インフォメーション
2022 / 04 / 08 05:00
薬価下げで、日本市場を敬遠する海外製新薬 ドラッグラグの懸念
欧米で開発された新薬がなかなか日本に上陸しない
日本では、薬価下げ圧力が強く日本市場を敬遠している様子が伺える
わらにもすがりたい患者は、こういう新薬を個人輸入している
しかしながら、その輸入コストは1か月500万円である
とても普通の人で買い続ける人などおられない
これは、日本の薬価を決めるルールの「市場拡大再算定」の影響である
要は、売れすぎた新薬は、最大50%価格が下げられるルールがあるのである(年間売上1500億円以上の薬品)
売れすぎて儲かっているなら、薬価を下げよ!とする厚労省
新薬開発には莫大なコストかかっていると訴える薬品メーカー
製薬業界も、莫大なコストのかかる新薬を作れるメーカーは一握りで、他の中堅薬品会社は、特許切れ薬品の製造販売でしのぐしかなくなっているのが我が国の製薬業界らしい
消費者からすれば、薬価を下げてほしいが、薬価を下げすぎれば、欧米の効き目のよい新薬は入ってこないというジレンマがあるとのことである