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2022 / 04 / 04 05:00
デサントの戦略
デサントの戦略
1935年大阪で創業
2021年度グループ売上は1500億円(日本と韓国と中国で各500億円程度)
水泳のアリーナ、ゴルフのルコック、マンシング、サッカーのアンブロなど多数のブランドを持つ
従来から、日本と韓国を主戦場として販売してきたが、韓国のカントリーリスクをめぐって、大株主の伊藤忠商事と対立し、敵対的TOBを経て現在に至っている
水泳では入江選手、ゴルフでは松山選手など超一流アスリートが着用している
それは、各テレビ放送で、全世界に放映され、同社のブランド力向上に役立っている
トップアスリートを育てると、倍々ゲームで売り上げが上がっていくという模範例かもしれない
さて、そのデサントであるが、上記の通り、中国での売上が、日本、韓国市場と肩を並べるまでに成長した
中国では、ビジネスでも、ジャージ素材やゴルフウエアを着る習慣があって、ゴルフウエアでも普段使いで買う顧客が多いのだという
中国のスポーツアパレル市場は約3兆円と日本の3倍
アディダスやナイキなどとの競争もあるが、デサントは縫製が他社とは全く違いすごく動きやすいのだという
なかなか中国へ行くこともできないが、日本を代表するスポーツブランドとして大きく成長してほしい
そういえば、中国ドラマなどで、ビジネスマンが、ジャージ姿で交渉テーブルについている
そんな習慣があるとは知らなったので、「だらしない経営者だな」と思っていたが失礼しました
また私は土日祝などは、普通にゴルフズボンやポロシャツを着ています
決して中国の方を真似している訳ではないのですが、単に普段着るものが少ないだけです