日記

2022-10-04 23:35:05

足首の重要性

 腰痛や膝の痛みなど、下半身に関する主訴が多い方の殆どに見られる共通する特徴が足首が硬い事にあると日頃感じます。

 これだけの細い箇所で全身の重さを受け止めて、柔軟に方向を変えて体重移動の起点となっている部分ですから、ここが硬直しますと地面からの衝撃をそのまま身体に伝えてしまいます。

 結果、膝や腰にダメージとして蓄積し、痛みが発生する原因となるケースが多いように見受けられます。

 

 足首外側、腓骨の下端と踵骨を結ぶ踵腓靭帯、腓骨と距骨を結ぶ前距腓靭帯、腓骨と脛骨の間を結ぶ前脛腓靭帯など、踵と足首を構成する骨の間にはテープのように細かい靭帯が張り巡らされています。足首の内側にも脛骨と距骨を結ぶ三角靭帯が同じように骨の間を結んでいます。

 また、脛骨下端の真下には太陰脾経の重要な経穴である「商丘」、腓骨下端の後ろ側に太陽膀胱経の「崑崙」下側に「申脈」などこれも重要な経穴が配置されています。

 足首の硬直が気になる人は、これらの靭帯や経穴を緩めていくのが重要ですが、ポイントは分かってもどう対処していいかは中々わかりません。

 

 人差し指と親指で足の甲の側から大まかにこの経穴の辺りを軽くつかみ、手の熱で周辺の硬直を溶かすようなイメージで力を加えずにそのままじっと押さえます。ゆっくり足首を動かしてみて引っ掛かりが無くスムーズに動くようになっていれば上記の組織が緩んだ状態です。

 正確には靭帯は皮のベルトのような材質ですのでこれそのものが緩むわけではなく、周囲の筋肉組織が緩んでいるのですが、足首の可動がスムーズになりますと、膝や腰へのダメージが大幅に減りますので、痛みの発生を防ぐことが出来るかと思います。