日記

2022-12-24 21:33:00

硬すぎる筋肉に対するアプローチ

 事務仕事などをはじめとした前傾姿勢を続けると、お腹や腰の前などの前方の筋肉が常に縮められている状態なのでそのまま硬直し、力が抜けなくなるので姿勢を真っすぐに伸ばせなくなる、というのがこれまで当院でやってきた姿勢に対する説明です。

 

 縮んだ筋肉を伸ばすストレッチのようなやり方で、筋肉が力まない状態を作り出し、緩める事で血流を促す、というのが通常の整体の施術方法だと考えます。

 

 ところが身体が疲労のサインを出している時でも無理して前傾姿勢を続けると、身体の方ではもっと力を出してその姿勢を維持しようとしますので人力では簡単に伸ばせないぐらい硬直していきます。そこを伸ばそうとしても伸ばされまいとして踏ん張る力の方が強くて簡単に伸びないと思いますし、強い力で強引に引っ張りすぎるのは他の部位に過剰な負荷がかかって危険です。

 

 あくまで個人的なやり方ですが、引っ張ってびくともしない筋肉に対しては寧ろ縮めるようにしています。

 筋肉のどこからどこまでに引っ張る力がかかっているのか探し出し、その作用している両端の点を手の平で押さえて中心に向けて縮めますと、筋肉をたわませて力が加わらない状態を作り出せます。

 

 そのまましばらく余分な力を加えずに待ちますと、身体からその筋肉に対して「それ以上力を入れ続ける必要無し」という判断に変わるから、と解釈していますが硬直していた力が緩んで滑らかに動く筋肉に変わります。

 この方法であれば骨格に対して無理な圧を加える必要が無いので、無理に引っ張る技よりも危険が少ないかと考えております。

 中々、筋肉がどこからどこまで作用しているかを触りながら探し出すのは大変ですが、いろいろな部位に応用できるので重宝する技術だと思います。