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2023 / 01 / 06 05:00
厚底シューズに熱い視線 アシックス・ミズノ・デサント、米ナイキ追いシェア争い
ランニングシューズ市場で日本メーカーが反発力の高い「厚底シューズ」を相次ぎ発売している。
2017年以降、同市場では最初に商品化した米ナイキが席巻し、アシックスが追随する構図となっていた。
このほどミズノやデサントも参入し、シェア獲得の争いが激しくなっている。
「ミズノの長距離シューズは元気がなかったが(新商品の投入で)もう一度市場を攻略したい」とミズノは意気込んでいる。
ミズノは9月下旬に、かかとが地面につかない新製品発売した。価格はなんと29700円。びっくり。
かかとをつけずに走るのはフォアフット走行と言うらしい。この走法はスピードは出る代わりに、ふくらはぎに大きな負担がかかり怪我につながり易い走法。ミズノの新製品は、従来品比較で25%ふくらはぎへの負担が軽減できたとのこと。
2017年にナイキが厚底シューズを発売してから構図が一変し、2019年の箱根駅伝では10人の区間賞うち9人がナイキを履いていた。
日本企業ではアシックスが最初に厚底シューズを発売した。アシックスは歩幅に着目した製品を展開。
デサントは、好記録を出す市民ランナー向けに製品展開している。
各社各様のマーケティング戦略をとっていることがわかったので、どこの会社が一番収益がでるのか結果が楽しみである。
シェアトップは、ナイキが揺るぎそうにないが、日本メーカーの厚底シューズシェア争いは関心をもって見ていきたい。