日記

2022-09-22 12:45:00

胆経と頭部施術

 内科などへ診療に行った際に言われて一番困ることが「原因はストレスですね」という文言だと思います。

 その人の所属する環境が原因と言われれば対処のしようが無いし、それは誰にでも当てはまる無敵の言葉だからです。

 どうすればいいのか聞きたくて診療に行っているのに「ストレスが原因です」では「そんなことはわかっているよ」で終わりです。

 

 ストレスが原因であればそれでどこが疲労して、どうしたら対処できるのか?が重要です。

 先ず臓器で一番ストレスの影響を受けるのが「肝(厥陰肝経)」と「胆(少陽胆経)」です。

 

 足の肝経経脈は膝の内側から親指内側までを通りますが、指圧よりも足首や膝を動かす運動療法で血行を促進する方が身体への負担が少なく、効果も大きいと感じますのでここでは省きます。

 

 個人で割と硬直が把握しやすく、対処も容易なのが頭部の胆経経脈です。

 胆経とは頭部のどの辺を指すかというと頭骨の上半分の横側ほぼ全部です。耳そのものも含みます。

  耳周りの皮膚に軽く手を当てて押しまわしてみて、動きが悪くて皮膚自体も硬ければ胆経が疲労している証拠です。自律神経の内、交感神経や副交感神経に関わる経穴が多い為、季節変わりの気温、気圧の変化の影響を受けやすいですが、外部ストレスなどの環境由来の影響も多く受ける場所です。

 

 これだけの広範囲を一か所ずつ丁寧に解していたのでは施術時間は一日あっても足りません。耳の周りも含めて上記のように手の平全体でピタッと頭横全体を覆い、力は抜いて皮膚そのものをゆっくり動かします。

 最初は微動だにしなくても、時間をかければ驚くほど簡単に皮膚が動き出します。硬直が多くても焦って強く押したりはしない事が重要です。

 こめかみ周りが耳周辺ごと動くようになると血行が良くなり、ストレスの原因である物質も減少しますので楽になったことを感じ取れるかと思います。