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議会質問&会派取組

2013-09-13 12:49:00

 

≪福祉型コミュニティバス運行事業について≫


◆松波謙太議員 
 114ページの福祉型コミュニティバス運行事業の件ですが、平成24年12月1日と平成25年4月に運行ルート、ダイヤの改正をされたように思うんですが、利用者の反応はどうでしたか。

 

◎都市整備部長
 コミュニティバスにつきましては、公共交通の活性化事業の中で現在実証運行という形になっていますので、私からご答弁させていただきます。

 

 平成23年12月から始まりまして、1年たった平成24年12月に一部ルートの変更とダイヤ改正を行いました。その大きな内容は、乗継ぎという部分が市民の方からたくさん声をいただきましたので、今、市役所の前で3台のバスが同じ時間帯にとまって、どこへでも乗継ぎができるということで、平成24年12月からしております。この結果、市民からは病院にも行きやすくなったというお声をたくさんいただいております。

 


◆松波謙太議員 
 乗継ぎを重点的にしていただいているんですけれども、コミュニティバスが今、200円になりまして、乗継ぎが可能となって、乗継券を発行していただいているんですが、我々会派4人で、一度市役所前から水間まで行って、水間から蕎原、実際に行けるかどうか行ったんです。

 

 水間駅に行くまでに全然渋滞も何もないのに、15分おくれで、結局5分間の余裕があったのに、水間から蕎原へ行くバスに乗れなかったんです。

 

 乗り継ぎの券を発行していく中で、やっぱり発着の時間帯はきっちり考えなければという気がしているんです。その辺のところをどうお考えなのか。

 

◎道路交通課長
 市役所へ3台結節する件につきましては、一定一番後発に入ってくる車に対しましても、渋滞の時間帯を計算して接続する形をとってるんですけれども、それ以上の渋滞が発生した場合に、全体に影響を及ぼすことがありますので、数にしてはしれているとは思うんですけれども、そういう場合はもう接続できない状態で発車する場合もございます。

 


◆松波謙太議員 
 渋滞はなかったんです。市役所前から水間駅まで渋滞も何もなかったのに、15分おくれたんです。

 

 ということは、やっぱりこの時間帯って無理をしているのかなという思いがあったので、その辺を改定する気はないのか、住民からやっぱり時間がおくれたという話は聞いてないのか。

 

◎道路交通課長
 私どもも乗車させていただいたときには、ある程度時間どおりに発着しましたので、全然そのようなご意見は聞いていないんですけれども、改めてご意見を聞かせていただきましたので、この件は、水間接続の運転手にも事情を聞いて、是正できるところは是正していきたいと考えております。

 


◆松波謙太議員 
 利用客のアンケートもされている中で、運行本数を増やしてほしいというお話を聞いておりますけれども、私個人的によく聞くのが、お年寄りから量販店、買い物できるところの近辺にとまっていただけたら、もっとありがたいという話がよく来るんです。

 

 そのアンケートの中でそれがあったかということもお聞きしたいんですが、買い物難民的なものを救うための措置として、量販店、スーパーの近隣にバス停を変えていくというようなことは考えておられるのか、お尋ねします。

 

◎道路交通課長
 今、5つのルートには、最低1つの量販店が接続する形になっているんですけれども、それ以外の場所でもそこへ導入していただきたいというご意見は確かにございます。

 

 ただ、人数にもよるんですけれども、ご意見のあったルートにつきましては、かなり今のルートから寄り道をする形にもなりますので、その場合のまた接続と、乗降客の利用頻度等が読めない部分がありましたので、今の段階では、そのアンケートについては、ご意見を聞かせていただいてる状態でございます。

 

 

≪公園墓地事業について≫


◆松波謙太議員 
 152ページの公園墓地事業の13委託料の982万4,046円ですが、成果説明書の40ページには、「施設の維持管理はシルバー人材センターに清掃等を委託」とあります。

 

 約982万4,000円、全部シルバー人材センターに支払われているんですか、お尋ねします。

 

◎市民課長
 施設管理料の内訳ですけれども、貯水槽の清掃が20万円と、貯水槽の塩素の管理業務が28万9,485円、自家用電気工作物の保安で1万8,648円、公園墓地の維持管理業務が131万6,601円、公園墓地の管理事務所ですけれども、これの管理業務として231万7,192円、あと植木の剪定業務委託としまして250万円、公園墓地の公園部分の維持管理業務として118万2,120円で、決算額982万4,046円となっております。

 


◆松波謙太議員 
 シルバー人材センターへ全部払っているということですか。

 

