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2018-01-22 12:48:00

 

当地も暖かい日が続いておりましたが、明日から寒波襲来で大雪に為りそうです

 

雪に不慣れな地方の皆様、お気を付けてお過ごし下さい

 

 

今日はタラの芽の自生地を徒然なるままに・・

 

タラの芽が自生する場所は、伐採林跡地や道路脇の藪・切通しの斜面等・・陽当たりが良い場所です

 

ただ、元々タラの芽が少ない地区では伐採林跡地でもほとんど自生しません

恐らく、種が少ないからと思われます

 

 

タラの芽が多い場所でも、何本かは芽を採らず残しておく様にしています(マザーツリーですね)

植林した杉が大きく為ると日当たりが悪くなりタラの芽が姿を消しますが、杉林が斜面毎にローテーションで伐採されていますので、勢いが有り大きな芽が採れる場所が何か所もあります

 

奥会津では林業の衰退で杉林が放置されたままの林が増え、タラの芽自生地が減少しています

人間の営みがあるからこそ、大きなタラの芽を収穫する事が出来るのですね

陽当たりが良い場所は「野バラ」が群生して斜面への進入を阻んでいます

「野バラ」の棘で厚手生地のズボンも靴も1シーズンで擦り切れてしまい、足は傷だらけです

付近の温泉に浸かると傷に滲みてとても痛いのですが、収穫に感謝して至福の一刻を過ごす事が出来ます

 

これから約一か月間、寒さが一番厳しい時期を迎えます夜明けに晴れる日は、放射冷却で氷点下10度以下に為ります

この厳しい冬を耐え、春を迎えると命の息吹が爆発します

フキノトウまで2ヶ月足らず、タラの芽かで3カ月足らず・・昨年までの収穫地に加え、今年も新しい自生地を見つける夢を見ながら冬眠を続けます