日記

2022-09-27 22:04:00

腰痛と腸の経絡

 腰痛で整体に見えられる方は多いかと思います。

 経穴の中で腰痛に特に効果的とされているのが太陽膀胱経の中の「大腸愈」です。背骨横を辿って行って腰骨との境目辺りにある経穴です。

 大腸、或いは小腸が他に設定されている経絡は何処かというと「陽明大腸経」が親指付け根の「合谷」や、肘の外側にある「曲池」という有名な経穴を含む、腕の前側にある経脈です。反対に「太陽小腸経」は手の甲小指側から肘の内側を通って背中側に通じます。

 

 腰骨と背骨の境目に経穴があるのは何となく腰痛に効きそうな気がしますが、腕にも腰痛の特効ツボと同じ分類の「腸の経脈」が設定されているのは、腰痛と何か関わりがありそうです。

 姿勢の方からこれを見ますと、大腸愈がある箇所が硬直するのは前傾姿勢による何かしらの作業を連続した時です。当然、鳩尾も腰の前側もこの時前方へ曲げられて圧迫されています。腸の周辺の筋肉への圧迫がある為にその周辺の筋肉が硬くなり、姿勢を前側に引き寄せ続けてしまうために大腸愈周辺の負担が増加して、硬くなって腰痛化する、という流れが想像できます。

 この時大抵腕も前側に突き出して作業します。肘は内側に曲げて上下の高さを固定していることが多いです。

 この、連続する前傾姿勢が「大腸愈」周辺への負担となる事と、腕が前に突き出されて疲労する事が同じ発生原因で同時に起こりやすいことから逆説的に、

 腸に圧迫がある→腰痛になる→腕も披露しているから腕も腸と腰痛に関係がある、

という流れでこのような経絡の位置関係が設定されたのだと想像しますが実際はどうなんでしょうか。