◎市民課長
 シルバー人材センターに払っている部分につきましては、公園墓地の維持管理部分の131万6,601円と公園部分の管理部分の118万2,120円と、公園管理事務でシルバーに、事務所に行っているんです、毎日、それが231万192円で、約481万5,000円です。

 


◆松波謙太議員 
 この委託料ですが、公園墓地をこれからも販売すると同時に、今後、市として管理区域も広がってくる中で、市民から、「ちゃんと管理してるのか」という声も聞こえてくると思うんです。

 

 公園墓地を運営していく中で、これから委託料も増えてくるように思うんですけれども、市として委託料を抑える何らかの策は考えてるのかお伺いします。

 

◎市民課長
 今、管理部分は、節約する部分としまして、現状では無理な状態で、目いっぱいの状態となっております。

 

◆松波謙太議員 
 今いろいろ管理会社等、シルバー人材センターもそうですけれども、あるんですけれども、一つにまとめて管理会社に委託するというのも、探っていただけたらと思っていたんです。

 

 そういうことを聞きたかったんですけど、ないと言うなら、しゃあないです。

 

≪休日急患診療所費について≫


 続きまして、154ページの休日急患診療所費についてお尋ねします。

 

 休日診療所は、市民にとりまして、ちょっとした風邪や重くならないうちに診療していただけるということで本当に喜ばれていると思うんです。

 

 休日診療所と歯科診療所の2つあるんですが、1年間の診療日数と患者数はどれぐらいあるのか教えていただけますか。昨年度で結構です。

 

◎健康推進課長
 休日診療所のうち、内科につきましては、診療日数が72日、それから障害者歯科につきましては52回でございます。内科と応急歯科については一緒でございます。

 

 患者数につきましては、平成24年度の内科のほうは583人、歯科が233人、障害者歯科が227人で、合計1,043人となっております。

 


◆松波謙太議員 
 割とたくさん来てると思うんですけれども、今、診療日数と患者数をお聞きしたわけですが、患者数を診療日数で割りますと1日当たりの患者数が出てきますし、各運営事業費を患者数で割りますと、1人当たりの市からの経費が出てくると思うんです。

 

 今、計算したんですけれども、休日診療所の市の1人当たりの負担が1万5,000円以上になるように思うんですが、市として、今後もこれだけ要っている金額に対してどのような考えを持ってはるのか、お尋ねします。

 

◎健康推進課長
 診療科ごとに患者1人当たりの費用を計算いたしますと、内科は約2万6,000円要っております。そのうち、診療報酬として入っているのが、内科が8,000円ですので、差し引き市の負担が1万8,000円となっているような状況です。

 

 これについて対策があるかということですが、今、内科についてだけ申しましたが、障害者歯科にもありまして、障害者歯科のほうは高石市から本市までの広域化の話が出ておりまして、開設場所などについて検討しているところです。

 

 内科につきましては、昭和51年の開設以来、37年間にわたって市民の初期救急に対応してきていただいたということがありますので、今後は、開設当初から尽力いただいております貝塚市医師会と話を進めまして、今後の休診のあり方について検討してまいりたいと思っております。

 


◆松波謙太議員 
 是非とも進めていっていただきたいと思っています。

 

 休日診療所ですが、現在、ちょっとした病気の相談は♯7119に電話しますと、病院紹介もしていただけますし、重い病気ならば救急要請もしていただけます。

 

 また、ほかの市では、開業医の先生方が輪番制で休日診療を行っておられるということも聞いたことがあるんですが、今後、市として何らかの余りお金のかからないような診療体制は考えておられるかお尋ねします。

 

◎健康福祉部長
 確かに1人当たりの当然赤字が出ているわけですが、この休日診療につきましては、♯7119であるとか、いろんな社会資本の整備もできてきておりますが、それがない時代、昭和51年からずっと貝塚市医師会に多大なご協力をいただきながら現在まで進めてまいっております。

 

ですから、もちろん公の金の使い方ですので効率的に使うわけでございますが、医師会にこの長い間お世話になっている関係から、医師会の協議抜きにこの話はできませんので、今後、医師会と相談しながら、できるだけ効率的な運営に努めたいと考えております。

 

 

≪観光活性化事業について≫

 

◆松波謙太議員 
 178ページの観光活性化事業です。

 市としてさまざまな事業に取り組まれていると思うんですけど、最近、地域のイベントなどで貝塚市へ来られた方から、昼食をとりたいけど、どこか紹介してもらえないかと聞かれまして、ある程度情報はあるのでお教えしたんですけど、私自身も情報をもっと持っていればいいんですけど、後で、あそこを紹介してよかったのかなという気になったんです。

 

