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2013 / 06 / 01
20:20

愛されボンジュール

タロカリの場所を説明するとき、福岡っ子には決まって「ボンジュールの角を入ったところ」と伝えます。
 
そのくらい、老舗パン屋さん「ボンジュール」はずっと前からそこにあって、
大名を知っている人なら必ず知ってるパン屋さん。
 
タロカリ店長も中学生の頃から大名の古着屋さんやら雑貨屋さんやらごちゃごちゃしたとこが好きで遊んでまして、
もちろんボンジュールのパンも何度も買い食いしたことがある訳です。
 
まさか大人になって、自分のお店が大名にできて、ボンジュールのパンを使わせてもらうなんて思ってもみませんでしたが。
 
いつもニコニコしてやさしてくれる店主ご夫婦ももちろんだけど、バイトの女の子達もみんな好き。
 
山田店主が体をこわされてしばらく入院・リハビリをされていたときには
お店を休業しますの張り紙に、ものすごくたくさんの励ましの書き込みがされて新聞にもとりあげられてました。
 
そのボンジュールが先ほど閉店。
約40年だって。
 
閉店のお知らせが出てからは、私がお店に行く頃はもうほとんどパンが残ってなくて、
最後の3日間は早朝の開店前から長蛇の列。

さっき営業を終えられて、皆さん総出でご挨拶と記念写真の時間がありました
私はただ見てただけで写真とりませんでしたけども、
たぶん記者さんみたいな方が撮ってたんでなにかに載ったらきっといい写真だと思います。
 
怒涛の数日だったらしく、疲労困憊のスタッフのみなさまにコーヒーの差し入れを持っていったら
プレゼントやお花でたくさんの店内。 
 
町のパン屋さんが閉店するってだけでこれだけの人に惜しまれるお店ってそんなにないでしょうね。
愛だなー。
 
そんなことをのんびり感じていたら
 
差し入れたつもりが、お返しに幻のクロワッサンたくさん頂いてしまいました。
 
 
こんなお店になりたいなんておこがましいことは言いませんが、
こんなに愛のある町でお店ができていることが幸せだなぁと感じた最近でした。
 
 
あと、今日タロカリ店長誕生日でした。
たくさんのお祝いをありがとうございます。
今月一杯はどんどんお祝いしてくれていいです。
新しいアイマスクが欲しいです。
ありがとうございます。
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