日記
2022-08-07 10:23:31
瀉法という技術
整体の勉強を始めると、まず最初の知識として習うことの一つに、すべての証(症は医師の使う言葉ですので、整体を習うときは証という言葉を使用します)は実証と虚証に分けられるという言葉があります。
何かが多すぎてあらわれるのが実証、何かが足りなくてあらわれるのが虚証です。
整体をやっていて、多くの人を見てきて、特に感じるのは特定の姿勢が長く続くことによって部分的な力み、「実証」が表れている人が多い、という事でした。もちろん、ストレスや深酒、極度の疲労で胃腸や肝が弱る「虚証」もありますが、割合がそれほど多くないです。
いわゆる整体院が使う「指圧」は虚証に対して行う「補法」の技ですので、硬くガチガチに力んでいる筋肉にはあまり有効ではないと感じます。このため、当院では基本的に「瀉法」という、実証に対して行う技をメインに取り入れ、虚証に対しては状態を伺いながら必要に応じてごく軽い点圧技を使う、というスタイルをとっています。
必ずしも痛くならない技、と言い切ることはできませんが、なるべく身体が強圧に対する拒否反応を起こす事が無いように気を付けながら施術していきます。
