終活『お話し仲間』

　　　　　　　　　　　　　　　

 

皆様こんにちは。

あっという間に10月ですね。

朝晩がぐっと涼しくなり、金木犀の香りに秋を感じる今日この頃です。

秋といえば「実りの季節」。

食欲の秋、読書の秋、運動の秋…といろいろありますが、終活にとっても良い季節なのですよ。

暑さが落ち着いて頭もスッキリするので、アルバムを開いて思い出を振り返ったり、

ちょっとした整理を始めたりするのにぴったりです。

「終活」って聞くと難しそうに感じる方も多いのですが、実は“これからをよりよく楽しむための準備”なのです。

肩の力を抜いて、できることから一歩ずつ。秋の景色を楽しみながら、一緒に取り組んでいきましょう。

今月も宜しくお願い致します。

 

終活情報

今回は「お墓はどうする？」についてお話し致します。

お墓といえば家族が承継する家墓が一般的でしたが、ライフスタイルや考え方の多様化と共に、お墓に対する考え方も変わってきています。

よく話し合い、その家にとってふさわしい埋葬のかたちを取りたいものですね！

どこに埋葬して欲しいのか

お墓を誰に継いで欲しいのかなど具体的にみて行きましょう。

 

親に聞いておきたい「お墓」のあれこれ

①    お墓を建てるのか、建てないのか？

②    建てる場合、どこに、どのようなお墓を建てたいのか？

 　そのお墓の承継は誰に頼みたいのか？

③    お墓がいらない場合は、どのような埋葬方法にしたいのか？

④    先祖代々のお墓が有る場合は、どうしたいのか？

 　そこに埋葬して欲しいのか？

 　承継は誰に頼みたいのか？など・・・

お墓が無いとお参りするところがなくて寂しいという遺族もいるので話し合いがとても大切になります。

 

お墓を引き継ぐときに親に確認しておきたい2点について

①    お墓が菩提寺に有る場合

　　住職とお付き合いをすることになるので、法要のときのお布施の金額や、

　　お寺の年中行事について聞いておきましょう。

②    お墓が霊園の場合

　　霊園の場合は、永代使用権を引き継ぎます。

　　親が新しくお墓を購入した場合、子は一度も訪れていない場合があるので

　　墓地の場所や墓標の位置を確認しておいた方が安心です。

 

お墓の継承者がいなければ「永代供養墓」を検討をしてみてはいかがでしょうか？

新しい埋葬の仕方

①    個人墓・夫婦墓➡個人、または夫婦で入るお墓。墓石代がかかるので、合祀タイプの永代供養墓より価格は高くなります。

②    納骨堂➡永代供養・承継も可能。屋内に安置された遺骨を個別に参拝できます。ロッカー式、仏壇式、自動搬送式などがあり、三十三回忌以降は合祀される場合が多です。

③    樹木葬➡永代供養・継承も可能。墓地登録した土地に遺骨を埋葬し、樹木を墓標とし、費用が抑えられ、宗旨、宗派を問わずに利用できるのが特徴です。自然にかえる供養を希望する人や後継者問題で悩む人から選ばれており、庭園型や里山型など様々なタイプが有ります。

④    散骨➡遺骨を粉骨にして海や山にまく自然葬。専門業者に依頼するのが一般的です。業者の代行散骨、乗り合い船の合同散骨、貸し切り船の散骨などがあり、漁業区や観光地を避けるなどのマナーと配慮が重要になります。

⑤    手元供養➡遺骨の一部をミニ骨壺に入れて自宅に安置して祀る方法。

遺骨をロケットペンダントに入れたり、特殊加工しアクセサリーにして身に付けたりする方法もあります。

 

新しくお墓を購入するときのチェックポイント

◎予算➡「いくらかけるか？」

・永代供養量・管理料・＋墓石代・工事費

・次の継承者の負担（管理料など）

◎場所➡「どこに建てるか？」

・規約（宗旨、宗派の制約など）

・交通の便

・環境（日当たり、水はけ、墓地内施設の状態など）

・墓地内の清掃管理状態

 

◎墓石➡「どんなお墓にするのか？」

・墓石の種類、大きさ、デザイン

 

親が元気なうちにお墓を購入するメリット

生前にお墓を建てる「生前建墓」は「寿陵」といって、昔から長寿、子孫繁栄、家庭円満を招く縁起の良いこととされています。

生前に購入している人の理由は、子供に負担を掛けたくない、先々のお墓不足に備え早めに購入しておきたいなどの人が増えたからといわれています。

「生前建墓」は自分の好きな墓地に好きな墓石のデザインで建て、更に相続税対策になるメリットもあげられます。

 

墓地が決まったら、いよいよ墓石を選びます

良い石材店の選び方の５つのポイント

①    こちらの話をよく聞いてくれる

②    石材の種類や品質について詳しく説明してくれる

③    実物見本を店舗や展示場で見学できる

④    見積書、完成図、契約書が分かりやすい

⑤    保証やアフターサービスがしっかりしている

 

お墓の地震対策について

ほとんどの石材店では耐震、免震の取り組みを進めています。

高層ビルと同じ工法を取り入れたり、石塔と台座を一体化させています。

自分のお墓はどのような対策が施されているのか聞いておきましょう。

 

いかがでしたでしょうか？

親が元気なうちにお墓を建てたいと思ってもなかなか話を切り出せない場合は

メリットから話してみるのも良いでしょうね！

 次回は「遺産」はどうする？についてお伝えします。

 

 10月の行事                                                                               　　　　　　　　　　　　

• 衣替え 10月1日
• 赤い羽根共同募金 10月1日から翌年3月31日まで
• 寒露（かんろ） 10月8日頃
• 銭湯の日 10月10日
• スポーツの日 10月13日
• 鉄道の日 10月14日
• 神嘗祭（かんなめさい） 10月17日

・読書週間 10月下旬から11月上旬

• ハロウィン 10月31日
• 神無月（かんなづき） 1
• 紅葉狩り 
• きのこ狩り・りんご狩り・おいもほり 
• コスモス 10月を代表する花の一つです。

10月は食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋とも言われ、旬の食材やイベントが豊富ですね！

 

 

                                               

1日　講演会参加

9日　己書幸座

16日　終活勉強会

22日　終活勉強会

24日　終活勉強会

 

10月GONKIYA仙台三越店終活サロン勤務日

4日　7日　11日　14日　18日　21日　25日　28日