鎌倉小町庵にて、
2022年1月1日(土)〜 3日(月)10:00〜17:00
2022年1月4日(火)休庵
2022年1月5日(水)〜 7日(金)10:00〜17:00
どなたでも、ご自由にご覧いただけます。
但し、小さなスペースの鎌倉小町庵なので
大勢の方々が一度にいらっしゃいますと困ってしましますので、
みなさん!!! ご協力くださいね!
「#風と旅する龍」のものがたり
かつて、天の国に、空を駆ける龍達の時代があった。
しかし互いに力と覇権を競い争いあった末にその数を減らし、 栄光の時代は、遠く過ぎ去った。
龍達は、天の国から去り、ある者は地を這う蛇に、 あるものは力を振り絞り、雲を縫って彷徨い続けた。
ある時、散り散りになってしまった仲間を探して旅をする1匹の孤独な若い龍が、 雷雲の合間をふと見下ろすと、遥か下の地表の谷間に、自分に似た龍の姿を見つけた。
若い孤独な龍は、ついに仲間に出会えたと思って舞い降りたが、それは、池に映る自分の姿であった。
絶望した龍は荒れ狂い、岩山を崩し谷を広げ洪水を起こした。 龍のせいで木々は倒れ、谷に住む生き物たちは大水に巻き込まれてしまった。
そして、龍自身も、そんな自暴自棄な自らの所業で大袈裟を負う。
それでも、谷に生き残った生き物たちは、 絶望し力も失い、朦朧と死を待つだけになって弱り果てた龍を、 天から落ちた神の使いとして敬い、
そしてその境遇と痛手を憐れみ気遣った。
後悔と懺悔に苛まれる龍の前に、古の星の時代に天の国で暴れて追放され、 やはりこの谷に落ちて精霊になった星のカケラが現れる。
星の精霊は龍の境遇に共感し、龍を教えさとし、新たな生へと導き、 龍は星のカケラと融合して、不死鳥のように再び空に舞い上がり、
新しい故郷である谷の生き物達を空から見守り続けた。
その場所は、今も、生き物達の楽園であり続けていると言う事です。
年初め、ニッポンの匠の技の作品『 龍 』で、
2022年の運気をアップ!
伝説の縁起の良い架空の動物『龍』の
匠の技の作品を目の前でご覧いただけます。
万が一、作品の展示期間の変更の際は、当庵本ホームページのインフォメーションに掲載させていただきます。
必ず、お越しの際には展示してるか確かめてください。
ここからは、鎌倉小町庵・・・。
みなさん、鎌倉と江ノ島(藤沢)にまつわる神話をご存知ですか、
むかしむかし そのまた昔
鎌倉の深沢村に大きな沼がありました。
そこには五つの頭を持つ悪い龍『五頭龍(ごずりゅう)』が住んでいました。
村人たちは、五頭龍を鎮めるために毎年村の子供をひとりずつ生贄として差し出していました。
そうしながら、村人たちは今年も平穏に豊作が続くよう祈りながら暮らしていましたが、
犠牲になった子どもたちを忘れることができず、重く苦しい暗澹たる日々が続いていました。
ある時のことです。
天空が真っ赤に染まり、閃光がとどろきました。
ピヵー ドド、ドードンと長い間、大きな音と稲光が・・・、
神々の怒りです。
するとあっと言う間に、稲光の落ちた先に島が出来ました。
これが「江ノ島」の誕生です。
そこへ、ひとりの天女が降り立ちました。
なんとも麗しく優美な弁天さまです。
五頭龍は、その美しい弁財天さまに惚れてしまいました。
弁財天さまは悪いことを辞め、過去を償えば
夫婦(めおと)になる約束をしました。
五頭龍は、自身の振る舞いを悔い。あやめた子供たちの供養を行い、
村人の守護神として、龍神さまとなり
毎年、豊作の為の雨を降らせるようになりました。
おしまい。
鎌倉の神社仏閣の龍神さまを探してみてはいかがですか、
まずは、五頭龍大神を御祭神とされている龍口明神社からスタートしましょう。
◆鎌倉から観た、令和の江ノ島 鎌倉小町庵の絵本ノ村より
お花に水をあげてます。 優しいリュウ・ドラーコンは、絵本ノ村に暮らしています。
でも、今の顔は何故か怖いですね?
いつもは、こんな顔で「ファイア」・「ファイア」 と叫んでいますよ。