 こういうとこへ行ったらよろしいですよと言えるような状況ならいいけど、そこまで知らなかったんで。

 

 先日、うちの会派で、他市の飲食店では行政はどういう支援策をしているかということで、島田市まで会派視察をさせていただきましたので、紹介させてもらいます。

 

 その内容は、地域の飲食店が低迷しているという全国的なものですけど、島田市は、市内の方や市外の方も島田市で飲食していただけるように、駅前区域ごとに内容などを掲載いたしまして、飲食店マップというのを作成しております。

 

 また、店舗の動きもいろいろありますので、市内のNPOの法人ウエブ版をつくって、店主からの内容の変更などをすぐできるような形で、そんな事業をされております。

 

 貝塚市においても、食事にせよ、お土産にせよ、観光客の皆さんに貝塚市にお金を落としていただいてこそ、観光の活性化につながっていくと思われるので、市として、地域の飲食店のマップやウエブ版を活用してPRしていくことを考えているのかお答えいただけますか。

 

◎商工観光課長
 今年は「ぐるぐるぐるめ」を開催し、ぐるめ参加店につきましては、その後、先般お配りしましたグルメマップを作成させていただきました。

 

 ただ、ウエブ版のグルメマップの作成というところに関しまして、私は基本的に、今、インターネットで、例えば「貝塚市グルメ」ということで検索をかけますと、「ぐるめぱど」や「ぐるなび」など、いろんなサイトが飲食店の宣伝をいたしております。

 

 これらのサイトはすべてアクセス数等によって、ポータルサイトがもうかる仕組みになっていると思います。

 

 市役所がその分に対してお金をかけるというのは余り有効ではないと考えます。

 また、それぞれの飲食店においては、今、ウエブサイトをつくることは投資であり、それは自分のとこに還元するものでありますので、私の考えでは、そのようなことを仕掛けるような支援策、今年は貝塚市ICT活用支援事業を開始しましたので、今年度内の事業でございますが、その中で、商工会議所、商店連合会とともに、自分で努力してウエブページを立ち上げる支援を行っていきたいと考えております。

 

 

≪教育地域活動支援事業について≫


◆松波謙太議員 
 256ページの教育地域活動支援事業です。各学校で子どもへの元気アップ事業という形でしておられるんですが、各学校により少しずつ事業内容が違っていると思うんですけれども、各学校の事業内容を教えていただけますか。

 

◎社会教育課長
 補助させていただいている事業の内容につきましては、祭り、フェスティバル、それから親子の集い、それから米づくり、稲刈り、それから餅つき大会、映画会、清掃美化運動、盆踊り大会、耐寒登山、木工教室等の事業で活用をいただいております。

 


◆松波謙太議員 
 毎年、全小中学校が申請されておられるのか。不用額も出ている中で、全部の小中学校が申請されているのかお尋ねします。

 

◎社会教育課長
 この事業は平成22年度から始まりまして、平成22年度、平成23年度につきましては全小中学校でご利用いただきました。

 

 ただ、平成24年度につきましては、北小学校、第二中学校、この2校につきまして利用がなかったと。うちとしましては、年末に1回催促、それから年明けて2月にも連絡をさせていただきましたが、この2校につきましては平成24年度は活用せずに活動できているという返事をいただいております。

 


◆松波謙太議員 
 この教育地域活動支援事業は、地域と一体となった形で教育をされていると思うんですけれども、是非とも各学校に事業申請をしていただけるように、社会教育課から言っていただけるようにしていただければと思うんですけれども、そのような推奨というか後押しというのか働きかけ。

 

 平成24年度はされていなかったんですね、2校。どういう働きかけをされたか、教えていただけますか。

 

◎社会教育課長
 昨年度、2校がご利用いただけなかったという話もありまして、平成25年度につきましては、4月、5月、6月にかけて、うちの担当者、それから地域のコーディネーター、それから学校の方、地域の活動をされている方の代表を各学校に集めていただきまして、全小中学校を説明に回らせていただいて、今年度から増額された話と複数事業でも利用できると、あと、事業の決定につきましては皆さん方で相談していただくと、地域のコーディネーターに決定権はないということも含めまして説明に上がらせていただいております。

 


◆松波謙太議員 
 地域コーディネーターの話出たんですけれども、申請の許可は、地域コーディネーターがされていて、地域の実情を知らない方がしているところもあったように見受けられるんです。

 

 実際、コーディネーターじゃなくても、町会連合会の会長とか老人会の会長とか福祉の会長、いろんな民生委員もおられる中で、そのような方でもコーディネーターの代わりができるように思うんですけれども、その辺はどう考えておられるのかお尋ねします。

 

