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議会質問&会派取組

2022-03-23 14:32:00

《民間企業人材交流事業について》

◆南野敬介 

 IMG_2613.JPGそれでは、幾つか質問させていただきたいと思います。

 まず、予算説明書の53ページでございます。

 一番下のほうに民間企業人材交流事業というもので約1,100万円計上されていると思います。

この事業についてご説明いただきたいと思います。

 

◎人事課長

 この事業につきましては、実は昨年6月の補正予算で、今年度予算も認めていただいている分でございまして、内容としましては、現在、関西国際空港のほうが国際線、国内線ともかなり減便されているということで、関西国際空港に従事されている会社名でいうとCKTS株式会社というグランドの部分の業務を行っている会社の従業員なのですが、減便されたことで職がなくなったということで、泉州市・町関西国際空港推進協議会から要請がございまして、近隣の市町村で何人か従業員を受け入れてくれないかということで受け入れている事業になります。

 

 

◆南野敬介 

 具体的に貝塚市でも何名か受け入れているということで、どの分野で活動されているのか教えていただけますか。

 

◎人事課長

 現在、貝塚市では3名の受入れを行っております。配属先ですが、現在のところ政策推進課、広報交流課、それと健康推進課のほうに1名ずつ配属しております。

 

 

◆南野敬介 

 ありがとうございます。

 民間のスキルがこの市役所の中で生かされるということなのですが、受け入れたことによるその成果といいますか、難しいかも分からないですが、もしあるようでしたら教えていただけますか。

 

◎人事課長

 成果といいますか、あまりすみません、人事のほうでは直接どうかというところは、把握していないところがあるのですが、それぞれ接遇という部分では抜群な方々ですので、健康推進課でしたらワクチン接種、今年度行われている中でその辺のさばきをやっていただいたりとか、広報交流課のほうでしたら外国語等、外国人の方が来られるというのは少ないかと思うのですが、そのあたりの知識等も持っている方ですので、政策推進課も当然のことながら広い視野で見れるというところがあるのかなというふうには考えております。

 

 

◆南野敬介 

 去年から続いていて、今年も予算計上されているということですので、是非その集約といいますか、受け入れたことによる成果面なども人事としては把握する必要も、また続けるということであれば今後に生かしていかなければならないと思いますので、その辺ちゃんと検証すべきだと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎人事課長

 南野委員おっしゃるとおり、受け入れた以上はどういう成果があったのかというのは把握はしたいと考えるのですが、来年度におきましては今年度と同様の額を計上させていただいているのですが、関西国際空港の特に国際便の運航が多くなれば半年程度で引き揚げるという話もございますので、そのあたりも見据えながら、どうだったかというのは見ていきたいと考えております。

 

 

《広報誌等作成発行事業について》

◆南野敬介  

 続きまして、55ページの広報紙等作成発行事業、広報かいづかだとは思うのですが、約1,700万円が計上されております。

いろんな見方があるのかなと思います。今タブロイド判で少し大きめの紙で広報紙が作られているのですが、今、主流はやっぱりA4判になってきているのかなと。

我々も行政視察で全国の各市にお邪魔させてもらって広報も頂いたりするのですが、A3で折ってA4判にしているというのが結構多いかなと思っています。

 せっかく広報するので、やっぱり見やすいといいますか、広報を目指さなければならないとは思うのですが、今後の広報の在り方というのですか、今、原課で、担当のほうではどのように考えているのかお聞かせください。

 

◎広報交流課長

 現在のタブロイド判の分ですが、平成305月から変更となりまして、内容としまして広報紙等の同配物をなくすということでの一元化や紙の軽量化ということで、町会・自治会での配布による負担軽減をし、また、全ページカラーと文字も拡大したということで、以前のものよりは見やすくなったというような評価も伝えられております。

 参考としまして、令和210月から熊取町がタブロイド判からA4判のほうに変更したという聞き取りもしております。

1部当たりの重さが約20グラム程度重くなったというのと、ページ数がタブロイド判で16ページだったのがA4判になると32ページにページが増えたと。掲載記事のほうもその分5割、半分減ったというようなことも聞き取っております。

 コスト面、費用の面で試算も業者のほうにしておるのですが、A4判にした場合は年間で、フルカラーで約280万円、2色刷りで約260万円ほどが増額ということで見込まれるということも聞き取りもしております。

 ただ南野委員おっしゃるように、堺市以南の12ある自治体で現状を調べたところ、タブロイド判が3自治体、A4判の広報紙が9の自治体と、ほとんどA4判に変わってきているということもございますので、今後につきましては、アンケート調査を行うなどしまして広報紙に関する意見を聞き取って、検討をしてまいりたいと思っております。

 

 

◆南野敬介 

 多少は重くなったり、料金がかかるというのは理解できます。

ただ広報といったらやはり市民の皆さんに情報を発信する機会です。

ホームページを見てくれとかいうことも我々も言いますし、言うのですが、どうしても苦手な方もいらっしゃるでしょうし、紙媒体も決して不要というわけじゃないと思うので、今後いろいろ検討していただきたいと思います。

 そこで、アンケートということがありました。最近でしたら、例えばこれこそインターネット上になるのですが、Googleなどで簡単にアンケートが取れたりという機能もございますので、比較的、どう言うのですか、いろんな人の意見が吸収されるような方法を取っていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎広報交流課長

 南野委員おっしゃるように、幅広く紙のアンケートだけではなく、SNSを活用したアンケート調査も検討してまいりたいと思っております。

 

 

《せんごくの杜管理事業について》

◆南野敬介 

 続きまして、61ページのせんごくの杜管理事業の約1,200万円についてでございます。

 施設管理委託料として約1,000万円の予算が組まれていると思います。

今後、このせんごくの杜の整備についてどのように進めていくのか、どのようにお考えなのかをお聞かせいただけますか。

 

◎政策推進課参事

 せんごくの杜につきましては、ある一定整備のほうは済んでいます。

あと残るは周回路の整備がございまして、これは以前、市政施行80周年に間に合わせて整備しようという方針がございまして、令和311月ぐらいに粗造成等々、ルートの選定等々は完了しています。全長で大体14.7キロメートルぐらいの整備となります。

