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2017-02-17 15:25:00
各地から春一番の便りが届きました
弱々しかった空の青さに力強さが増し、春の兆しを感じる様になりました
とは言っても奥会津地方は深い雪に覆われており、今日は束の間の暖かさを愉しんでいます
今年は雪が多いと言われていますが、奥会津地方は12月・1月に極端に雪が少なかった事・寒暖の差が大きく積もった雪が直ぐに融けてしまうので、現在は平年並みの積雪量です
この先も3月20日頃に「なごり雪」が降るまで、雪と晴れを繰り返しながら春の足音が高まって来ます
風が当たらず陽当りが良い場所ではフキノトウが顔を出した場所もある様ですが、会津地方でフキノトウが始まるのは雪融けが始まる3月に入ってからです
ところで、フキノトウは雄・雌があるそうです
丸みがあるのが雄・やや細長いのが雌
雄がまろみのある味・雌が苦味が強い
・・・そうですが、丸い方が雌と言う説もあります
香りとほろ苦さこそがフキノトウの命ですし、苦味はお好みが分かれますので何とも言えません
雄・雌にこだわるよりも、花芽が咲く前のフキノトウを採りたてでいただくのが一番です
花芽が開くと雄・雌どちらも風味が落ちます
蕾であっても時間が経つほど、味・香りが落ちます
顔を出した時点で花が咲いているフキノトウが多いので、雪が消えた直後の落ち葉の下や周囲の雪の下で蕾を探し、朝採りをその日に発送しています
これが美味しく召し上がっていただける一番の秘訣です
雪が消えた直後の落ち葉の下に隠れていたフキノトウの画像です
落ち葉の上からは姿が見えません
フキノトウが始まるまで後一月足らず・・春の訪れが楽しみです