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2022 / 11 / 12 05:00
在庫はジャストインケースが主流化??
企業が在庫を切り詰めるジャストインタイムから、有事に備えて在庫を増やすジャストインケースに移行しつつある
企業はどう対処すべきなのか?
ある米国自動車メーカーは、数十ドルの部品不足のために5万ドルの乗用車が販売できなくなるリスクがあることに着目するようになった
そうかといって、2倍近くに積み増しした事例もあるが、ちょっとやりすぎ?
ジャストインタイムの権化である、トヨタでさえも、傘下の下請け先に、ジャストインタイムを続けるための支援を出している
なんと傘下企業に現金を振り込みして仕入に支障をきたさないようしているのである
ちなみに貴方の会社が、在庫が多いのか少ないのかの判断は、同業他社比較をすればすぐに判明します
製造業であれば月商の0.8ケ月分程度が平均水準
それ以下なら◎、多少多くても〇と思うが、基本的に在庫自体は利益を産むものではなく、在庫は悪という考え方が主流であることは認識しておいた方がよいと思慮します
政策公庫や銀行さんにヒアリングすると、同業他社の平均数値を教えてもらえるので気になるようであれば、確認したらどうでしょうか??