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2022-09-28 05:00:00

 

かつてバスケといえば、マイケルジョーダンが豪快に決めるダンクシュートであったが、今や3点シュートが多投されている

2021年の女子バスケでは、出場国で2番目に背の低い日本が銀メダルに輝いた

小さくでも世界で互角に戦えることを示してくれた

 

コーチのトムホーバス氏は、数千試合の競技データをもとに3点シュートを軸とする戦術を採用し、それが見事にはまったのである。

 

NBAではシュート分析をしており、3点シュートの割合は過去24年で16%⇒40%
まで増えている

ちなみ3点シュートの成功確率は30%超と昔から変わっていない

そこに技術の向上は無いのだが、3点シュートを警戒することが増えたことから、ゴール付近の守りに隙ができて、ゴール付近の2点シュートの成功確率が上がっているという分析

 

なるほどなあ、、これがプロの分析だと思う

数字で説明しきれないことを説明することの重要性

今まで見えていなかったことが見えてきて、見事結果に結びつけている

 

なぜこのようなことが日本のコーチにはわからなかったのだろう??

根性主義の弊害??よくわからない

 

数字で議論をすることは私たちのビジネスに大きな示唆を与えてくれている

多くの社長が、「数字のことは経理に任せている」とおっしゃっていた

数は少ないが、「俺は数字のことはよくわからん」とおっしゃっていた社長もおられた

 

但し

不思議なことだが、数字のことがよくわかっていなくても、いつも犬の散歩が優先、筋トレばっかりしている、ゴルフばかりしている、そういった社長さんでも業績が伸びている会社もあるのもまた事実である

こういった社長さんは、細かい数字より、正しい戦略をもち、また時流をうまくとらえているので、それほど頑張らなくても、業績がいいのだと思う

「数字がわかれば経営が必ずうまくいく」とは言えないが、知らないよりは知っている方がうまくいく確率は高まります