インフォメーション
2022 / 06 / 18 05:00
衰退する大国のわな
ロシアや中国がなぜこんなに攻撃的なのか?との分析があったので紹介する
その一番の理由は、国力の衰退、人口の減少に対する恐れである
一番、大国が攻撃的になるのは、自信満々で着実に台頭している時ではない。
成長してきたが、今後の目標が達成できなくなると恐れた時に、無謀なリスクをいとわなくなる
これで 衰退する大国のわな と呼ぶ
事例
第一次世界大戦のドイツ軍
太平洋戦争の日本軍
などである
現在の中国は、実は、コロナ前に成長のピークを過ぎていた
習近平主席が、10年、20年後の中国を想定した際に、廻りを敵に囲まれた状態になっていると予想したら、今のうちに周辺国を軍事力でコントロールしておいた方が良い
と考えてもおかしくない
その延長線上に、香港があり、台湾がある
そう考えると、わざわざ米国大統領が日本に来て、台湾問題のことを日本であれほど言うわけがないと思う
事態は予想以上に進んでいるのかもしれない
またロシアは、2008年頃から経済が衰退に向かっている
このままでは、衰退しかないと考えたプーチン大統領が、今のうちに周辺国をコントロールできる状態にしておこうと考えるのも理に適う
以上は、アメリカ ジョンズポプキンス大 ハルブランズ教授の推察である