お知らせ
2月のごあいさつ
早いものでお正月が過ぎたと思ったら、もう2月に入りましたね。
今年の仙台は雪が少なく私的には大変助かっておりますが、やはり2月の風は冷たく感じます。
2月の異名といえば、「如月(きさらぎ)」が最も一般的ですね。
如月(きさらぎ)の由来は、まだまだ寒さが厳しい時期のために、更に衣を重ね着するという意味から
「衣更着(きさらぎ)」になったという説が最も有力とされています。
寒がりの私には、もう一枚重ね着が必要になりそうですが、皆様はいかがでしょうか。
お知らせ
2月14日㈮ 亘理町シルバー人材センターで「60代からの終活セミナー」を開催致します。
亘理町の皆様、お世話になります。宜しくお願い致します。
《終活情報》 もしかしたら認知症?
完治が出来ないと言われている「認知症!」
早期発見が重要と言われているけど・・・
どうしたら早期発見が出来るの?
そこで今回は早期発見に必須のMCIについて書いてみました。
MCIってご存知ですか?
MCIとは【認知症の前段階、軽度認知障害(MCI)】のことを言います。
認知症の一歩手前の状態とされる軽度認知障害(MCI)。早期に発見し適切な対策をとれば、MCIの改善や、
認知症の発症を予防できる可能性があります。
軽度認知障害(MCI)とはどんな状態?
高齢化にともない、認知症になる人の数はますます増えつつあります。
全国調査によると、わが国の認知症高齢者の数は、2012年で462 万人と推計されており、これが2025年には、65 歳以上の
高齢者の約5人に1人である約700万人に達することが見込まれ ています。
認知症は、何らかの脳の病気によって記憶力などの認知機能が低下し、仕事や日常生活に支障をきたした状態です。
認知症を引き起こす病気にはさまざまなものがありますが、最も多いのがアルツハイマー病です。アルツハイマー型認知症には、
認知症になる一歩手前の段階があり、この段階を「軽度認知障害(MCI)」と呼びます。
MCIは、正常な状態と認知症の中間であり、記憶力や注意力などの認知機能に低下がみられるものの、日常生活に支障をきたす
ほどではない状態を指します。
65歳以上でMCIの人の割合は15~25%と推定されておりMCIであることが気づかれないままになっている人も少なくないと考えられます。
〈軽度認知障害(MCI)の定義〉
- 年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する。
- 本人または家族による物忘れの訴えがある。
- 全般的な認知機能は正常範囲である。
- 日常生活動作は自立している。
- 認知症ではない。
認知症への進行を防ぐことはできるの?
MCIになると必ず認知症に進行するというわけではなく、正常な状態に戻る可能性もあります。
認知症への進行を予防するには、早い段階から適切な対策をとることが有用だとされており、できるだけ早期にMCIを発見することが重要です。
MCIを改善するための対策には、健康的な食事や運動、認知機能トレーニングなどがあります。
高血圧や糖尿病、脂質異常症などの病気があると、MCIから認知症へ進行しやすくなると考えられているため、
こうした持病がある場合はその治療もしっかりと継続することが大切です。
〈MCIから認知症への進行を防ぐために〉
【1】食事
・野菜・果物をよく食べる
・魚をよく食べる
・ポリフェノールを含む食品をとる(ココアなど)
・高カロリー・高脂肪食は控える
【2】運動
・適度な運動を行う(週に3回以上が効果的)
・特にウォーキングなどの有酸素運動が効果的
【3】認知機能トレーニング
・新聞や本を読む
・ゲームを楽しむ
・楽器を演奏する
軽度認知障害(MCI)を早期発見するには
MCIの特徴をよく知っておくことが大切です。
特徴として
・物忘れの症状が主な健忘型MCIと、
・注意力や遂行力などの記憶力以外の認知機能が低下する非健忘型MCIがあります。
MCIの記憶障害は加齢によるもの忘れとは違い、「少し前のことでも忘れてしまうことがよくある」「新しいことを覚えられない」といった
特徴があります。
また、認知機能が低下すると複雑な作業が苦手になり、「同時に2つのことを行えなくなる」「家事や仕事などでの失敗が増える」
などの変化がみられるようになります。
日常生活の中でこうしたMCIのサインがみられたら、長期間放置しないためにも、まずはかかりつけ医に相談してみることを
おすすめします。
MCIスクリーニング検査プラスでリスクを知ろう
アルツハイマー型認知症の原因の1つは、アミロイドベータという異常なたんぱく質が脳に蓄積することだと言われていますが、
アミロイドベータはMCIの段階でもすでに蓄積していると考えられています。そこで、検査によってアミロイドベータが蓄積しやすいか
どうかを調べれば、MCIのリスクを知ることができます。
検査は採血のみで簡単に行うことができ、各種人間ドック・健康診断にオプションとして追加することが可能です。
ご自身はもちろん、ご家族について少しでも気になるサインが見られる場合には、早めの検査を検討してみてはいかがでしょうか。
参考文献
(※1)厚生労働省 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)
(※2)日本神経学会「認知症疾患診療ガイドライン2017」
2月の行事
などが有りますが、皆様はどのようなイベントを計画されていますか?
寒い2月を元気に乗り越えましょう!