そのうち1.3キロメートルぐらいは株式会社PALTACの基盤整備のほうで一応済んでいます。

あと残りにつきましては、これから都市計画マスタープランの見直し等々ございますので、その中で千石荘病院跡地の利活用計画もそれに伴って変わっていくのかなと思っておりますので、その計画に沿って今後どのような活用をしていくのか検討してまいりたいと思っております。

 

 

《情報発信推進事業について》

◆南野敬介 

 ドローン・クリケットフィールドも貸出し等もやっていると思いますので、あとはメンテナンスとかになっていくのかなと思います。

 あと、続いてですが、67ページの情報発信推進事業で、ホームページ運用管理費で260万円ぐらいですか、計上されています。

この間、私もホームページをよく利用させていただきまして、見やすいホームページを目指していろいろ改訂などをしていただいていると思うのですが、データはいつまで残せるとかいう決まりがあるのですかね。

過去のデータを見たいときに結構早めにもう見れませんというのが多くて、そんな基準か何かあるのですか。

 

◎情報統計課長

 現在、ホームページのほうで古い情報、バックナンバーと言われているものについて、いつ以上のものは削除しなさいというルールづけは特にございません。

 

◆南野敬介 

 結構、去年のものと見比べたいと思うときに、去年の催物とか、開催日だとか、開催場所とか調べたらもう既になくなっているというのが結構多くて、調べるのに担当課に聞いたりはするのですが、これは基準がないのであれば、やっぱり我々見ながら比較したりとか、調べることもホームページであるのですよね。Googleで検索したらヒットはするのですが、そこから行けないということになっているので、もし基準がないのであれば何らかの形で2年か3年ぐらいは残しておくという、容量の関係が多分あるのかなと思ったりもするのですが、終わったらすぐ消すのではなしに残していろいろ参考にできるような仕組みをつくっていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎総務市民部長

 一概にこの業務とかこの内容については、例えば3年間で一くくりで全部ばさっといってしまうとか、なかなか決めにくい部分がございまして、例えば10年間ぐらいのスパンで更新していくべきものもあれば、もう二、三年で更新していくべきものもありまして、各所属によってその辺がまちまちな部分がございまして、一概にすぱっと年数でというのはなかなか難しい部分はあると思うのですが、そのあたりの仕組みにつきましても、今後、機会を通じてホームページ、各課で、各所属で管理していると思いますので、そのあたりも含めて一度検討するような仕組みについては取りまとめて考えていきたいとは思っております。

 

◆南野敬介 

 なぜこういうことを言うかというと、我々も行政視察にお伺いするときに、何を勉強したいかというので調べたら各自治体にヒットするのですよね。結構それを参考に調べてその自治体に行こうとかということになったりもするのです。

だから逆に貝塚市もそういったことを残しておいたら、ヒットしてまたこの貝塚の地を訪れてくれる方も増えるだろうし、また一般の方でも調べ物をするときにも、ホームページはやっぱり役に立つと思いますので、有効に活用というか、データといいますか、情報はなるべく多ければ多いほうがいいとは思うのです。

ですので、そういった趣旨も踏まえてホームページの在り方というのは検討していただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎総務市民部長

 今おっしゃられましたように総容量とか、その重さ、軽さとかその辺もあると思いますので、そのあたりも含めまして一度全庁的に検討してまいりたいと考えます。

 

 

《姉妹都市等親善事業について》

◆南野敬介 

 75ページの姉妹都市等親善事業についてお伺いします。

 40万円ほど予算計上されていまして、カルバーシティの姉妹都市協会に40万円ということで計上されています。

具体的に今年どのようなことを行おうとしているのか教えていただけますか。

 

◎広報交流課長

 この40万円につきましては、カルバーシティのほうからのKIX泉州国際マラソンの派遣の受入れ分の費用としての予算計上としている状況でございます。

 

 

◆南野敬介 

 特に今やっているといったら中学生とか、これはまた教育のところになるとは思うのですが、カルバーシティの関係でいったらマラソンの事業ということになっていくのかなと思います。

 昨年だったと思うのですが、台中市北区と友好都市ということになったと思うのですが、その予算というのはここに含まれたりするのですか、されないのですか。

 

◎広報交流課長

 台中市北区とオンラインで現在協議しておりまして、具体にどういった交流をしていく事業ということが分かりましたら、また時期を見て予算計上のほうさせていただこうと思っています。

 

 

◆南野敬介 

 これからのことだということなのでしょうが、今後、去年卓球を通じていろいろ交流していこうということでそんな準備がスタートしたと思うのですが、そうしたら、台中市との関係ですか、めどというのですか、今後のスケジュール感というのですか、そういったところ、決まっておれば教えていただけますか。

 

◎広報交流課長

 先日、オンラインで台湾の台中市北区の担当者とも協議したのですが、現在コロナ禍ということなので、なかなか具体なスケジュールというのは現在まだ決めるのは難しいという状況になっております。

 

 

◆南野敬介 

 21日に一応まん延防止等重点措置も明けたということですので、具体的に、今やもうZoomとかインターネットで全部会議とかもできる時代ですので、そういったすり合わせというのですか、それはいつでもできると思います。

オリンピックも終わって、卓球を通じてという言葉であったと思うのですが、そこはちょっとできることは順次進めていくべきだろうなというふうに思うのですが、その辺、もう一度お答えください。

 

◎広報交流課長

 南野委員おっしゃられましたとおり、オンラインであるとかそういったところでも交流できるように、また台湾との協議をしていきたいと思っております。

 

 

《人権行政の推進について》

◆南野敬介 

 続きまして、74ページからの人権行政の推進について、本会議でも一般質問でさせていただきました、酒井市長にもいろいろ答えていただきました。

それで、今年度のこの予算で、特に今年、人権行政を推進するということで、何か特徴のあるものを考えているのでしょうか。お答えいただけますでしょうか。

 

◎人権政策課長

 こちらのほうでは通常の予算で計上させていただいていますが、例えば今までのアンケート調査とかそういうものの進み具合によっては何らかの予算は組んでいきたいとは考えております。

 

 

