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2022-01-21 05:00:00

農業産出額の減少傾向が続く中、付加価値の高いブランド作物を生み出そうと自治体や地域の農協が積極的な品種登録を進めている

有効登録数は3万件弱となり、年間登録数は1500件と1994年度の2.9倍に達している

 

登録者は、農水省に25年~30年程度は、登録料を支払い国内での栽培を独占できる

 

 

産地間の競争が激しさを増し、北海道や沖縄、新潟、静岡などが登録数が多い

 

登録数が多いほど、地域の売上高が大きい傾向がある

 

 成功事例としては、栃木のスカイベリーというぶどうがあり、年間販売高は15億円にも達している

 

また北海道では、うどん粉病に強いメロン「送り姫」

沖縄では酷暑に耐える小菊「太陽の〇〇」シリーズがヒットしているとのこと

 

さてそれでは滋賀県はどうかというと、なんと1994年以来合計でたった4件

近畿地方でも下から2番目

しかも稲ばかり

よくコマーシャルで滋賀県知事が「みずかがみ」という米の品種をPRしているが、私は未だ食べたことが無い

 

ダントツの最下位はなんと大阪で合計2件

 

件数がすべてではない

登録料もかかるし、地域ブランドばかりが増えてあまり差別化できなくなってきていることもわかるが、せめて年に1件くらいは申請してほしいものである。

なぜこんなに少ないのか、今度、農産普及所の方に聞いてみます。結果はまたアップします。