上野貴子からのお知らせ
新茶の季節ですね。

夏がくるとまずは新茶が美味しいですね。
日本茶の緑色が、青葉若葉の五月にピッタリです。
日本人は毎日必ずお茶を飲みます。暑いお湯を注ぐと、お茶の香りがほのかに漂い、なんとなく落ち着きます。今風に言えば和風ハーブです。
勿論、冷茶がこのところは大人気!
五月の新茶の季節には、すぐに冷茶が飲みたくなります。
今日は、何とお茶づくしのお料理教室に行ってきました。
その名も「和ハーブおばんざい教室」
如何にも和風で日本料理のお教室です。でもでも、これが案外と和風なのか家庭料理なのか何とも言えない楽しいお料理教室です。
先生が私の句会にも来てくれている方でもあって、季節感が満載です。
勿論、そんな訳で今回はお茶の葉を使ったお料理でした。
今回は特別に新茶を直前にお寺さんから摘んで来てくれて、本当に摘みたての新茶を頂くことが出来ました。
まずは、冷たい冷茶を頂き、お教室の始まりです。
今日のメニューはお茶づくし
冷茶
お茶殻入りのきんぴら
茶飯
初鰹のムニエル
お茶のプリン
木の芽のハーブティー
どれもこの時期の初物です。
鰹は五月の頃が初鰹と言われて昔からとても珍重されてきたものです。
八十八夜の茶摘みのころから出廻る新茶とおなじころに好まれていますね。
少し生臭いのでたたきにして食べるのが主流ですが、今回はムニエルです。
切り身でスーパーなどで買っても応用できる簡単なムニエルですが、ここで一つ、普段なら小麦粉を使いますが、今日は米粉を使いました。この辺がちょっと違いますね。
さすがにムニエルに米粉を使うとは知らなかったので以外にビックリ!
触感も軽く美味しいです。
そして、下味にはガーリーックを使い、小ねぎや大葉をたっぷりと掛けてその上からバルサミコをお好みでかけると、素敵なイタリアン風ムニエルです。
鰹の臭みは全然感じられません。ちょっとした薬味が物を言いますね。その辺は先生のお好みやセンスが感じられます。
そして、お茶殻入のきんぴらです。きんぴらですからレンコンですよね。さくさくとしたレンコンとお茶殻がさっぱり美味しいです。
お茶はとことん上手く使える葉っぱだと言いますが、まさしく、今日はそんな感じです。
私は、いつもお茶を入れたあとはお茶っパをキッチンの匂い消しにしています。生ごみの溜まるところに使ったお茶パックを入れて、悪臭を閉じ込めています。
ちょっとしたところにも茶葉は日本の必需品ですね。
今回のお茶は摘みたてのものと市販のほうじ茶と茶ばしらなども隠し味に使いました。案外いろんな形で市販されているようです。
そして、茶飯もありました。茶そばは良くありますよね。少しでも風味が良くて美味しいですが、ご飯にお茶もまた風流です。
ご飯と炊き込むだけで味や香りが沁み込んでバッチリ!
ほうじ茶を使われましたが、これは、かなりバリエーションがきくかもしれません。何かやって見たいと思いました。
試食の食事会でもあっさり一杯きれいに食べてしまいおかわりしたいくらいでした。
ご飯までお茶味で、新茶の季節を満喫できて、とっても楽しい一時でした。最後に木の芽のハーブティーを頂き、さっぱりした気分です。
木の芽もやはり山椒の葉ですので、とても良い香りで、緑が綺麗です。
山椒は春の芽をだして、夏には花を咲かせ、秋には実をつける、まさに日本のハーブですね。実が辛いのでお茶よりも香辛料です。
春から秋まで日本料理には、やはり欠かせませんね。
朝のお茶がまたひとあじ美味しくなりそう。☆彡
新茶の季節を美味しく楽しめてとても幸せで~~~す。
土橋先生有難うございました。
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