◆南野敬介 

 要は、そうしたら今回のこの人権行政というところで言ったら、これまでやってきたことを取りあえず、取りあえずというか、骨格予算なので、計上していって、例えば市民のつどいや女と男のフォーラムとかそういったのは、コロナ(新型コロナウイルス感染症)の関係はあるとは思うのですが、それは取りあえず今の段階では引き続き行って、それ以上のことが出てきたら補正予算なんかを組んで対応したいというふうに聞こえたのですが、それでよろしいですか。

 

◎人権政策課長

 そのとおりでございます。

新しいもので言えば、今年度から男女共同参画の計画はやっておりますので、それは引き続きこの中で予算化はしておりますが、それ以外のことにつきましては進捗状況とか見ながら検討していきたいと思っております。

 

 

◆南野敬介 

 それとあと、これ人権のところになるのかコロナ関連になるのか、ちょっともし違うならまた言ってください。

去年の代表質問で新政クラブのほうから、コロナの感染者の人権を守るための条例をつくったらどうかという質問をさせていただきました。

去年の予算特別委員会の中でも同様の質問をさせていただいて、回答としては、非常に前向きといいますか、感染症ってコロナだけではないから、感染症対策の、これからどんな感染症が起こるか分からないので、感染症全般含めて当事者の人権を守るというイメージでつくっていったらどうかという回答をいただいたと思います。

昨年度中に何とか進めていきたいという回答をいただいていたと思うのですが、こちらのほうもそこの質問等もできていなかったので、今現在の考え方というのですか、その辺、教えていただけますでしょうか。

 

◎都市政策部長

 方針につきましては、南野委員おっしゃったとおりでございます。

今年2月に審議会を開く予定だったのですが、新型コロナウイルス感染症、まん延防止等重点措置の関係で一旦延期させてもらっています。

一般質問でもご答弁させてもらいましたとおり、人権三法(人権に関する三つの法律)が制定されて、大阪府も人権3条例の改正や制定がされたのを受けまして、本市でもそれに伴った基本方針の見直しを考えていまして、審議会にお諮りしましてその中で、例えば本市の人権擁護に関する条例に、今、南野委員おっしゃった感染症に関する誹謗中傷、差別をなくすという項目を、入れ方もハンセン病やその他あらゆる感染症に対する誹謗中傷、差別をなくすという文言になるのかどうか、それも審議会に諮った上で検討していきたいと考えてございます。

 

 

◆南野敬介 

 ということは人権擁護に関する条例の中を変えてそれで対応していこうという考えなのか、去年、私の受け取りは、新たに感染者の人権を守る条例みたいな感じでつくっていくのかなというイメージだったのですが、それはどっちなのでしょうか。

 

◎都市政策部長

 まず基本方針を見直そうというのが動きでございまして、その中でやっぱり条例が必要だという中で、本市におきましては人権擁護に関する条例というのがもともとございまして、その中であらゆる差別をなくすというのが一番の方針の中に入っています。

そういう意味からしますと、今回、感染症に関する差別も一緒に併せて、明言化というのですか、その中でハンセン病やその他あらゆる感染症による差別をなくすというのを1項目置けるのかなというふうに考えてございます。

 

 

◆南野敬介 

 では確認なのですが、そういった方法も一つあるというのは私も十分理解しています。

そういった意味では、あの条例ができてから何十年、十何年とかたっていると思いますので、十何年かな、もっとたっているのか、当時は触れられていなかった例えばLGBTの問題やヘイトスピーチの問題とか、そういったところも視野に入れて、検討するんだったらそこまでしないといけないような気がするのですが、その辺、どうお考えでしょうか。

 

◎都市政策部長

 先ほど、今回のその動きに至った経緯としましては、国の人権三法、大阪府の人権3条例、ヘイトスピーチ解消推進条例もございますので、それを踏まえた見直しというのを図ってまいりたいと考えてございます。

 

 

《町会活動支援事業について》

◆南野敬介 

 それではまた議論のほど進めていただければと思います。

 81ページの町会活動支援事業の加入促進用ごみ袋配布で、トータル約880万円あります。

これも、我々新政クラブ、ずっと提案といいますか、お願いさせてもらっているのですが、現物を配るのは本当に役員の方も大変だし、隣組の、うちの場合は組長のところまで役員が配って、あと組長が各家庭に配るということでやっているのですが、やっぱりもう町会の加入者も皆さん高齢化になってきて、本当に大変だというのがもう現実です。

私も隣組に2班ほど持って行くのですが、やっぱり私ですら重たいと実感していますので、もうそろそろといいますか、整理券というか、引換券みたいなものを各家庭に配っていただいたらごみ袋配りのロスもなくなるのではないかという気もしますので、この辺、もう一度ご検討いただけないかと、これはずっと我々新政クラブで言わさせてもらっているのですが、いかがお考えでしょうか。

 

◎広報交流課長

 以前も南野委員からもそういったご指摘や質問もございましたので、昨年の6月に再度、町会連合会に加入されている町会のほうにアンケート調査を行いました。

最終的に結果ですが、現状の給付方式というのが、86の町会にアンケートしまして71の回答があったのですが、77.5%、現状で問題がないということでございますので、その回答を含めて町会連合会の幹事会でもその結果を伝えて再度検討したのですが、アンケート結果について尊重する、それでいくという形になりました。

 

◎都市政策部長

 今、五十嵐広報交流課長のほうからはアンケート調査の結果が約77%ということで、現状どおり令和3年度はやらせていただいたのですが、ただ、残り二十何%の方がやはりちょっと不便に思っているということも認識していますので、引き続きどんなやり方がいいのか、そもそもごみ袋の配布をこのまま継続していくのが一番いいのかということも踏まえて、再度、町会連合会と話ししながら検討していきたいと考えてございます。

 

 

◆南野敬介  

 ごみ袋は非常に助かっていると思うので、是非私は続けていってほしいと思うのですが、いっとき、最初は多分市から公益社団法人貝塚市シルバー人材センターを通じて町会にどーんと届いたと思うのですよ。

今は町会で買ってくれと、その分を領収書か何かで振り込まれるという形だったと思うのですが、買いに行くこと自身もこれまた大変なのですよ、正直なところ。

という全部のことを考えたら。その約77%が今のままでいいというのもちょっと何か、どうやって配ってるのだろうというのがあるのですが、そういった負担もやっぱりどんどん出てきているような気がするので、そこはもう少し検討いただければということなのですが、その辺、もう一度お願いします。

