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2017-02-14 15:26:00
猛烈な寒波で大雪に見舞われた皆様にお見舞い申し上げます
奥会津も連日雪が舞い、私も冬眠中です
北国の春の訪れはもう少し先になりそうです
今日はコシアブラの保存方法について徒然なるままに・・・
コシアブラに限らず山菜は保存が難しいですが、軽く霧吹きしてやや大きめのビニール袋に入れて冷蔵保存すると比較的長持ちします
ポイントは
1)ビニール袋の口を絶対密封しない(口を緩く開ける又はビニール袋に孔を開ける)
2)水を与えすぎない(袋の下側に水が溜まらないように)
3)袋に詰め込まない、大き目の袋に入れる
4)冷蔵保存
密封すると山菜から発生する嫌な匂いのガスが山菜に移り直ぐに傷みます
水を与えすぎると直ぐに腐り始めます
詰め込み過ぎると、葉が重なった部分から傷み始めます
冷蔵庫で少しシナッとしていても調理前に霧吹きで軽く水を与えるとか、水にくぐらせると生気を取り戻しますので、袋に入れる際は軽く霧吹きする程度にします
お届け後3,4日程度持ちますが、日を追って香り・味が薄くなります
山菜は新鮮さが命ですので、お早目にお召し上がりいただくのが一番です
当館は朝採りをその日に発送しております
新鮮なコシアブラをお客様にお届けする為、残雪で冷やしながら・残雪が少ない年は水を霧吹きして冷やしながら山を巡り歩く、車に戻ったら山菜を広げてクーラーに入れる・・・とても気を遣います
芽吹いた芽は陽の光を浴びて熱を持ち、収穫量が多くなると中心部が熱く感じるほど温度が上がり、何もしなければ下山した時点で新鮮さが失われています(全ての山菜がそうです)
山の神様から頂いた山の幸を大切に持ち帰る・・・新鮮な山菜を愉しんで頂くには苦労を惜しめません