上野貴子からのお知らせ
秋めいて
九月になりましたね。
九月は防災の日から始まります。
痛ましい自然災害の記憶がまだまだ日本中に根強く残る今年ですが
二百十日には、関東では大きな台風の被害からは、何とかまぬがれました。
もうすぐ二百二十日がきます。それまで豪雨に襲われないですむことをこころから祈る毎日ですね。
そんな九月の初めに、何だか少し涼しいような「新涼」を感じます。
これは、30度を越える真夏日が連日続くからなようで
体感温度が低いために25度を越える日でもほんの少し秋めいて来た感じがするからなのです。
人間は不思議なもので体感温度で、秋を感じるのです。
そりゃまあそうなのかなァ~と思いますが
これは、意外と思わぬ落とし穴を招きかねませんから要注意ですね。
結局、夏があまりに長いこの頃の天候不順、異常気象、地球温暖化などという
気象の変化に気が付かずに押し流されてしまいかねません。
秋めいて感じますが、実はまだまだ連日夏日なのです。
まだまだ残暑が厳しい夏日がこのまま続いたら
お月見の頃まで30度を越える猛暑かも知れません!
ああ、どうしよう!
なのに、なのに、なんと不思議なことに、自然の草花も体感温度で変化するようです。
朝顔や芒がそろそろ咲いていますね。
これは秋の訪れです。
そして、女郎花や撫子が、野山や河原で咲き始めます。
こんな季節にはお月見や芋煮会が最高です。
夜風が心地よい秋の到来です。
こうなると秋はもうそこまで来ています。
そろそろ秋の七草が美しい野山の色づく時期が来ますね。
でも、実は暑いのです。???
この矛盾!へんな秋はじめです。今年も結局は秋が短く、すぐに立冬がくるのでしょうか。
そんな気がしますね。まだまだこのままでは「秋暑し」です。
忘れてしまわないように秋の七草の写真を載せておきます。
野山で探してみてくださいね。
大自然にとっては、ささやかな気温の変化でも、きっと何かを人間にも語り掛けてくれているに違いありませんから。