 

◎都市政策部長

 先ほどもご答弁申し上げたとおり、検討していきたいと考えています。

 

 

《本人通知制度について》

◆南野敬介 

 91ページになります、戸籍事務で、事務報告書の41ページに本人通知制度が下のほうに書いていると思います。事前登録者が15、通知件数が33ということになっていますが、令和3年度の単年度でこれだけあったというふうに考えたらよろしいでしょうか。

 

◎市民課長

 こちらの数字につきましては令和3年の1月から12月までの数字でございます。

令和3年度の数字でお答えを申し上げますと、新規の事前登録者が28件ございました。

令和3年度中の通知件数としてはこの2月までで40件ございます。

 

◆南野敬介 

 今、よく分からなかったのですが。ごめんなさい、そうしたら15件と33件というのは何の数字ですか。

 

◎市民課長

 こちらの数字につきましては令和3年中の報告書の数字でございますので、令和3年の1月から令和3年の12月までの数字でございます。

私が今申し上げましたのは、ご質問にありました令和3年度、令和3年の4月からこの2月までの数字を申し上げました。

 

◆南野敬介 

 ごめんなさい、私の聞き方が悪かったのですね。

 そうしたら、これまでの延べ登録者数をまず教えていただけますか。

 

◎市民課長

 それでは、これまでの延べ登録者をご答弁申し上げます前に、昨年、令和33月の予算特別委員会で、同じように南野委員からご質問いただいたときに間違った数値のご報告をしておりましたので、まずそこからちょっと訂正させていただきます。申し訳ございません。

 昨年度、昨年の3月に、過去二、三年分の新規の登録者数の累計についてご質問いただきましたときに、平成30年度末で、正しくは396件、令和元年度末で432件、令和2年度末で448件でございます。訂正しておわび申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

 続きまして、令和3年度までの実績でございますが、直近、昨日までで476件となっております。

 

◆南野敬介 

 ありがとうございます。去年のことを、間違っていたということで報告いただきました。分かりました。

 あと、今年の通知件数の33件のうち、通知内容というか、返すのでいろいろあると思うのです。

遺産の相続関係だとか何々関係だとかいろいろあったと思うのですが、その内訳って分かりますでしょうか。

 

◎市民課長

 通知内容につきましては、ほとんどが、ほとんどというか半分以上が、南野委員おっしゃられたように相続の関係で、いわゆる有資格者、8士業、司法書士や弁護士とか、そういった方からの請求があった方に対して、半分以上がそのような数字になっております。

その次に多いのが法人、貸金業者や生命保険会社とか、そういったところからの請求について、請求があった方というのが多うございました。

 

 

◆南野敬介 

 よく分かりました。

 ただ、令和3年末で476件が多いのか少ないのかといったら、私は人口の割にはまだまだだと思います。

 それで、これ我々も含めてそうなのです、いろんなところで本人通知制度のこともいろいろ啓発してもらいたいというふうに思うのですが、今、新型コロナウイルス感染症でいろんな市のイベント自身ができないという状態になっていて、なかなかそういった場面もないのかなということは十分理解するのですが、この21日にまん延防止等重点措置も明けたということで、これからイベントとかも出てくると、そして出張でマイナンバーカード申請サポートをやっていたりもしているので、そこに併せて例えば本人通知制度どうですかというふうな説明をするとか、事あるごとにセットで何かするとかいうことを考えていかないと、まだまだ増えていかないのかなと思うのです。その辺の取組みの方針というか、考えをお聞かせいただけますか。

 

◎市民課長

 令和3年度中は窓口に別紙を常備しましてそういった啓発のティッシュペーパーを配っておりましたが、令和4年度につきましては、南野委員おっしゃったように、マイナンバーカードの申請サポートで、窓口でもやっておりますが、そこで申請に来られた方にチラシをお渡しするとか、休日なども含めて外に出向きましてマイナンバーカード申請サポートをやっておりますが、そういった申請のサポートをご利用いただいた方にもチラシをお渡しして、そういった制度のご説明をしていこうと令和4年度は考えております。

 

 

◆南野敬介 

 ありがとうございます。ペーパーでする分には私はそれでいいのかなと思います。

 それで、庁舎が新しく向こうに行ってデジタル化になっていくと思うのですが、こういったことも電子申請も含めて検討したらどうかなと思うのですが、その辺のお考えはどうでしょうか。

 

◎市民課長

 オンライン申請のメニューにも本人通知登録制度の申請書は入れていきたいと考えております。

 

 

《選挙管理委員会事業について》

◆南野敬介 

 93ページの選挙管理委員会事業の件です。

一つは、投票率が昨今かなり低い状態が続いていて、政治不信とか政治に関心がないということが言われているのですが、そんなことも言ってられないので、何とかやっぱり投票率を上げる仕組みが要るのではないかなと我々も考えていまして。

例えば民間の企業とかが投票済証明書で何か割引をするとか、クーポン、ポイントを与えるとか、ニンジンをぶら下げるではないのですが、そういった方法をやっている民間企業もあるということで、行政としても投票済の証明書を活用して何か考えられないか、具体的に何があるというのをまだ我々も考えられていないのですが、昨今、証明書を発行しているように、その証明書で何らかのメリットがある仕組みを考えていかないといけないかなというふうに、今、漠然と思ったりもしているのです。

市の選挙管理委員会として、何かそのような投票率を上げる施策といいますか、方法というのを検討されているのか、まずお聞かせ願えますか。

 

◎選挙管理委員会事務局長

 実際に、これまでの選挙でも、衆議院議員総選挙のときとかは結構な投票済証の発行の依頼がありまして、これからラーメンを食べに行くとかいう形で利用された方はかなりいらっしゃったというふうに認識はしております。

なかなか、公費を使ってというのが今のところまだ、南野委員おっしゃったように、うちのほうもどういった方法があるのか、可能かどうかも含めて今後課題として認識していきたい、このように考えております。

 

 

