インフォメーション
会社情報 | 株式会社 大都 (daitotools.com)
大都は1937年大阪で工具の卸売企業として創業
現在で3代目
初代は金物屋を工具卸売企業へ
2代目は工具をHCに卸売
3代目はネットで工具販売
とその時代時代で売る先を変えている
しかし売るものは工具である
突飛な新事業展開をしている訳ではない
3代目は婿養子さん?で結婚するときに、大都を継いでほしいと言われ、結婚後大都へ入社
入社後は、現場、運送などとあらゆる仕事をやって、業務を覚えた
しかしHCへの卸売は、値引き要請によって赤字事業へと転落していることがわかった
会社を辞めようかと正直に書いておられる
しかし家族を見捨てる訳にもいかず、会社に強みを出す経営を余儀なくされる
当社の最大の強みは、200社以上に上るメーカーさんとのおつきあい
時は2002年 まだECなどという言葉もない時代に、ネットで直販を始めた
そうしたら、HCが「問屋なのに小売業か」と批判され、一部のメーカーからは「商品を売らない」とまで言われた
しかし、「これからはネット通販の時代だ」と応援してくれるメーカーさんもいた
2004年ネット通販が拡大したのを機に、卸売業を辞める
卸売はすでに大赤字であったとのこと
3代目曰く
起業すれば自分の好きなことができる
跡継ぎはやりたいことができないことがほとんどで、経営が苦しければ、万年最下位の球団の監督を引き受けるようなもの
ただ引き継いだ企業で、新事業を立ち上げれば自分のやりたいことに挑戦できる
見極めは当然必要だが、視野を伸ばすと事業を拡大する機会となる
この記事は本当によい記事だと思います
一度大阪の大都さんの講演を聞いてみたいです
新型コロナウイルス禍で重要を取り込んだ新興企業が成長の壁に直面している
暮らしが正常化する中で売上高が伸び悩み株価はコロナ前の水準に逆戻りした
米国ズーム社も売上は伸びたものの、伸び率は上場以降で最も低く、株価時価総額はピーク時に比べ8割も減少した
EC基盤のショッピファイや、電子署名のドキュサインの減速も目立つ
自宅フィットネスのペロトンインタラクティブという会社の時価総額もコロナ前の水準に戻っている
ウーバーイーツ(東京)も3月以降利用者は減り続けている
そういえば出前館のCMも見なくなった
ネットフリックスしかりである
リアルでの接触を人は求めているのだと思う
ただ今後の世界情勢を俯瞰すると、景気減速への警戒感から、個人は支出を減らし、企業もコスト削減に乗りだすことは必至
要は費用対効果であって、ズーム会議は本当にありがたい
集合会議は三カ月に一度くらいで十分で、その分交通関係費も削減できる
電子署名もDX化の流れで生き残ると思う
物価の優等生と言えば、鶏卵ともやしが代表的
牛乳なども昔からあまり値段変わっていないような気がする
しかしながらご存じのように、原材料高で赤字生産ギリギリとなっている
理由
もやしの種の大半は中国から輸入しているが、もやしの種より、トウモロコシの方が儲かるということで、多くの生産農家がトウモロコシ栽培に移行していた
上記に加え、ウクライナ情勢からトウモロコシ価格が更に上昇したことより、旧来に増してトウモロコシへの転作が進んだ
結果、現在でももやしの種は2割上昇しており、更にアップする様相を見せている
なんと東京都のもやし小売価格は1キロ163円
昨年から5円上がっただけ
単純に2割上げるとしたら30円くらいの値上げがないと生産者は窮地になる
鶏卵も原材料値上げしている割に小売値段が上がらっていない
ある卸売会社が、スーパーに鶏卵の値上げを要請しても「他の卸に変える」と言われる始末
最近では卸最大手のJAが出荷価格の引き上げを表明したので、量販店に生産者の苦しい事情もより伝わるとの期待もある
食材高は中低所得者に重くのしかかる
食費の安定は家計には優しいが生産者が立ちいかなければ、将来大幅な値上げとなって跳ね返る
いまだ消費者と生産者の均衡点は見えていない
星野リゾート公式サイト (hoshinoresorts.com)
ディープな大阪の潜在力を引き出せるか?
OMO7が開業1カ月を経過した
新今宮というと、滋賀県の人には難波の下の方で、あまりなじみのない地名である
あいりん地区といって、日本で唯一暴動が起きる街として、ミナミの帝王の映画でもよく出てきた街
なんと宿泊代金は1泊6万円から
私が2,3泊する国内旅行と同じくらいの価格ではないか!!
(私の旅行は食事つき、ガイド付きのバス旅行)
ホテルは新型コロナの影響もあり、稼働率は3割程度
しかし今後外国人が戻ってくると、一機に稼働率上がる
新今宮というのは、鉄道路線の要衝地でとても便利な駅であるとのこと
昔長浜商工会議所のセミナーで星野リゾートの星野代表の講演を聞くことがあり、ある人が「どうやったら滋賀にたくさん外国人がきてくれるか?」と聞くと
すぐに
「滋賀県に超一流のホテルを作ることです」
と回答された
などほどなあ
自分の意見を本当に実践していらっしゃる
私も一度でいいので星野リゾート関連に行ってみたい
出来たら泊まりたい(笑い)
田んぼの真ん中で観光と農業 ワクワク感が心つかみ地域の課題解決 山形県の事例
ヤマガタデザイン (yamagata-design.com)
山形市鶴岡市に、少子高齢化、経済の縮小などの地域課題を「ワクワクできる事業をデザインする」ことで解決しようとする町づくり会社 「ヤマガタデザイン」がある
なんと田んぼの真ん中にホテルを建て、ゴールデン期間中は119室がほぼ満室
地場野菜、地酒、ヨガ、山伏ほら貝など田舎ならではのイベント等をしている
なんと宿泊料は1部屋2万円
一人当たりは発表されていないが、妥当な価格である
決して安売りしていない
また2018年の始めたビニールハウスも今では51棟まで増棟
当初の目的である、地場野菜をホテルで提供するにとどまらず、首都圏の百貨店や高級スーパーへの販売まで手掛けるようになった
当然、雇用も生まれている なお当然有機栽培である
もう化学肥料を使った野菜を高値で売ることなどできないのである
化学肥料を使った野菜は、大量値ごろ感のある野菜向けでは有効ではある
雑草刈り取りロボット、子供を核にした街づくりなど次々とアイデアを実現している
記事を読んでいてこちらまでワクワクしてくる
山形って1回しか行ったことがないが、こういう会社があるなら、研修旅行でもやってくれないだろうか??