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2022-11-07 10:23:00
転職市場でアパレルファッション業界の年収が高騰しており、店舗販売員の年収が最高値を付けた
顧客の肌の色や骨格などを踏まえた提案といった高いスキルを持つ人材が求められている
主要な顧客である若者はSNSで自分を発信する機会が多い
ネットだけでは得られない自分らしさを表現する助けとなる販売員に魅力を感じ、店頭に足を運んでいるようだ
8月には同業種で年収362万円となり前年同月比較で7万円強値上がりした
3年前(コロナ前)比較なら37万円も値上がりしている
似たような業種のスーパー、雑貨などの募集年収は8月が340万円で前年同月比23万安、同3年前比較で21万円安となっているのと対照的である
コロナによりネット購入が定着したし、ECが今後の有望市場であることは間違いない
しかしながら、自社しかない強み、自分らしさを見つける場としてリアル店舗には価値が見いだされてきたのである
若者世代で他人と違う見せ方や個性を重視するのは、これまたSNSの影響である
SNSでは他者の価値観や趣味を認め合いながらつながっているとのことである
販売員と言えば、店につくとついてこられるイメージがある
しかし、どんな商品であれ、その販売員さんの知識や提案が「自分に合う」と思えば、その人がいる店舗で買いたいとも思う
名前までは覚えられないが、顔は思い出すし、こちらの要望を言わなくても、商品を出してきてくれる
ただ残念なのは、いつの間にか転勤になったり、店が閉まっていたりして、せっかくお気に入りの販売員さんに会おうと思っても会えないことである
アパレルは厳しいのだなとは感じたことを思い出す