◆南野敬介 

 課題として認識されているということですので、投票済証明書というのを発行している限り、それを持っていったら何かできるというふうなことをつくることが一つ、あまりそういうのがなくても投票率が上がってほしいのは我々もそうなのですが、そんなことも言ってられないような状態ですので、選挙管理委員会の中でそのプロジェクトをつくるなり、市全体でもいいとは思うのですが、投票率を上げるという問題意識を持って、近々でも、これから選挙はほぼ毎年あるわけですので、参議院議員通常選挙があって、来年は統一地方選挙があったりするので、早急にまたいろんな知恵を出し合っていただきたいと思うのですが、その辺、いかがでしょうか。

 

◎選挙管理委員会事務局長

 選挙については、今、南野委員おっしゃったように、投票率がなかなか上がっていかないと、衆議院議員総選挙でもやっと50%を超えたというところで、うちとしても、今言われた制度だけではなくて、ポスター掲示場の場所でありますとか、あと、前回、今年度の選挙から期日前投票所も1箇所増やして3箇所で対応するなどして投票率の向上に努めているところではございますが、引き続きいろんな方法を検討してまいりたいと考えてございます。

 

 

《社会福祉協議会運営事業について》

◆南野敬介 

 105ページの社会福祉協議会運営事業の中で5万円の婚活事業祝金というのがあるのですが、たしか何年か前からずっと社会福祉協議会で婚活事業をスタートさせていたと思うのですが、ここ近年の成果といいますか、マッチングできて結婚に至った事例があるのかないのか教えていただけますか。

 

◎福祉総務課長

 令和2年度も、令和3年度1月末ですが、結婚相談事業の相談件数自身がゼロ件ということで聞いておりますので、今のところお話はまとまっていないという認識です。

 

 

◆南野敬介 

 当初この制度ができたとき、コーディネーターの方を臨時で雇ってやっていたというふうに記憶しているのですが、そのコーディネーターの方は今もいらっしゃるのでしょうか。

 

◎福祉総務課長

 こちらのほうですが、今どうなっているかということについては把握してないのですが、ただ、コーディネーターがいなくなったという話にはなっておりませんので、いらっしゃることは確実だと思います。

 

 

◆南野敬介 

 さっきの話、田畑委員の話ではないのですが、把握していないと言われたら把握してよとしか言いようがなくて。

市から少なくともこういったお金が出ている社会福祉協議会にも多分それなりの、この制度だから出しているとは思えないが、状況把握や取組みの報告というのがないとやっぱりちょっとおかしいかなと思うのですが、その辺の認識はいかがでしょうか。

 

◎福祉総務課長

 説明の仕方が丁寧でなくて申し訳ございません。

一応報告はいただいています。

それから、もともとコーディネーターされていた方が実は亡くなられたので、後任の方が見つかったかどうかについて報告を受けていないということで、複数いらっしゃることは聞いておりますので、いらっしゃることは確実ですということで、今の状況をまだ聞いておりませんということでお伝えしたかっただけです。

ちょっと報告の仕方が丁寧でなかったので。申し訳ございません。

 

 

◆南野敬介 

 私は以前、本会議の一般質問でさせてもらって、これから貝塚市で住み続けてもらうために、やはりこういった婚活にも力を入れるべきだという趣旨で質問させてもらった経過もあるのでちょっと気にはなったのですが、実際、やっているということを宣伝しているような気があまりしないのですが、その辺の宣伝方法はどうされているかは分かりますか。

 

◎福祉総務課長

 こちらも、チラシをつくっているところは見ているのですが、それを何枚配っているかということについて、今、把握しておりませんで、数だけの報告だけしかもらっていませんでしたので、どんな形の周知の仕方をしているかどうかについては、確認をこちらでさせていただいて、またお答えさせていただきます。

 

 

◆南野敬介 

 ちなみにその数というのは。そのチラシの数を把握しているのだったら一遍教えてもらえますか。

 

◎福祉総務課長

 把握は、申し訳ないです、しておりません。

 

 

◆南野敬介 

 していると言うたような気がしたので、ごめんなさい、していないのですね。

 どう言ったらいいんだろう。でもやらないと、せっかくある事業を有効的に使うのも、市から社会福祉協議会にお任せしている担当というか、市の立場だというふうに思いますので、ここはほったらかしというのはやっぱりよくないと思いますが、今後どうする、この事業もうやめるんだったらやめるとはっきりしたらいいんとちがうかなと思うのですが、市としてはどう考えますか。

 

◎福祉部長

 この制度、できてまだそんなに年数がたっていない中で、ある一定の期間、様子見させていただいた上で、今後、廃止するか、あるいは継続するかというのはまた検討したいと考えております。

 ただ、先ほど南野委員もおっしゃっていましたように、何も市もほったらかしにしているわけではございませんでして、例えば今現在、登録者ですが、この数につきましては男性が31名、女性が20名いらっしゃるということも把握しておりますし、ただ、令和3年度については、コロナ(新型コロナウイルス感染症)の影響で実際対面で会うということができなかったという結果、先ほど吉井福祉総務課長からも答弁ありましたようにマッチング数は結果的にゼロだったということで、これがまた、コロナが終息し出しましたらもうちょっとまた増えるかなと、そのように予想はしております。

 

 

◆南野敬介 

 そう言ってくれたら分かるんやけれども。

 それで、3120と男女それぞれがいて、それでもうコロナ(新型コロナウイルス感染症)が明けたからというと、そうしたら今年度どういうふうに、恐らく一昨日でまん延防止等重点措置が解除されて、どうなるか分からないけれども、日常生活がスタートしていくわけですから、そうしたらこの事業の進め方をどう社会福祉協議会に求めていくのかというのを役所としてどう思っているか教えてください。

 

◎福祉部長

 当初のとおり、コロナが明けましたらコロナ前に戻りまして、コーディネーターの協力も得ながら事業を継続、そして啓発も含めて進めてまいりたいと考えております。

 

 

《生活困窮者自立相談支援事業について》

◆南野敬介 

 続いて、109ページの生活困窮者自立相談支援事業と就労準備支援事業ということで、生活困窮者の、私の記憶違いだったら申し訳ないのですが、これは福祉総務課だったんですよね、今年度まで。

生活福祉課になっているということは、向こうに行ったらそういうふうな体制でやるということで理解したらいいのでしょうか。

 

◎生活福祉課長

 この事業ですが、名称が同じもので福祉総務課の分は105ページと107ページに記載しております。

 

