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2022 / 10 / 20 05:00
酒造会社 中野BC(和歌山)の梅酒戦略
酒造会社 中野BC(和歌山)の梅酒戦略
梅酒・梅果汁 紀州和歌山からお届け致します、中野BC。 (nakano-group.co.jp)
中野BCは、和歌山梅酒だけでなく、果汁を加えたカクテルタイプなど品ぞろえを充実させて、輸出先に合った商品を売り込む
現状は中国などアジアが中心だが、欧米市場の開拓にも力を入れている
1979年最初はロシア向けに細々と売っていた
なぜロシア?の理由は記載してないが、ほとんど売れなかったのは事実らしい
このままではじり貧であり、紫蘇を入れた赤い梅酒、ハチミツを入れた黄色い梅酒、それなら緑色もあったほうが良いと緑茶入りの梅酒など3色梅酒を販売するも鳴かず飛ばず
潮目が変わったのは、2000年に入ってから
折からの健康ブームで梅酒が見直され出荷量が伸びた
2012年に国内のブームも一巡したので、本格的な輸出に乗り出した
最初のターゲットは中国 中国の梅酒は砂糖を入れないため、酸味に強いものが多く、日本の高級梅酒という路線で販売を伸ばしていった
以降タイや香港、台湾へも進出
グルメの国、フランスでの商談では、商談即採用が相次いだとのこと
現在では35か国、品種にして40種ものラインアップとなっている
2013年に和食がユネスコ文化遺産になってからは、海外でも和食人気が高まっている。
当地でも『和食』を売りにしている食品関係の方がおられたら、ここは思い切って、輸出で勝負するというのも方策ですね
中小企業庁や滋賀県でも海外販路開拓支援は相当に充実してきています
私も、生きているうちに、海外への商談会に参加したいと思っています
そのために売る商材も今のうちから試作していこうとしています