2月の予定
・7日 MCI検査
・13日 己書幸座
・14日 亘理町終活セミナー
・22日 終活カウンセラー協会勉強会
・26日 時短家事コーディネーター勉強会
GONKIYA仙台三越店終活サロン勤務日
1日 4日 8日 11日 15日 18日 22日 25日
1月16日 角田市で終活セミナーを開催しました。
角田市介護推進事業から角田市オリジナルエンディングノートを市民の方に活用して頂けるように終活セミナーのご依頼を頂きました。
さて、どのような内容にしようかと迷いましたが昨年、夫を亡くした経験から身近な具体例をあげ進行致しました。
参加者の皆さんがウン、ウンとうなづきながら熱心にメモを取り終了後には、ご自身の辛い体験を
話に来て下さる方など「終活」の必要性が皆さんの心に響いたのかな~と実感したセミナーでした。
嬉しいアンケート結果が送られて来ました。
角田市の皆様、大変お世話になり有難うございました。
1月のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2025年の新年を迎えました。
皆さんはどんな目標を立てましたか? 私は何と言っても「健康!」です。
健康の1年を送るために、バランスの良い食事・苦手な運動(笑)・質の良い睡眠を心掛けて行きたいと思います。
お知らせ
1月16日㈬
角田市市民センター201会議室 14:00~15:30において終活セミナーを開催します。
角田市の皆様、お世話になります。宜しくお願い致しますね。
《終活情報》 冬場は要注意 ヒートショックとは?
残念なことに冬場は入浴中の高齢者の死亡事故が多発します。
そこで今回はヒートショックについてお話ししたいと思います。
◎ヒートショックとは?
温かい場所から寒い場所へ移動すると、『急激な温度変化により急激に血圧が上下する
ことで、心筋梗塞や不整脈、脳出血・脳梗塞などの発作を起こすこと』です。自宅内では
暖房の効いたリビングから移動した先の廊下やトイレ、お風呂で頻発します。
11月から4月の寒い時期に多く発生していることから、冬場はヒートショックによる事例が
多く含まれていると考えられます。
医学専門用語ではありませんが、上記の現象を示す医療用語として使用されています。
◎ヒートショックの症状とは?
めまい 立ちくらみ 失神 心筋梗塞 不整脈 脳梗塞などが有ります。
◎ヒートショックを起こしやすい人とは?
・65歳以上の高齢者の方(特に75歳以上)
・生活習慣病 (高血圧・脂質異常症・糖尿病) の薬を飲まれている方
・狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞・不整脈、高血圧、糖尿病などの病歴がある方
・飲酒直後に入浴する・食事直後に入浴する・薬を飲んだ直後に入浴する・一番風呂・
深夜に入浴・熱い湯(42℃以上)に、首まで長くつかるなどの習慣がある方
・浴室・脱衣所・トイレに暖房設備がなく、冬場は寒い・浴室がタイル張りで窓があり、
冬場は寒い居間と浴室、トイレが離れているなどの居住空間の家にお住まいの方など
◎浴室や脱衣所でのヒートショックを起こさないための予防法とは?
・入浴前に脱衣所やシャワーを活用したお湯はりで浴室を暖めましょう。
・入浴前後にコップ1杯程度の水分を摂りましょう。
・浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
・食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
・体調が悪い時はサウナや入浴を避けましょう。
・入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
・栄養バランスに気を付けましょう。
・一人暮らしの場合は外部と連絡がすぐ取れるように携帯電話を近くに置いておくようにしましょう。
◎ヒートショックが起きた場合の対処法とは?
*自分で行う対処法
・入浴中にめまいを感じても、急に立ち上がってはいけません。
・浴槽内でクラッとしたなと思ったら、意識があるうちにお湯を抜いておきましょう。
浴槽内で溺れてしまうリスクを少しでも下げられます。
*倒れた人を見つけた時の対処法とは?
・浴槽の栓を抜き、大声で助けを呼んで人を集める
・入浴者を浴槽から出せるようであれば救出する。出せないようであれば、浴槽のふたに
上半身を乗せるなどして沈まないようにする
・救急車を呼ぶ。救急車到着までの間、肩をたたきながら声を掛け、反応があるかどうかを確認する
・反応がない場合は呼吸を確認する
・呼吸がない場合、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を開始する。
胸骨圧迫30回⇒人工呼吸2回を繰り返す。できなければ胸骨圧迫のみ続ける
まとめ
ヒートショックは、急激な温度差による血圧の変化によって生じます。
ヒートショックは夏場でも気温差によって生じる可能性がある他、サウナなどで起きることもあります。
高齢者や高血圧などの生活習慣病のある人はヒートショックのリスクが高いので注意が必要です。
ヒートショックの多くは予防が可能です。寒い冬は安全に努めお風呂を楽しみたいものですね! (参考資料 消費者庁 ライフル介護)
1月の行事
1月のイベントといえば?
初詣、初夢、お正月、年賀状、福袋、正月遊び、成人式(成人の日)、駅伝、餅つき、書初め、鏡餅、おせち料理、
七草がゆ、雑煮、ズワイガニなどなど、1月を代表する行事や文化が盛りだくさん有りますね!
1月の予定
・9日 己書幸座
・16日 角田市市民センター201会議室 終活講座開催
・22日 終活カウンセラー協会勉強会
GONKIYA仙台三越店終活サロン勤務日
7日、11日、14日、18日、21日、25日、28日