日記
2023-08-04 20:24:15
牽引技が有効な場合
当院では筋肉の緊張をほぐす際に、平面圧で圧縮してから解放する、という手段を良く用います。押圧の必要なく筋肉の緊張が取れる場面が多いので、後で痛みなどが発生するデメリットが少ないからです。
ただし、肘、肩、膝、股関節などの各関節部分は圧縮だけでは力みを解除するには不十分ですので、どうしても動かす技が必要になります。この時、日常の姿勢によって頚椎方向、腰椎方向に手足が過度に引き寄せられていると、手足を動かす技がスムーズに使えない事があります。この時、無理に動かそうとすると余計に痛みが増す可能性がありますので、先ずは丁寧に手足を縮める力を解除する必要があります。
この時使いやすいのが牽引技です。仰臥位、伏臥位どちらでも使えますが、肘、膝を曲げた状態で屈曲部分をこちらの腕で支え、捻じれや過緊張を引き延ばすイメージで弱い力でゆっくり丁寧に引っ張ります。
脳に警戒させることなくうまく引っ張ることが出来れば、手足全体の力みを一気に取り去ることが出来ます。
頚椎に対してはリスクがありすぎるので使用は避けていますが、手足に関しては事前に怪我や炎症が無いかどうかよく確認した上であれば、上記のように簡単に手足の力を抜くことが出来ますので、日常の施術で牽引技を利用する場面は多いです。
