日記

2022-11-03 22:05:37

位置が特定できない腰痛

腰の奥の方の何処かが痛む、或いは動きが鈍い感覚がある、にもかかわらずはっきり何処か分からないので対処のしようがない、という主訴の方がたまに見えられます。

場所が特定できないのでどこにどのように施術していいか中々目標が定まりません。

事前に状態をよく聞き、怪我など施術の問題になりそうな要素がないかどうか確認した上でやれる施術として、横向きで足を大きく動かす、というものがあります。

 

横向きに寝ている状態で、大転子と腸骨の境目辺りの筋肉を、施術者は尺骨の部分で軽く押さえます。

足全体を持ち上げて、先ず前方にゆっくり曲げます。お腹辺りで動きが止まる事が多いですので、無理にそれ以上押さず、10秒ほどそこで停止してから一度最初の地点に戻します。その後、もう一度前方に足を動かすと、さっきよりお腹側に足が上がるようになります。これと同じ動作を、今度は後方背中側にも行います。前方、後方にスムーズに動くようになったら、今度は横方向に動かし、十分に開脚が出来るまで、閉じる⇒開くを繰り返します。膝が股関節に対して真横に開くようになったら、今度はそのままゆっくり頭側へ上げていきます。これも、同じように止まったらそこで停止して、10秒したら最初の位置に戻ってからもう一度上げます。

このようにして前後、横に足が動かせるようになると股関節がどの方向からも解放され、自由に足を動かせるようになります。

これで、股関節のかなり奥まで可動域が増えていますので、押圧では届かなかった箇所もある程度解れているかと思います。