上野貴子からのお知らせ
若葉の朝
今日は若葉の美しいゴールデンウイーク真っ只中!
今年はちょっと一休みのゴールデンウイークとなりました。
何だか2017年は慌ただしい中にはじまりやっと桜が咲いたかなァと思っていたらもうゴールデンウイークです。
立春の頃に、体調を崩していて
なかなか元気が出ない毎日でしたが、少しづつ悪ところを直すしかない毎日でした。
まずは、歯です。私は子供のころから歯が弱くて・・・・今回は矯正治療で直してある歯が年とともに弱ったための治療でした。
あまり大がかりではないので、毎週通えば1ヶ月くらいで大丈夫でしょうと言うお医者さんに言葉を信じて通院して、3月になってやっとなんとか調子が出て来て、一本抜いた歯の後もしみなくなり、どうにか普通に物が食べれるようになりました。
これで一安心かと思っていたところに、今度はお姑さんが危篤!
急に持病が悪くなり入院することになってしまいました。お姑さんはもう九十を超える高齢なので余談を許しません。
それでも奇跡的に息が戻り肺炎の熱も下がり、今では自宅で療養しています。
そうこうしている内にもう桜の季節でした。今年は例年よりも早い開花で、追い立てられるようなお花見の頃を迎え、
何と、今度は近くに住む上野の叔母さんがとうとう急に息を引き取ってしまいました。
ちょうど桜が満開でもう花吹雪が舞い始めた頃です。
何と言う最悪の事態!
叔母さんはやはり高齢で九十七歳でした。戦争中にご主人を戦死で亡くしてからいつも上野の商売を一緒にやってきた方だと嫁に来た私も聞いております。
桜の季節の大往生だと惜しみながらにお祈りしております。
何と言うすさまじい春だったことでしょう。
そうして、今度はまた自分の番です。
毎年の喉の検診に行かなければなりません。私は喉に良性の軽い腫瘍があり、この検診を一年おきくらいに念のためにやっておかなければいけないのです。
急に悪性に変貌することはほとんどないと言われているので、あまり心配はないのですが、この検診もあり、今年はゴールデンウイークにはあまり遠出はしていられないのです。
そして、すぐ近い病院で検査を受けました。
その結果が今日5月1日に出たのです。
勿論、大丈夫、相変わらずで変化なしでした。
いやはやなんとの心配な毎日でした。
この検診に病院へ向かった時には、世田谷は桜が満開でした。散り始めてはいましたが予想どうりに長い桜の見頃で、風が吹くと空も地も花びらで一杯でした。
そして今日、いつの間にかもう若葉が青々と空にそよいで風薫る五月です。
美しい若葉の朝の並木道をいつに無くしみじみとした思いで帰ってまいりました。
これから、また毎日、元気に俳句を精進いたします。
つくずく月日の経つのは早いものだと思いました。
人間、何よりも元気が一番ですね。