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2023-01-01 05:00:00

あけましておめでとうございます

今年度も情報提供して参りますのでよろしくお願いいたします

 

日本経済研究センターは12月14日、個人の豊かさを示す日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)が2022年に台湾、23年に韓国をそれぞれ下回るとの試算をまとめた。

デジタル化で後じんを拝し労働生産性が伸び悩むことに加え、円安・ドル高でドル換算の金額が目減りするためだ。

国際通貨基金(IMF)と国連によると、日本の1人当たりGDPは2021年時点で3万9583ドル(約536万円)だった。

同じく2021年に韓国は3万9490ドル、台湾は3万2470ドルとその当時は22%ほど上回っていたのであるし、実感として負けるはずがない数字であった。

2022年の急速なドル高はあったが、特に円の下落幅は大きくこの1年で20%ほど下落した。

一方で、ウオンと台湾ドルの下落幅は10%ほどであった。

その結果として、来年には一人当たりのGDPは台湾だけでなく韓国にまで負けてしまうのである。

逆転は為替要因だけでない様子

DXで先行している韓国、台湾はますます水を空けると予想している。

加えて言うと、日本は一人当たりのGDPで2007年にシンガポール、2017年に香港にすでに抜かれていて、台湾、韓国に抜かれるとなると、かつてアジアNIEsと呼んでいた、アジア新興工業経済群全ての国抜かれるのである。

年明け早々であるが、今の日本の立ち位置を理解したうえで、国際競争力をもつにはどうするかを考えていきたい

アジアNIEsと言えば、私が大学生だった時代の呼び名

30数年たち時代は変わった