日記

2022-11-08 22:39:32

三国志の登場人物の名前を冠する経脈

三国志に登場する曹操を治療したといわれる医師で「華佗」という人物がいます。曹操の頭部を麻酔を用いて切開治療しようとして処罰されたという伝記が残りますが、主要な武将ではない為あまり知られていないと思います。

人類の歴史上始めて麻酔治療を行ったとされる伝説を持ちますが、何しろ紀元前の話ですので伝記のみに残る話で真偽は不明です。

ただ、面白いものでこの伝説の名医の名前は経穴の名前に残っています。

 

背部の棘突起の外5分の辺りを、第一胸椎から第5腰椎まで並ぶ経穴群を「華佗夾脊穴」と呼びます。

メインの14経穴に含まれない「奇穴」といわれる経穴に該当します。

一点一点は鍼治療などに用いる経穴ですので通常の整体では用いませんが、この並びに沿って擦法などで皮膚の上から軽い刺激を与えていく事で、猫背によって蓄積した背中の力みを多少なりとも緩めることが出来ます。

たくさんあって覚えるのが大変な経穴ですが、このような興味深い名称をもっているとすぐに覚えられます。