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アトリエ イソニコ 鎌倉教室から11月のお便り
鎌倉小町庵 オリジナル 『昔むかしのお話し』の蘊蓄 お便り
浦島太郎のお話しは、
鎌倉時代末期から江戸時代にかけての
「御伽草子」に収録されているそうです。
また「御伽草子」だけでなく
「丹後国風土記逸分」「日本書紀」「万葉集」などでも
「浦島子」の伝説として伝えられているとのこと
お話しのはじまりは、
漁師の浦島太郎が、ある日亀を釣り上げたことからはじまります。
可哀想で逃してやりました。
数日後、ひとりの女子(おなご)が船で浜に現れました。
女子の故郷(竜宮城)を探しに、一緒に行くことになりました。
竜宮城へ着きました。
ここからは、大人の昔むかしのお話し(鎌倉小町庵)
オリジナルバージョンになります。
竜宮城では、みんなが歓迎してくれました。
飲めや・・・歌えや・・・!!
との話し、
浦島太郎の歌では、
むかしむかし浦島は ♪♫♩
助けた亀に連れられて 🎶
龍宮城へ来て見れば 🎶
絵にもかけない美しさ ♪♫♩
このくだりは、明治時代に活躍した
童話作家 巌谷 小波(いわや さざなみ)が発表した
「日本昔噺」がもとになっているお話しです。
(ホンシェルジュの「うらしまたろう」より)
女子(おなご)は乙姫でした。
二人は夫婦となり、竜宮城で暮らしていましたが、
3年たったある日のこと、浦島太郎は両親のことが心配になりました。
浦島太郎は乙姫に陸へ帰る事を言いました。
承知した乙姫は、3年前に助けてもらった亀の化身であったことを告げました。
そして「かたみの筥(はこ)」を手渡し、「決して開けてはなりません」と伝えられ、
浦島太郎は約束をしました。
旅支度を終えて、みんなに別れを告げました。
村へ帰った浦島太郎は、びっくりしました。
村はありません、両親と暮らした家もありません。
歩いていた老人に話を聞くと
「噂では、約300年前(鎌倉時代)にはここに村があったようだ」
竜宮城の3年間は、陸では300年も過ぎ去っていたのです。
今は安土桃山時代です。
浦島太郎は後悔するばかりでした。
手には、乙姫に貰った『かたみの筥』を大事に持っていました。
浦島太郎は、人生のどん底だと思いつつ、
乙姫から「決して開けてはなりません」と言われ、
約束をした『かたみの筥』を開けてしまいました。
ぎゃ〜!
目の前が真っ暗になり、
人生のどん底を超え、
座折感で、その場に立ち尽くすばかりでした。
御伽草子の物語では、
竜宮城の3年間が地上では700年の歳月であったり、
かたみの筥を開けた途端に、紫の雲が立ちのぼり
浦島太郎は老人から鶴になってしまい、
蓬菜山と言う仙人が住むと言うところへ飛んで行きます。
時を同じくして、竜宮城の乙姫も亀へと姿を変え、逢菜山へ向かい
鶴と亀が再会するといったラブストーリーとなります。
鎌倉小町庵のストーリーは、どうなるでしょう。
この続きは、
YouTubeで
『昔むかしのお話し』
第五話までUPしてあります。
AI音声での制作です。
是非、ご覧ください。
「昔むかしのお話し」第一話、第二話 you tube 公開 & 鎌倉小町庵にて『やぐらあそび』
昔むかしのお話し
第一話
第二話
第三話
第四話
第五話
第一話と第二話は限定公開でしたので、このほど公開にしました。
リンクをクリックして、ご覧ください。
つづきは、いずれUPしますね!
C.V.C studio HARUより
鎌倉小町庵
〜 櫓遊び 〜
先日、鎌倉小町庵の玄関脇で成長した
トウネズミモチ(漢名:女貞)
モクセイ科の木の枝を払いました。
・果実を干したものは、
女貞子(じょていし)と称する生薬の「強壮剤」になります。
葉っぱが、こんもりと茂ったので
枝払いをしました。
さっぱりとしましたね。
カットした小枝は、『遊び道具』
筏(いかだ)風に並べ、交互に積み上げ
どこまで高く詰めるか?
子供たちの 遊び道具 ですね。
意外と、頭を使いますよ、
同じサイズや同じカタチがありません。
まして、二股だったり、撓っていたり、
小枝を切ったところがいくつも残っている枝もあります。
なかなか、綺麗に積み上がりません。
キャンプファイアーの薪組のように
井桁組で積みあげる競技にしたら?
面白いかも!!
例えば、制限時間内にどれだけ高く積めるかを
競うとか?
子供たちは、喜びそうですね。
太目の幹は小枝を払い
『魔法の杖』のようになりました。
この幹は、何か利用できればいいな〜と 思案中です。