日記

2026-03-02 11:52:00

顎関節症に関して

 2月の寒い時期もようやく抜けて少しずつ暖かくなってきました。寒い時期に冷気から身を守る為に首をすくめた状態が続き、胸鎖乳突筋などの筋肉が硬直している方が多く見えられます。
首が硬直する原因は必ずしも寒さだけではなく、日常生活において頭を前側に倒す時間が長くても、顎下の舌骨筋も含めて固まっていきます。
 顎下方向に引っ張る筋肉の力が強くなると頭を後ろに傾けづらくなり、顎周りの噛む筋肉も連動して引っ張られますので段々と硬直していきます。
 顎を引いていると噛む力が無意識に強まっていき、口を開きにくい状態まで進んでいきますと「顎関節症」と呼ばれる症状になります。
 歯医者さんでマウスピースなどを作ってもらって歯のすり減りを抑える方法が一般的ですが、咬む力そのものが抑えられる訳ではありませんので顎の張りは続きます。
 噛む力を押さえるには顎を上に持ち上げる事が重要ですが、上記のように首の前面の筋肉が固まっていると頭を後傾させにくく、無理に動かすと急な動きに対して無意識で更に力が入ってしまう事も考えられます。
 対策としては首後ろの頭蓋骨下、頚椎を挟んだ筋肉の左右に窪みがありますので左右を軽く押さえ、ゆっくりと頭を後ろに傾けていきます。途中で動かなかったり痛みが出るようであればその位置で15秒ほど止まり、一度元の位置に戻ってからもう一度ゆっくり後傾させてみて下さい。
 動きを止めるときにきついようでしたら椅子の背などに頭を置いた状態で止めても大丈夫です。
 根気よく、顎が持ち上がるまで頭を後傾させて動かせるようになると噛み締める力がかなり軽減しているかと思います。
 また、寝る時もこの首が稼働する状態をキープするために、枕と布団の間の隙間にバスタオルなどを丸めて挟んでおくことで、寝ている間に首前側を引き締めて強く噛んでしまう症状を予防できるかと思います。

 

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