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2022 / 06 / 22 05:00
木村石鹸工業(大阪府八尾市)の事業承継事例
木村石鹸 | 大正13年創業。家庭用、業務用洗浄剤、金属表面処理剤(バレルコンパウンド) (kimurasoap.co.jp)
1924年創業とあと2年で創業100年企業
現在の社長は4代目
おもしろいのは、自分の人生を決められるのが嫌で、会社を継がないと宣言し、ITベンチャーを立ち上げた経緯もある
風向きが変わったのは、3代目である父が、当時の工場長に社長を譲ってから、運営が思わしくなくどんどん社員が辞めていった
そこで、相談を受けた現社長が、知り合いの外資系会社の役員を連れてきた
しかし、方針が全く当社と合わず離職は止まらない
更に、「新事業失敗したら、社員のせい」というとんでもないタイプの外資系社長
再び3代目に頼まれ2013年に4代目が入社
2016年社長就任
・失敗してもいいから挑戦しよう
・失敗の責任は社長が負う。社員の責任は仕事をやりきるところまで」と何度も社員向けに説いた
2019年からは自己申告制の給与体系を導入
「ここが課題なので、〇〇することによって、生産性を〇〇パーセント高めます。給与は〇〇円を希望します」といった申告をしてもらう
現在のところ、申告した人の給与は10%ほど増えたが、それ以上に会社の生産性が伸びているとのこと
この記事を読んでいると
のびのびと自発的に!!
というのがぴたりとあてはまる企業に思える