お知らせ
4月のごあいさつ
4月になりましたね!新年度や新生活が始まる方も多いと思いますが
春の訪れとともに、新しいことに挑戦したくなる季節ですが、
皆さんはどんなことに挑戦か決まっていますか。
私は2月にMCI(軽度認知障害)検査を受け正常と診断されましたが、いつまでも脳の健康を維持するために認知症予防に食事管理と運動に取り組む目標を立てました。
食事は地中海料理が良いそうで、オリーブオイル・ニンニク・魚・ナッツ類
運動はやはり有酸素運動で週3回、30分以上のウォーキングが良いそうです。
それと質の良い睡眠や笑いも非常に効果が有るので、笑顔を絶やさず生活したいと思っています。
終活情報
親に異変 もしかして認知症では?
親が認知症になっても、気付くまでに時間がかかった・・・ ということは少なくありません。
物忘れがあっても、加齢によるものと思い込んだり、自分の親に限って認知症になるなんて・・・と拒否する気持ちが働くからです。
国民生活基礎調査(厚生労働省)によると要介護の第一位が認知症です。
働き盛りの年代に降りかかる避けては通れない親の介護。
そこで今回は認知症対策についてお伝えします。
① もし認知症になったらどのような介護を受けたいかを聞いておく
親が元気なうちに、「知り合いのお母さんが認知症になって大変だったらしい」などと他人の話から入り本音を引き出す。
② こんな症状が有れば「認知症」かも・・・
・物忘れがひどい➡しまい忘れ、置き忘れが増え財布や通帳など盗まれたと人を疑う
・判断、理解力が衰える➡新しいことが覚えられない、テレビの内容が理解できない
・時間、場所が分からない➡慣れた道でも迷うことがある
・人柄が変わる➡些細なことで怒る、頑固になった、自分の失敗を他人のせいにする
・不安感が強い➡一人になると怖がったり寂しがる、外出時に持ち物を何度も確かめる
・意欲が無くなる➡下着を替えず、身だしなみに構わない、好きなことに興味を示さない、億劫がる
③ 認知症の「検査」と「治療法」 治療では進行を抑える薬が使われる。
かかりつけ医に相談して専門外来を紹介してもらう、または地域包括支援センターに相談し地域での専門医を紹介してもらう。
「ボケていない!」と受診を拒否されたら、かかりつけ医から直接言ってもらうと良いでしょう。
検査方法
・脳の状態を見る「CT・MRIなどの画像診断」
・知的機能を測定する「長谷川式などの心理テスト」
受診当日は日常の症状をきちんと説明できる人や、本人が安心して頼れる人が同行します。
④ なぜ認知症になるのか?もっとも多い原因は「アルツハイマー型認知症」
・アルツハイマー型認知症が60%
・脳血管障害が20%
・レビー小体病が10%
・その他、脳腫瘍など10%
認知症と間違えやすいのが老人性うつ病が有ります。元気がなくふさぎ込むことが多くなった時はうつ病とも考えられます。
認知症の原因はアミロイドBなどの異常タンパク質が脳にたまることと言われ現在、MCIスクリーニング検査で
アミロイドBがたまっているかを検査出来ます。
早期発見、早期治療が大切ですね
⑤ 「ケア体制」と「住環境」の整え方 地域包括支援センターや介護保険を活用
◎ケア体制について
親が住んでいる地域の役所に要介護認定の申請を行い認定されると介護保険によるサービスが受けられます。
次に、ケアマネージャーに相談しケアプランを立ててもらいます。
地域包括支援センターでは認知症に関する情報が得られるので活用して見ましょう。
また、兄弟姉妹などで、親をどう支えて行くのか、親は勿論ですが、子供や、その家族の人生も大切です。
ケア体制をしっかり話し合うことがとても重要になります。
◎安全な住環境について
失火と転倒防止に注意をします。 運転免許症は返納しましょう。
⑥ 認知症の親との「コミュニケーション」の取り方
認知症と言う病気を正しく理解することが大切です。
親は自分の記憶力の低下に不安を感じ苦しい思いをしているかも知れません。
「私がサポートするから」「大丈夫だよ」と安心させることが大切です。
ついイラッとすることが有るかも知れませんが、怒ったり、責めたりせず一呼吸おく冷静さが必要です。
子供扱いしたり、腫れ物に触るような接しかたをせずに親を尊重する気持ちを忘れずにいたいものですね。
認知症の親にお勧めの話し方
親の目を見ながら明るい表情でゆっくり話します。
親の反応を見て話しの内容が理解できていない場合は、一つのことを取り上げてシンプルに話します。
楽しい昔話で会話がはずみます。
認知症でも昔のことを良く覚えているのでアルバムを見ながら「私が小学校に入学したときよ。お父さん、若くて素敵だったね」
などと話しかけてみましょう。
⑦ 成年後見制度で「親の財産」を管理する
親が入院した時など、まとまったお金が必要になり定期預金を解約するには
本人が窓口に出向くか、委任状が必要になり認知症の場合、難しくなります。
そこで成年後見制度の活用がありま。
「任意後見」と「法廷後見」があり、どちらも親の財産を管理し、必要な支出を適切に処理することで、親の生活と財産を守ります。
家族の誰かが財産の管理をすれば良いと考える方もいるかと思いますが、公正に管理していても他の家族に疑いの目で見られることが皆無とは言えません。「後見人」が管理した方が他の家族の理解を得られやすいのです。
いかがでしたでしょうか!
今は、認知症も早期発見、早期治療で回復の可能性があると言われています。
MCIスクリーニング検査で脳の状態を把握しておきたいものですね!
4月の主な行事
· エイプリルフール(4月1日)
· 新年度(4月1日~)
· 入学式(4月上旬)
· お花見(3月下旬~4月上旬)
· 花まつり(4月8日)
· イースター/復活祭(4月20日)
· 昭和の日(4月29日)
4月の予定
10日 己書幸座
22日 終活カウンセラー協会勉強会
4月のGONKIYA仙台三越店終活サロン勤務日
1日、5日、8日、12日、15日、19日、22日、26日、29日