管理会計設計・補助金申請は
「滋賀経営コンサル」へ 
補助金活用し「あなたの夢を実現します」
滋賀県で唯一、地元地銀出身の中小企業診断士事務所です

代表の成宮康宏は「中小企業診断士」の他「宅地建物取引士」「賃貸不動
産経営管理士」「各種FP資格」の国家資格を有しています。
地銀支店長歴10年の経験を活かし事業計画&補助金申請&金融アドバイス
一体となったコンサルが提供できます。

 0749-50-6998
お問い合わせ

インフォメーション

2023 / 06 / 05  05:00

パッケージデザインの改良を行い展示会に出展して自社製品をPR

 

 

わくわくお米本舗

20157月自家米を高付加価値で販売するために加工所を開設。お米を焙煎し作った 「黒焼き玄米珈琲」を主力商品とし、玄米餅、玄米スナックなどの商品を開発、自社サイト、 地元道の駅やJA直売所などで販売している。

http://www.waku2okome.com

事業の内容

補助金を活用して、「ブランドイメージを向上させる取り組み」を行う。商品コンセプトを明確にした統一感のあるロゴの作成、店舗名にある「わくわく」するようなパッケージに改良するなど、具体的な表現によりブランド価値を高めた。

パッケージデザインを行った上で、「ニッポン全国物産展」に出展し、認知度向上、販路開拓を目指す。そのために、展示会ブースの大型パネルやPOPデザインによりトータルコーディネートをし、店舗・商品の訴求力を高めた。

事業の効果

パッケージ改良後の展示会にて自社ブランドを認知向上させることができた。また、市場のニーズにあった新商品開発につながった。
出展ブースの効果的なディスプレイにより、東京をはじめとする全国5社との取引を開始することが出来た。現在も継続的に10社と商談中であり、今後は販路を拡大できる仕組みをつくっていきたい。

事業者の声

顧客ニーズの把握に努め、継続的に商品を開発、自社サイトでの一般消費者への直接販売に注力していきたい。
今後も本事業を活用し、展示・商談会へ積極的に参加し、卸売・小売業者への販路拡大を行っていきたい。また輸出にも積極的に挑戦する。アジアを中心とした各種海外商談会へ参加し、海外ニーズの把握と海外向け商品の開発を行っていきたい。

2023 / 06 / 04  05:00

幹部のロイヤルティーを高めるには

 

 

経営者が権限を委譲し、公私混同をしない姿勢を示す

会社で大きな役割を担う幹部のモチベーションを高め、意欲的に働いてもらう仕組み作りは、経営者の大切な仕事の1つだ。しかし、社長の指示に従って業務をこなすだけの幹部も中小企業には多い。自律的に行動する幹部を育てるには、会社へのロイヤルティー(忠誠)が重要になってくる。

幹部のロイヤルティーを高めるポイント

1.     能力だけでなく、人格も重視する

  1. 権限を委譲し、責任感を持たせる
  2. 公私混同せず、会社のために働く

1.能力だけでなく、人格も重視する

経営者は、自分を支える幹部を選ぶ際に、営業ができる、技術に優れている、財務に詳しいといった個々の能力を重視する。もちろん、能力は大事だ。しかし、それだけでは会社はうまくいかない。本人の能力が高いことと、組織として成果が出ることは必ずしも一致しないからだ。

また、部下の成果を横取りして、自分の手柄としてアピールするような人物では、幹部にふさわしくない。会社よりも自分のことだけを考えていると判断できる。

そこで、幹部を選ぶに当たっては、人格という側面も大切にしたい。自分以外の人に対する「思いやり」があるかどうかと言い換えてもいいだろう。こうした人材は、一般にチームとして結果を出すことに喜びを感じるものだ。経営者が打ち出す方針を通じて、着実に会社と従業員が成長していることを実感できれば、自然と幹部のロイヤルティーが高まっていく。

2.権限を委譲し、責任感を持たせる

「社長に言われた通りにやるだけ」の幹部は、会社へのロイヤルティーは決して高くない。自分で判断して行動していないので、失敗しても「自分は悪くない」と、責任を経営者に転嫁してしまうからだ。また、「うちの会社では、責任は与えられるが権限は与えられていない」とグチをこぼす幹部も少なくない。

そこで、経営者は権限を幹部に委譲して、自分で判断して行動する経験を積ませる必要がある。まずは、簡単な判断から任せてみよう。経験豊かな経営者であるほど、幹部の判断に対して、口を挟みたくなるかもしれない。ここは、ぐっと我慢して見守る。成功すれば、もっと難しい判断をさせる。大事なのは、失敗したときだ。その原因を考えさせるだけでなく、「後始末」をさせる。具体的には、失敗の影響を最小限に抑えるための行動だ。この経験を通じて、幹部は責任を持って判断し行動するようになる。