◆南野敬介 

 すみません、私の勘違いでした。申し訳ないです。

 それで、福祉総務課でしている、105ページのほう、要は相談業務だと思うのです。相談員の方、なかなか成り手がいないという話も聞こえてきたりはするのですが、相談員を雇っていろんな相談をしていると思うのですが、その実績といいますか、件数がもし分かれば教えていただきたいと思います。

 

◎福祉総務課長

 今、件数としてはっきり出てくる数としましては、住居確保給付金といって賃貸住宅にお住みの方が就労をやっている中での支援金のほうの家賃補助というのがあるのですが、それが令和2年度で446件、これは一月1件というカウントになります。令和3年度につきましては1月末の数字で128件となっております。

 

 

◆南野敬介 

 相談員がいていろいろそうやって相談を受けているとは思うのですが、この自立相談支援事業というのは相談業務なのですよね。就労準備支援事業というのは就職につなげるというふうな位置づけだと思うのですが、就労の部分は今お答えいただいた部分なのですよね。そうではないのですか。その辺、もう少し詳しく教えていただけますか。

 

◎福祉総務課長

 まず、生活困窮者自立支援制度の中の本体事業としまして、お困りの方がありましたら、お金があるとかないとかでなくて、問題を抱えている方、皆さん対象になってきます。これが生活困窮者自立支援制度の本体事業に当たる部分でありまして。

相談に乗るということになりますと、特に給付とか支援といったサービスがございませんので。住居確保給付金というのは、困窮されている場合に就労に導くため自立の一つの手段としての家賃補助というのがございます。

だから就労支援ではあるのですが就労支援準備とはまた別のものでして、就労支援準備といいますのは、ひきこもりとか働いている期間がずっとなくて一般の就労が難しい方を専門的に行っているのが今申し上げた就労支援のほうに、要するに準備というところになっておりまして、そういったすみ分けという形で、簡単に申し上げますと住居確保についても就労支援準備についても本体事業につながっているオプションみたいなものだという認識です。

だからあくまで、就労に結びついてもやはり生活課題がある方がたくさんいらっしゃいますので、就労した後とか、住居確保給付金をしながら、ほかに何か経緯があるとか、何かお困り事があるかというところの相談を並行して行っていくという形のイメージだと思われます。

 

 

◆南野敬介 

 ありがとうございます。そういった意味では、福祉総務課でやっている部分と、さっきの109ページの生活福祉課でやっていることは、こっちがやっぱり生活が、いわゆる生活保護世帯を対象だとか、そういった制度で同じようなことをやっているというふうに思っておいたらいいのですか。

 

◎生活福祉課長

 南野委員おっしゃるとおりでございます。

 

 

◆南野敬介 

 分かりました。

 ここは、自立というふうなキーワードがある中では、かなり大切な部分だなと思いますので、体制も含めて、どっちもそうなのですが、なかなか成り手がいないという話がちらほら聞こえてきたりもしますが、今後この事業を続けるに当たって、これからの課題といいますか、役所的に思っている考えといいますか、この制度の課題といいますか、どのように考えているかお聞かせいただけますか。どっちも聞かせてもらえたら。

 

◎福祉総務課長

 やはり難しいというふうに感じているのが、特にお金がない状態の方というのは目先の目的を達することにすごく集中されてしまう傾向が強いので、例えば住居確保給付金がある間は相談に来ていただけるのですが、これも一定期間、今コロナ特例(新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた特例措置)で最大12箇月利用することができるのですが、それが切れてしまったらもう来なくなってしまったりということがあって、なかなか自立に持っていくというところが、ご本人がお金がもらいたいから来てしまうというところを、どうやって継続させていくかというところはやはり大きな課題ではないかと感じております。

 

◎生活福祉課長

 生活保護の方におきましては、やはり新型コロナウイルス感染症の影響で減収なり失職された方がございまして、その結果、生活保護制度を利用されている方も多くいます。

今後、そういった働ける方に対しましては、やはり就労支援を活用いたしまして自立を目指していただくというふうに考えております。

 

 

《長寿を祝う事業について》

◆南野敬介 

 それでは、続いて119ページの長寿を祝う事業です。

 これも、これまで我々新政クラブでもずっと言ってきました、婚姻50周年を祝う会ということで、楽しみにされている方もたくさんいらっしゃるということは十分理解いたしますが、私が気になるのは、ここ何年かは集って食事、会食するとかいうことは新型コロナウイルス感染症の関係でありませんが、アルコールが出たりしている部分がやっぱり気になるなと思うのです。

それと、あの形でやるんだったら例えば参加費を頂くとかいう方法を取らないと、突っ込まれるというか、そこはやっぱり気をつけるというか、考えないといけないかなと思うのです。

そんなことをずっと言い続けさせてもらっていまして、先日の監査でも在り方については検討してほしいという意見も出ていたと思いますので、今後、この婚姻50周年を祝う会、決してそれをなくすという意味ではなしに、何か新たな方向を見いださないといけないのかなと思ったりもするのですが、その辺どう考えているかお聞かせください。

 

◎高齢介護課参事

 今、南野委員おっしゃられましたように、昨年度の行政監査を受けた際の監査報告で、見直しを図られたいというご意見をちょうだいしております。

 市としましても社会情勢に合わせた見直しを図っていきたいと考えておりまして、具体的には、令和4年度につきましては、これまで、令和元年度までは、岸和田グランドホールで式典を開催して、アルコールを含む飲食を提供して、その場で食事をしていただいて、記念品をお渡しして、それに先立って記念写真を撮影してというようなことをやっておりました。

 令和2年度につきましてはコロナ禍の影響で中止させていただいて、令和3年度は、式典は同じく岸和田グランドホールで開催しましたが、その場での食事の提供というのは行いませんで、記念写真撮影と記念品の贈呈をして、お祝いの品ということで赤飯と箱ずし、水ナスとかお菓子とか、そういったものをお持ち帰りいただいたということでやりました。

 令和4年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響、終息したとしましても、以前のような形は考えておりません。

