日記

2025-05-23 20:51:00

低気圧と姿勢について

 気温が上昇してくると共に雨予報の日が多くなって来ており、梅雨入り宣言こそまだですが既に湿気も多くなり、その期間に入りつつあるように感じます。

 

 雨の前や、逆に急に晴れたりなど気圧に大きな動きがあると頭痛や眩暈などさまざまな不調を訴える方が増えます。

 昔は根性論が先行して「気持ちが弱いから」みたいに扱われていましたが、近年では漸く「気象病」として医学的に認められるようになって来ました。

 

 低気圧は文字通り空気の圧が下がり、圧迫が減るという事は血管が拡張します。

 身体は急な血流の増加を感じ取ると「セロトニン」という神経伝達物質を出して流れを鎮静化しようとします。心臓への急激な負荷を避ける為の安全装置ですが、血流に加速と減速が急に加わりますので頭痛や腰痛が増すのはこの為です。また、内耳もこの空気圧の変化が影響しますので、人によっては眩暈や吐き気の原因にもなります。

 

 座り姿勢や中腰姿勢が多いと普段でも各関節の筋肉や靭帯が固まりやすくなりますが、この時期は更に気圧の影響で代謝が増減して関節部で停滞しやすくなります。

 水分摂取と軽い運動で代謝を促すのはいつも以上に大事になります。他には熱中症の対策と同じですが、冷やしたタオルを脇や額に当てて神経群を冷まし、セロトニンの分泌を減らすのも不調の予防になります。

 

 また、耳周辺に集合している交感神経を始めとする神経群が過剰に働き、こめかみ周辺の筋肉ごと硬くなっていることが多いです。頭痛の原因になりますので、耳を軽くつまんで大きくゆっくり動かしたり、こめかみを摩るなどしてなるべく柔らかく皮膚が動くように維持して下さい。

 

 気圧の変化は天候そのものが原因ですので個人の対処法ではどうしても限界があります。体調にキツさを感じましたら整体で緩めるのも手だと思いますので宜しくご検討ください。