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2022 / 11 / 02 05:00
福井県越前鯖江地区 産業観光で稼ぐ手法 日本一の産業観光地への取組
10月7日、8日に福井県鯖江地区で「RENEW2022」が開催された
鯖江地区は半径10キロ以内になんと7つもの地場産業がある
その地場産業そのものを観光化しようという試みである
漆器、和紙、タンス、刃物、焼き物、メガネ、繊維それに蕎麦まである
このような地区は全国でも珍しい
衰退の一途であった職人の町は、「RENEW」によって産業観光地として生まれ変わりつつある
初回は2015年 22社の出展で来場者は1200人
しかし2022年3月開催分は、80社が出展しで来場者は27000人にまで膨れ上がった
いろいろな地場産業を見て、触れて、買う。
見学ツアーでは、町の歴史も技術も教えてくれる。
しかもびっくりするのは、町おこしをしているのは県外の人が大半であり、鯖江にあこがれて鯖江に住み、鯖江のために町おこしをしているのである
デザイナー、職人希望者、WEB技術者など幅広い
重点を置くのは、「産業観光できちんと稼ぐ」「越前鯖江を日本一の産業観光地にする」の2点である
地元米原でも町おこしはあるが、それはハレの日で、年1度限りというものが多い
ほんとにお祭りの町おこしで、祭りが終わると1年間何もない
鯖江は祭りではなく、ビジネスとして町おこしをやっていこうとしている
衰退する地域を復活させる手法として全国的に関心が高い
鯖江は、よく蕎麦の里に行く。メガネの里とか織物の里とかいろんな里があります。米原から高速で1時間少しで行けますので、「産業観光」として行ってみるのもいかがですか?