2023/07/28 13:48
update 夏だ!! まだまだ・・・ これから、 鎌倉小町庵では暑い日々を乗り越えるため
鎌倉小町庵での出来事
厳しい暑さを乗り切るため
まずは、玄関先に打ち水
虹さんの登場です。
そよ風に、岩鑄風鈴「線香花火 金/ 黒 」
心地良い音色に包まれます。
緑が多いことで 木陰の涼しさ、
そよ風の流る音、
空気も浄化されているようで、
新鮮な瑞々しさを感じさせてくれます。
この猛暑に頑張る生命の息吹も
暑さを多少凌げるのかな、
室内に
見て涼しむ 金魚鉢を置きました。
ガラスの金魚が冷たさを感じさせてくれます。
鉢に水を入れて、
暑さ凌ぎに 両手を翳します。
団扇を使って、風鈴の音色を楽しみ、
風車は、50年以上使っている扇風機の送風で回っています。
観て涼み、楽しみながら
暑さを忘れさせてもらっています。
金魚橋を 玄関先に 移動
あっとー言う間に水がお湯になってしまいました。
「ガラスの金魚で 良かった」と
胸を撫で下ろす (安堵)
朝はウグイスの囀りで起床
お昼近くになると
紅葉に吊るしてある風鈴が
風に揺れる枝と共に 優しい音色を聴かせてくれます。
原種のハイビスカスも日々真っ白な花を咲かせてくれます。
音はしませんが、観ているだけで 心を癒してくれます。
真っ白な風車のようですね。
白いハイビスカスの花言葉
純白の花嫁のようなイメージから
『艶美(えんび)』
あでやかで美しい、つややかでなまめかしいこと
セクシーなイメージのことですかね。
2023.7.28
暑さで
今日は、ギンギンに冷やした
ところてんを おやつに
夕食は、ひやむぎ にします。
2023/07/22 19:24
update 雑学 知っておいて 得する 得しない。
みなさんご存知ですか?
「 賢し人 」
さかし-びと と読みます。
意味は、かしこい人、賢人(けんじん)と言うことですね。
文字 通り
古文を学んでいる方なら、ご存知と思います。
推古紀
「五百いおとせにして乃今いましいま賢さかしひとに遇ふ」
また、しっかり者として
源氏物語 帚木 で
「このさかし人はた、
軽々しきもの怨じすべきにもあらず、
世の道理を思ひとりて恨みざりけり」
【現代語訳】
この賢し女はいかにも
軽々と嫉妬口にする様子もみせず、
男と女の情理をわきまえ知って恨んだりいたしません。
「2023 源氏物語を正しく読むために」より
ここで言う 賢し女(さかしめ):賢く優れた「女子(おなご)」のこと。
もうひとつ
賢し顔(さかしがお):自分でかしこいと思っている顔つき。
では、
賢しら人(さかしら-びと)
意味は、
-
1 そうに振る舞う人。物知りぶること。また、そのさま。かしこだて。
-
2 自ら進んでする人。また、そのさま。
-
3 よけいな を焼く、出しゃばる、おせっかいな人
-
4 さし を言う人。 (ざんげん) 。
[名・形動]《「ら」は接尾語》だけで
賢さの賢人・賢者のように振舞う仕草をする偽り者に変わります。
日本語て、 意味深く
昔の方々は、凄いですね。
なんで、こんな雑学を・・・と、
実は、
十七世紀のスペインの著述家であり、哲学者、修道士、
「バルタザール・グラシアンの賢人の知恵」
を手にし、ウィキペディアで調べていたら、
と言う訳でした。
「成功するための知恵」
自ら運命を切り開く
賢人は、何事にも偶然はないことを知っている。
誰でも幸運を掴む能力は備わっているのだ。
ただし運命にじっと身を任せるよりも、
自ら運命を切り開いていく人になろう。
・・・・
・・・・
それがないことは最大の不運だ。
「バルタザール・グラシアンの賢人の知恵」より一部を引用させていただきました。
このイラストは
創作神楽
『女たちの畠山重忠』&『源実朝に寄せて』
