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2017-02-25 12:18:00

春の嵐と冬の嵐が交互にやって来る・晴れた日の陽射しに力強さが増し・・・春遠からず を感じる様になりました
雪国の山菜達は雪の下でじっと寒さに耐え、一気に芽吹く「その時」を待っています

今日は再びタラの芽について徒然なるままに・・・
タラの芽は桜が開花する頃に芽吹きます
雪国は桜の開花が遅く、例年4月12日頃から始まります

桜並木が薄いピンク色に染まる頃、もう始まっているか??・・・惑々しながら車を走らせます
タラの樹を傷めない様に、手で蕾の根元に力を加えポキッと摘み取りますがこれがかなりの重労働
手が届かない枝先の芽を採るには、枝先が手元迄届くように樹の幹をゆっくり曲げますが、野バラが生い茂り足元が悪い場所での作業・・・途中で採取を諦める芽も少なくありません
苦労してお届けした山菜が美味しかったとメールを頂くと疲れも吹き飛びます

毎年新しい自生地を探しに車で走り回るのも楽しみの一つです
突然残雪で道が塞がれた場所にぶつかりUターンもままならないとか、林道が行き止まりになっているとか・・・日本カモシカに出会ったり、鷹が空を舞う姿に見とれたり・・新しい場所は年に2,3カ所程度しか見つかりません

 


今年はどの辺りで新しい収穫場所探しに行こうか・・・地図を引っ張り出し去年の光景を思い出しながら、タラの芽が林の様に出ている夢のような光景の妄想に耽っている今日この頃です