幹部に任せることに対して、「そんなリスクは負えない」と感じる経営者もいるだろう。しかし、経営者自身はこれまでたくさんの失敗を繰り返しつつ、自ら問題解決してきたはずだ。幹部に失敗を経験させ、それを生きた教材として指導する。

また、5年後や10年後に幹部自身がどうなっていたいのかといった話し合いも大切だ。経営者を目指したい人もいれば、専門家としてプレーヤーに戻りたい人もいるだろう。自身の将来について真剣に考えてくれている経営者の姿勢がロイヤルティーの向上につながる。

3.公私混同せず、会社のために働く

必死に営業して売り上げを伸ばし、現場の改善活動でコストを削減する幹部が、もし経営者が会社のお金をプライベートな飲み会や私用の高級車に利用していることを知ったら、どう思うだろうか。

当然、真面目に働くことをバカらしく感じ、経営者や会社へのロイヤルティーをなくすだろう。場合によっては、幹部が自分の私利私欲のために、会社のお金を使ってしまうかもしれない。そうなったら、組織として成り立たなくなる。経営者は私用であるならば、自分の給与から支払うようにする。会社のお金と経営者のお金は明確に分けておく。

経営者は会社のために働く姿勢を幹部や従業員に示し、公私混同はしない。当たり前のことだが、実際は決裁権や人事権といった権力を持つと、つい自分のために使いたくなってしまう——。自らを律する強い意志が経営者には求められる。

最後に、経営者自身が任命していない古参幹部のロイヤルティーを高めるのに苦労する企業が多い。経営方針や価値観について、しっかりと話し合い、すり合わせる必要がある。ケンカ別れのような形になってしまった結果、退職した幹部が競合企業に転職して自社の情報を提供したり、関係者に悪評を流したりといったケースは枚挙にいとまがない。経営者が自身の感情を優先して、自社をリスクにさらさす事態は起こさないようにしたい。

2023 / 06 / 03  05:00

新しい写真プランの提案で売り上げ30%アップ

 

 

新しい写真プランの提案で売り上げ30%アップ- 事例を探す(事例ナビ)|経済産業省 中小企業庁 ミラサポPlus (mirasapo-plus.go.jp)

 

日の出写真館

 

昭和16年に写真館として旧本宮町内で創業、平成5年に法人化し、国道4号線沿いに移 転。店舗1階が事務所兼撮影スタジオ。学校関連売上が全体の約35%を占める。様々な写真コンテストにおいて多数の受賞歴があり、業界内及び地域内の認知度は高い。

 

事業の内容

 

ドレス姿の写真撮影プラン「シンデレラプレゼント」(貸ドレス+ヘアメイク+撮影+プリント・アルバム仕上)を新たに開始。お客様が気軽に利用しやすくなるように、同プランはチケットで販売する方式を導入。

 

夫から妻へ、親から娘へ、娘から母親へ等、様々なシーンでの利用を促すため、チラシを作成し新聞折込等を実施。併せて、屋外壁面に特大ポスターパネルを設置。また、お客様がイメージしやすくなるよう、アルバムサンプルを複数作成し、説明する際に活用した。

 

事業の効果

 

新プランのPRにより、問合せが15件、チケット購入が2件あった。また、当店でのドレス姿撮影の認知度が向上し、結婚式や成人式などの撮影において、ドレスでの撮影を追加されるお客様が増加。客単価が2030%アップし予想以上の効果があった。

 

事業者の声

 

今回、商工会担当者の方と共に経営計画書を作っていく中で、たくさんの会話をし、助言をいただき、自社の将来に対する希望や可能性を見つめなおすことができました。これからもお客様の笑顔を大切に日々努力してまいります。

2023 / 06 / 02  05:00

可食プリンターを利用し、オリジナルクッキーで地域のPRにも貢献Cafe&sweets壱番蔵

下記の通りで、小規模事業者持続化補助金を使った好事例があります

飲食店関係者の方参考にしてくださいね

 

可食プリンターを利用し、オリジナルクッキーで地域のPRにも貢献- 事例を探す(事例ナビ)|経済産業省 中小企業庁 ミラサポPlus (mirasapo-plus.go.jp)

20055月に創業。江戸時代の屋敷をイメージした建物が並ぶ「いにしえ街道」の中で、当時の蔵を再現した店舗で営業している。

事業の内容

補助金を活用して、バースディケーキやクリスマスケーキなどにお客様の好きな写真や絵を、可食シートを使って印刷できるフードプリンターを購入。他店との差別化を行うとともに新規顧客の獲得により業績向上を図った。

事業の効果

子供の写真を載せれる点をPRしたところ、クリスマスシーズンにはケーキの注文数が増加するなど売上増につながった。

ケーキ以外にも江差町の街並みやご当地キャラクターを印刷したオリジナルクッキーも製造し、土産品として販売、町のPRにも貢献している。

事業者の声

観光客だけでなく、地元客にも新しい商品を喜んで購入いただいている。
さらに熟練して新商品の開発に挑戦していきたい。

2023 / 06 / 01  05:00

サントリービール価格値下げ 10円安

 