アルコールの提供というのはもちろんやめにしたいと考えておりまして、この事業自体について市民の方から問合せがあるというのも事実で、楽しみにされているというふうに認識もしておりますので、急激な変更というのではなしに、徐々に変えていったほうがいいと考えているところもありますので、令和3年度に倣って、式典は開催して、記念品の贈呈をして、記念写真を撮影して、同じようにお祝いの品を用意して持ち帰りいただくということを考えておりまして、今後につきましては、徐々に費用を抑えながらも楽しんでいただける事業として続けていって、徐々に縮小というか、費用のほうは抑えていきつつ楽しんでいただけるような事業としてやっていきたいと考えております。

 

 

《団体支援事業について》

◆南野敬介 

 121ページの団体支援事業、ちょっと細かい話で申し訳ないのですが、全国シルバー人材センター協議会と大阪府シルバー人材センター協議会、小さいお金なのですが、負担金として計上しているのですが、これは市の予算でやるべきものなのかなと。その下でシルバー人材センターに補助金として約1,000万円出しているから、シルバー人材センターに払ってもらったらいいのではないかなと思うのですが、市が払う理由って何かあるのですか。

 

◎高齢介護課参事

 特にこの違いというのは、ちょっと把握は正直していなかったのですが、負担金という意味合いと、補助金につきましては運営費補助、事業の補助ということで使い分けてきたのかなと考えています。

 

◆南野敬介 

 いやいや、いいんやで。それはそうなんやで。でもシルバー人材センターに約1,000万円払っていて、それでシルバー人材センターの全国組織とか大阪府の組織に市からこのお金を出す必要があるのかなと思ったのですが。

それだったらもうシルバー人材センターに払ってもらったらいいのとちがうかなと。今年じゃなくてもいいのですが。

 

◎副市長

 これは、全国シルバー人材センターの協議会と大阪府シルバーの人材センターの協議会につきましては、自治体の市のほうが賛助会員という扱いになっておりまして、それについての負担金ということになります。

なのでシルバー人材センターから払うべきものではないということです。

 

 

《すくすく子ども館施設等整備事業について》

◆南野敬介 

 139ページのすくすく子ども館施設等整備事業、770万円ほど計上されています。

外壁の工事ということですが、たくさんこの建物については毎年何かこういった改修みたいなのが出てきていると思うのですが、ある面、傷んでいる分は仕方がないとは思うのですが、今後この建物とかのメンテナンス費用とかいうのはどんな予測をされているか、教えていただけますか。

 

◎子育て支援課長

 現時点におきましては、令和3年度の雨漏りの改修5178,000円及び引き続き令和4年度の7769,000円の雨漏りの改修を今年の梅雨までに終わらせる予定でございます。

 今後に関しましては、経年劣化で悪くなった部分を調査しまして、優先順位をつけて事業計画を上げて、予算確保の上、修繕してまいりたいと考えております。

 

 

◆南野敬介 

 雨漏りということなのです。そうしたら去年やったのでは解決しなかったということなのですか。

 

◎子育て支援課長

 令和2年度の雨漏りの改修に関しましては、東側、つまり池側部分の壁面を改修いたしました。

今年度及び令和4年度に関しましては反対側、西側、つまり貝塚中央線側の外壁で、もうこの際、北面と南面も経年劣化しておりますので併せて3方向、つまり西側、北側、南側の3方向の改修を今回着手しております。

 

 

◆南野敬介 

 私、建物の建設のこととか全くの素人でよく分からないのですが、そうやって分けて外壁やって雨漏りって防止できるものなのですか。

 

◎健康子ども部長

 当初、池側のほうが雨漏りしていたので、それでいけるだろうということでしたが、やっている途中で反対側が出てきましたので、そのときは、反対側は個別でやるほうが年度ごとの費用は少なく済んだのですが、それでは一遍でやったほうがいいだろうということで令和3年と令和4年の両方で一遍にやらせてもらっていますので、一遍でやったほうが安くつくし、そのほうが雨漏りも分かりやすいということで、道側については一度にさせていただいております。

 

 

◆南野敬介 

 そういった子どもの使う施設なので雨漏りとかが--でも当初から何かいろいろあったような記憶があって、使い始めてすぐ何かそんなことがあったりだとか、何かいわくがいろいろあるなというふうに思っていて、今回これでやったらどれぐらい、雨漏りとかのことだから何年もちますとはっきりと言えないとは思うのですが、建物自身の利用はどれぐらい何も手を入れなくていけるかというのを予想しているのか。難しいかな。予想していますか。

 

◎健康子ども部長

 予想はしていないですが、今のところ借りているところは、あと5年は借りる約束になっておりますので、それとあと、天井部分というのがまだ雨漏りの分、雨漏りというか、改修はやっていないので、そこから漏れてきた場合、その部分は要ると考えておりますし、壁についてはまだ国の基準に満たない、横がついていない部分がありますので、そこについては、倒れても危なくないほうについては後回しにしておりますので、その部分についてはどこかで改修しないといけないという部分は残っております。

 

 

◆南野敬介 

 何か、最初あそこの建物を市が譲り受けて、家賃、あと5年ということなのですが、聞いていた話と何か随分私の感覚で違うなと。

ただほど怖いものはないかなというふうに正直思うのです。

 それで、今の部長の答えで、屋根がどうなるか分からないというふうに言われたら、正直な話、そんなところに子どもたちに来てもらって、障害もやっていたのかな、大丈夫なのかなと普通に心配になるので、その辺はどうですか。

 

◎健康子ども部長

 すみません、ちょっと私の表現があれなのですが。上の防水の部分というのが何年もつかというのがありますので、その部分についてはまだやっていないという形ですので、それについては今後また調べていった上でどこまでもつかというのを、だからそこについてはその調査がやられていないということなので、漏ってくるということではありませんので、その分については大丈夫だと思いますし、ほかの側面についてもこれで一応は止まるものだと考えております。

 

 

《東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業について》

◆南野敬介 

 199ページの東貝塚駅前広場アクセス道路等整備事業の24,800万円についてお聞かせください。

 日本生命保険相互会社の球場の裏側を整備するということで前に説明を受けたと思うのですが、令和4年度でのスケジュールをまず教えていただけますか。

 

◎道路公園課長

 令和4年度の工事としましては、今、工事を行っております日本生命保険相互会社の球場の裏の道路、そちらを引き続き工事を来年度も行います。

また、駅前広場、そちらのほうも今現在、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)のほうで工事ヤードとして使用しておるのですが、そこをまたJR西日本と協議しまして、空いたところから広場のほうの工事も着手していきたいと考えております。

