日記

2024-02-06 22:07:00

あまり使わない変わった技

清流堂で使う技術のベースは中国整体の一派であります推拿という流派の技です。

これをベースに大正時代の姿勢矯正健康法などを取り入れてアレンジして日々の施術に生かしています。

日々施術していると、使いやすい瀉法の技術を使うことが多くなっていますが、元の教科書には他にもあまり使っていない変わった技もあります。

例えば「発法」。簡単にいうと軽いデコピンです。これをリズミカルに軽く頭部に行う事で、頭部の硬直を取って頭痛改善に役立てる、という趣旨の技ですが、なんとも使うタイミングの難しい技です。

他には「一指蠕推法」などもあります。指で軽く押圧するまでは一見指圧技に見えますが、そのまま押さずに軽い振動を入れます。

硬直が強い箇所をピンポイントに振動をかけて解すという趣旨の技ですが、大変地味であり、これも使いどころの難しい技です。

いつか使う場面もあるかもしれないので一通り覚えてはいますが、未だに使いこなせていない技が実はいくつもあります。

少しずつ練習して引き出しを多く持っておくことで役立つ場面もあるかもしれないので知っておくことは大事だと考えます。