当庵ホームページ「お知らせ」掲載で描いたものです。
加えて、
源頼朝は、鎌倉に三つの大きな寺院を建立しました。
鎌倉三大寺院ですね。
その中の一つ、『永福寺』
建立に携わった畠山重忠
縁合って ご紹介させていただきます。
国指定史跡 永福寺跡(ようふくじあと)
こんな自然の中に寺院が建っていたなんて、
鎌倉市 「二階堂」の由来の地
源頼朝によって建立された永福寺(ようふくじ)の本堂を二階堂と言ったことから
この地を二階堂と呼ぶようになったといわれています。
源義経、藤原泰衡など、頼朝の奥州攻めで亡くなった武将たちの鎮魂のため、
平泉の中尊寺二階大堂を模して建立され、建久5年(1194年)に
二階堂・薬師堂・阿弥陀堂の山堂が完成しました。
昭和58年〜平成8年の発掘調査結果、
二階堂・薬師堂・阿弥陀堂の三堂を中心とする
壮大な伽藍や庭園の存在が確認されました。
伽藍の配置は三堂が複廊を介して南北方向に一列に並び、
両側の堂からはL字型の廊が付属し、
中門・釣殿が造られていました。
こうした伽藍配置は他に例を見ないもので、
当時の国内でも有数の規模を持つ寺院でした。
鎌倉幕府から手厚い保護を受けてましが、
応永12年(1405年)に焼失し、以降は再建されませんでした。
鎌倉市の永福寺跡ホームページより
是非、「AR 永福寺」でご覧ください。
また、永福寺跡へ足を運んで頂きまして復元CGでご覧ください。
先日、永福寺跡に観光で来られていた中国の方に
「AR 永福寺」アプリを教えてあげました。
喜んでいただきましたよ!
鎌倉にお住まいの方でも なかなか足を運んでいらっしゃてないようです。
途中で、瑞泉寺〜天園ハイキングコースへ向かわれるんですか〜ね。
岩手県平泉町から寄贈された「中尊寺ハス」
数年後には、鎌倉名所になりますね。
鎌倉三大寺院
二階堂の永福寺(国指定史跡 永福寺跡)と雪ノ下の勝長寿院(勝長寿院跡の碑)
どちらも廃寺
残る大寺院は、鶴岡八幡宮でした。
2023/07/17 14:12
弟切草(オトギリソウ)の花が咲きました。
2023年7月17日<海の日>
オトギリソウの苗木を山形県鶴岡市より取り寄せ
日々水やりをしていましたら、
咲きました!
咲きまいた!
HORTI by Green Snapより
別名 ヒペリカムとも呼ばれ
タンニンを全草にたくさん含んでいます。
タンニンとは、ワインや渋柿に含まれる渋味成分で
内服することで月経不順の改善や
鎮痛作用が期待されています。
また、茎や葉っぱの絞り汁は傷口や打撲症の患部に塗ると、
痛みを鎮める効果があります。
鎌倉小町庵の入り口に咲いている
金糸梅(キンシバイ)なんですね。
でも、似てますよね!
葉っぱの渋い色が「庵(いほり)」に似合う。
渋い色の葉から古典的な和のイメージ
山里の寺子屋みたいですね。
2023/07/02 10:39
小さな黄色い花 金糸梅(キンシバイ)かな、可愛いく綺麗なままに
鎌倉小町庵に咲く一日花をそのままに
開花時期も終わりに近づき、
朝摘みの花
綺麗な黄色が みるみるうちに 変わってしまいました。
押し花にもしてみましたが、
数多くある「金の糸」と喩えられる雄蕊が
絡み合いイマイチでした。
南天の赤い葉と 夕摘みの花
花弁が開き切ってしまいます。
でも、可愛らしく咲く 花の雰囲気は
楽しませて もらえますね。
来年には、綺麗なハーバリウムをご紹介しますね。
先日、庭師さんから
ゲンペイカズラを頂きましたので
ご紹介
名前の由来は
赤色と白色の萼が対照的で美しく、
この対比を源氏と平氏に見立てた名です。
また、
ゲンペイクサギとも呼ばれ
日本に自生するクサギ(臭木)の仲間。
明治時代に渡来したアフリカ原産の常緑つる性低木です。
初夏から秋まで長い間
花を楽しめるそうです。