で保管が必要です。
保管せず直ぐに頂くのが一番です。
標高1200mほどのブナとミズナラ混成林の遠景。
陽の光を浴びて樹木が幹に熱を蓄え、幹からの輻射熱で幹の周りの残雪を溶かすので幹の周りから雪が消え樹木の周りが黒く見えます。
この山の少し下、峠付近の道路脇斜面で雪融けが進み残雪の周りのフキノトウが最盛期を迎えています。雪が消えるとあっという間に花が顔を出しますので、一か所毎の旬がとても短いです。残雪が残る「雪融け前線」を追いかけます。
フキノトウのご注文をいただき、採りに行ってきました。
雪が融けたばかりの残雪の脇で採ります。
落ち葉の下に隠れている蕾のフキノトウを探します。
落ち葉は雪で押されて地面にぴったりへばりついている状態で、その下に隠れているフキノトウを見つけるのは慣れて勘が戻るまで少し時間が必要です。
フキノトウを収穫するとフキノトウの香りが周囲に漂い、春の到来を感じる事が出来て、とても気持ちが良い時間帯を過ごせました。
山の神様の御加護があり、1時間ちょっとで2kgほど収穫できました。
感謝!!感謝!! これで500g。