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2022 / 12 / 06 05:00
耕作放棄地を再整備 アグリファーム未来
http://agrifarm-mirai.com/
農産物の栽培・販売を手掛けるアグリファーム未来(熊本県山鹿市)はサツマイモの輸出に力を入れている。
海外展開を始めてから4年目で4カ国・地域に販路を広げ、年間輸出量は約100トンに上る。
甘みが評判となり、焼き芋などで楽しむ需要を捉えている。
「取引先から『サツマイモ農家を知らないか』と尋ねられたのがきっかけだった」。
太田黒周二社長は栽培に乗り出した当時を振り返る。サツマイモの一部品種が値上がりし、取引先が調達に苦労していた。
そこで郷里の山鹿市に多くあった耕作放棄地を農地として再整備し栽培できないか探り始めた
様々な苦労を経て「べにはるか」が焼き芋に適したサツマイモであることがわかってきた
当初は国内販売だけだったが、今では台湾、タイまで販路拡大している
自社生産だけでは旺盛な需要を賄いきれずに生産者仲間を増やしてきた
現在のサツマイモ収穫量は500トン そのうち100トンを輸出している
最近ではイチゴ栽培も開始するなど元気がいい様子 海外で稼ぎ、地元に還元したいと社長は言う 当社で働こうとする若者は多い
農業ダメのイメージがあるが、挑戦する気持ちと戦略でこんなに素晴らしい会社になれるという良い事例である
うちでもサツマイモは作っているが、すぐにモグラやネズミにかじられて商品にならないのである
なんとかしたいが、私にはなんとかする時間もないし、知恵もない