◎社会教育課長
 地域のコーディネーターは調整役という形で、どうしても皆さんに集まっていただくとか、そういう段取りをしていただく役目を担っていただきまして、実際に申請をいただくのは学校なり、町会なり、団体で活動されている方の代表の方のお名前で申請をいただいていると。

 

 申請の内容につきましては、学校で半分ぐらい、そのあとの半分につきましては、活動していただいている各団体の方の代表のお名前で申請をいただいている状況でございます。

 

◆松波謙太議員 
 私も一度申請させていただいたことがあったんですね。

 

 そのときに、地域コーディネーターの了解がなければ絶対できないという話をお伺いしたんですけれども、もうそういうことはないということですね、今のお話では。

 

◎社会教育課長
 始めさせていただいた時期は、どういう方法が一番いいのかわかりませんでしたので、コーディネーターの了解をいただくという項目がございましたけれども、2年目、3年目につきましては、コーディネーターの了解は必ずしも必要という形は話をさせていただいておりません。

 

 

≪元気アップ事業について≫


◆松波謙太議員 
 元気アップ事業の中身ですけれども、一昨年度まで3万円だったのが、今年、10万円に上がりまして、これはどういう経過があってこういうふうになったんですか。

 

◎社会教育課長
 平成22年度は3万円、平成23年度は6万円、平成24年度につきましても同じに6万円、あと、平成25年度につきましては、市長の判断におきまして10万円という形になっております。

 


◆松波謙太議員 
 社会教育的な活動に関して、また一生懸命頑張っていただきたいと思っておりますので、その辺、最後によろしくお願いいたします。

 

◎藤原龍男市長
 予算を増額させていただいたのは、議会からご要望がございましたので、それで上げさせていただいた。予算委員会でご承認をいただいたところで。

 

 やっぱり学校は、地域、家庭、現場、一つとなって子育てに取り組んでいってもらいたい拠点だと思いますので、この事業を通じてより地域の活性化に取り組んでいく決意でありますので、よろしくお願いいたします。

 

 

≪市民体力づくり事業について≫


◆松波謙太議員 
 278ページの市民体力づくり事業についてですが、体育館で、スポーツ教室、個人でしている方もスポーツジムを使われてる方もおられると思うんです。利用されている方は、どれぐらいまずいるのかお尋ねいたします。

 

 個人で利用されている方です。団体じゃなくて個人の比率は、どれぐらいになるのか教えていただけたらと思います。

 

◎スポーツ振興課長
 個人の利用ということで、まず一番代表的なものがトレーニング室だと思います。平成24年度は延べ6,367名の利用がございます。

 


◆松波謙太議員 
 それは個人が6,363名ということでしょうか。

 

◎スポーツ振興課長
 そうでございます。

 


◆松波謙太議員 
 全体的な比率はどんなものですか、個人と団体というのは。
 6,363名の方が使われているとお聞きしたんですけれども、個人の方からですけれども、お盆に体育館のスポーツジムに行かれた方が、クーラーを使用していなかった中で運動していたら暑くなってきて、5分置きに数回、暑い場所と体育館の涼しい場所と行き来していたらしいんです。

 

 暑くなって気分悪くなったのですぐ帰ったというんですけれども、その前に、事務室に、クーラーを使っていただけないかと言ったんですけれども、クーラーを嫌う人がいるということで、拒否されたらしいんです。クーラーの使用をなぜ認めなかったのかということを先お聞きします。そういうことがあったのかということ。

 

◎スポーツ振興課長
 8月のお盆の件につきましては、こちらでは状況の把握はしておりません。基本的には、湿気の問題もありますけれども、28度を超えますと空調を稼働させるという考え方で運用しております。

 


◆松波謙太議員 
 運動していますと28度にならなくても体から汗が出てくるということがありますので、やはり運動していたらクーラーをつけていただけるというのは。要望したらしいんですけれども、温度でそれぐらいになっていなかったのでクーラーをつけないという話ですが、基本的に温度が28度以上にならないともうつけないということでしょうか。

 

◎スポーツ振興課長
 基本的なことですので、湿気等々の気候的なものもありますので、できるだけ利用者の要望に応えたいと思います。

 

 ただ、利用者の方々も、暑いほうがトレーニングしやすいとか、やっぱり暑いと、トレーニングしてふらふらっと倒れるとか、いろいろ個人差もございますので、なかなか判断しづらいところもございます。

 

 基本的には28度以上で空調を稼働し、あるいは湿気等々をまた鑑みまして、利用者からの要望がありましたら稼働も可能であるという形で、今現在も進めておりますし、今後もそのように進めるつもりでございます。