 近江母の郷|滋賀県米原市の道の駅 (omihahanosato.jp)

私も湖岸道路沿いの道の駅「母の郷」さんに、ビニールハウスで採れたトマトやキュウリを出荷している。

 

週末農家なので、日頃の手間をかけられないので、肥料や水、温度調整は自動化している。

 

単純に畑で旬の野菜を作っても、価格競争に巻き込まれるのがオチであることは、実家が農家なのでわかっている。

 

なのでビニールハウス栽培を始めた。

 

出荷時期を変えると多少は値段が上がるが、ライバルが値下げをすれば、すぐにうちの出荷品も売れなくなる。「前週はよく売れた」と思って、翌週値上げしたら、たった5円の値上げでも急に売れなくなるのが常である。

 

そういった中、サントリーの缶ビール価格設定をライバルが酷評している

 

自由競争なので仕方がないとは思うし、カルテル結ばれるよりはましだと思う。

 

とは言え、読んで頂いた方、是非「母の郷」様へお買い物にどうぞ!!

 

 

 

久しぶりにビール業界が荒波に揺れている。安さを打ち出したサントリーの新商品ビールによって、他社が予想以上の圧迫を受けはじめている。202310月の酒税改正に伴うビール減税後をみすえた動きの一つだが、原料高や物価高を度外視したかのようなサントリーの「乱」に他社は不信感を募らせる。家計の節約志向が強まるなか、早くも価格競争が勃発するのか。今後の消費を占う構図が浮かび上がる。

 

これまでビール価格はサッポロビール「エビス」、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」などのプレミアム系、アサヒビール「スーパードライ」、キリンビール「一番搾り」といったスタンダード、それより安い第三のビールや発泡酒に大別することができた。例えば大手スーパーでは350ミリリットル缶のプレミアム系が税抜き210220円前後、スタンダードは180200円弱、新ジャンルなど低価格系になると130150円前後が目立つ。

 

サントリーは4月に発売したスタンダード系の「サントリー生ビール」について、他社より10円安く店頭想定価格を設定した。実際は小売店が販売価格を決めるオープン価格だが、スーパーの店頭では他社のスタンダード系よりそのまま10円程度安くなっているケースが多い。東京・杉並区の大手スーパーではスーパードライの198円に対し、サントリー生は188円。同じ店内で新たな価格ゾーンが誕生したわけだ。

 

スーパーに比べて販売数量の少ないコンビニエンスストアでは対応が分かれた。セブンイレブン・ジャパンとファミリーマートはサントリー生をアサヒのドライと同じ218円にしているが、ローソン10円下げている。

 

首都圏中心の大手スーパーは「サントリー生はドライ、一番搾りに続く売り上げで5月以降もリピート率が高い。安すぎると思うが、だから売れているのだろう」と話す。サントリー自身も「1年目の年間販売目標は300万ケースだが、約1カ月半で150万ケースを達成した」と好調さをアピールする。

 

サントリー生の記者発表の時期も異例だった。通常は発売の数カ月前にお披露目するが、今回は1週間前とギリギリまで引きつけた。サントリーはCM発表と同時に実施したかったとしている。しかし「電撃作戦」により他社の機先を制したかった面もあるだろう。

 

 

 

サントリーの価格戦略に不信感を持つのはアサヒビールやキリンビールだ。「デフレ脱却に向けて価格を高めに設定し、人件費アップにつなげていくのが今の企業の役割。低価格攻勢は流れに反する」(大手首脳)と憤る。企業姿勢もさることながら「原材料などのコストが上がっているだけに、サントリー生は採算割れではないか」とまで指摘する。採算性についてサントリーに聞くと「コメントできない」としている。

 

実は価格を巡っては前哨戦があった。2210月、各社は主力商品を350ミリリットル缶で約10円値上げした。サントリーもプレモルの値上げを実施したが、糖質ゼロの「パーフェクトサントリービール」(PSB)は据え置いた。機能性ビールの定着を進めるためで、ここからPSBの販売は伸びて息を吹き返した。味を占めたサントリーは新商品の生をPSBと同じ価格帯に据え置き、市場拡大を優先した。

 

そこにはサントリーの危機感がある。今年10月のビール減税で350ミリリットル缶の税額は70円から63.35円に下がる。一方、第三のビールは逆に37.8円から46.99円に上がる。ビールに追い風が吹き、第三のビールには逆風となる。第三のビールのトップブランドはサントリー「金麦」。打撃を受けるのが必至だ。

 

今は物価高で、節約志向も強まっている。「おきて破り」のサントリーの低価格攻勢に、商品のバリューや収益性を優先するアサヒとキリンはどう動くのか。「秋に向けてたくさんの仕掛けを用意している」(アサヒ首脳)と逆襲に打って出る構えもあり、10月以降のビール戦争は間違いなく荒れる。

 

 

2024.04.29 Monday