あと、令和2年度に踏切の横のもともと緑地があったところを更地化しているのですが、そちらはJR西日本と駅前広場の用地を交換するというところでやっておりまして、そちらのほうのもともと市の用地だったところにJR西日本が保線基地の造成を始めると、そのように聞いております。

 

 

◆南野敬介 

 そのスケジュールといいますか、大体何月ぐらいからその工事、例えば広場の整備工事が始まるとか、そういったスケジュール的なことは分かりますでしょうか。

 

◎道路公園課長

 現在、市とJR西日本におきまして、月に一度、工程会議というのを持っております。

その中でJR西日本の工程も市のほうで把握をしておるところではあるのですが、現在のところ、まだそこの更地化した用地での保線基地の工事というところはまだ未定といいますか、詳しいスケジュールはちょっと聞いておりません。

 

 

◆南野敬介 

 令和4年度でやるので具体的なことが決まっていなくて本当にできるのかなのというのをちょっと思ったのですが、それは私ら素人考えなのかも分からないが、それはそれで、そんな一月に1回の打合せみたいなので、それで大丈夫なのですか。

 

◎道路公園課長

 今申しましたように、先行して入っておりますJR西日本の保線基地のための工事ヤード、そちらに本市の駅前広場ができるというところで、今の保線基地の工事がまず進まないことには、うちが駅前広場の工事に入れないということでございまして、今のところ、そのスケジュールを市が把握していないということではあるのですが、そこら辺、今後、もう少し進んでいけば、その辺が明確になってくると考えておりますので、これからも協議のほうを続けていきたいと考えております。

 

 

◆南野敬介 

 やっぱりよう分からないが、そんなことで、今決まっていなくて、そんなことが本当に進んでいくのであろうかという心配、逆に心配になる。

要はJR西日本が言ってくれないのでしょうね。まだ決まっていないということが正しいのかどうか分からないが、それで本当にこの事業が着実に進んでいくのかどうかが非常に不安になるのですが、その辺はいかがですか。

 

◎道路公園課長

 今申しましたJR西日本との月1回の協議の件なのですが、うちとの協議もあるのですが、これはJR西日本の今の中のバリアフリー工事、そちらの中で入っている工事業者が複数入っております。鉄道の工事もあれば、電気の工事であるとか、いろいろな工事がありまして、そちらの社内の工程調整会議に市も行かせていただいて、うちとの調整会議もさせていただいているというところで、今の段階で駅前広場のほう、順次になるのですが、うちとしては年末頃から一部乗り込んでいけるかなというところで協議をさせていただいておるところでございます。

 

 

◆南野敬介 

 何回聞いても多分出てこないなとは思いますわ、それだったらね。

ただゴールがあるわけで、令和5年でしたか、6年でしたか、駅西口ができて供用開始するということになると思うのですが、実はその間のスケジュール感というのは我々またほぼ分かっていないという状況がありまして、全体的な流れというのですか、今分かる範囲で、何年の何月にはこれぐらい進んでいると思いますというような計画というのですか、そういうのをお示しいただければと思うのですが、どうでしょうか。

 

◎都市整備部長

 今、山口道路公園課長のほうからは、ちょっと個別の保線基地の造成がいつから始まるかというのは、ちょっと今調整している中で、なかなか詳細は申し上げることはできない状態です。

ただ、駅のバリアフリー化を含めて駅前広場の供用開始につきましては、令和5年夏、若干遅れても秋頃には供用開始するということでJR西日本とはそれに向けてやると、JR西日本も、どんな予期せぬ事情が起こるか分かりませんが、一応、完了はそこに向けてやっていくということで確認を行っていますので、今おっしゃっていましたように、事業の細かいスケジュールにつきましては、また決まり次第、ご報告をさせていただきます。

 

 

◆南野敬介 

 決まってからペーパーといいますか、結構やっぱり皆さん、問題意識を持っていて、我々も聞かれることが多いので、是非何らかの機会で決まり次第、全体のスケジュールをデータになるのか、何になるのか、そのときだったらもうペーパーレスになっているかも分からないので、我々に伝える方法で伝えていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎道路公園課長

 うちとして、今後もJR西日本と協議を進めまして、今おっしゃいました工程のほうがはっきり決まりましたら、しっかりとお伝えしたいと、そのように考えております。

 

 

《鉄道軌道安全輸送設備等整備事業について》

◆南野敬介 

 205ページの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業の水間鉄道の関係です。

 今年2,250万円計上されていますが、今年どのようなことで利用しようと思っているのか教えてください。

 

◎都市計画課長

 令和4年度の整備内容でございますが、名越駅・森駅間の道床交換、それから踏切遮断機16台の交換、森駅から水間観音駅間の電車線自動張力調整装置の交換、あと変電所機器の改修を予定しております。

 

◆南野敬介 

 大体毎年2,000万円前後でこういった水間鉄道に整備費として上がっていると思うのですが、やはり貝塚市民の足というか、交通手段だというふうに思いますので、これからその都度その都度水間鉄道株式会社との相談になっていくとは思うのですが、今後予想されるこういった整備事業というのは市と水間鉄道株式会社のほうで何かあるのでしょうか。

 

◎都市計画課長

 水間鉄道の安全輸送設備につきましては、順次改修をしておりますが、やはり初期に改修した部分がまた新たに不具合が生じてくるというようなこともございますので、水間鉄道株式会社からどういったところを優先に修理・修繕していくかという計画は聞いておりますので、それに従って適切に整備をしてまいりたいと思います。

 

 

《都市計画マスタープランについて》

◆南野敬介 

 よろしくお願いします。

 続きまして、同じページの都市計画マスタープラン、皆さんご質問されていたのですが、私は、一般質問でも酒井市長から都市計画マスタープランを改定していろいろ取り組むということでお伺いしました。

この令和4年度でこのマスタープランの改定がどの段階でいろいろ審議したりとか、情報収集したりとか計画があると思うのです。ビジョンがあると思うのです。その辺をお聞かせいただきたいと思います。

 

◎都市計画課長

 現在、南野委員ご指摘のとおり、都市計画マスタープランと、それから新たに立地適正化計画の策定を予定しております。

この立地適正化計画といいますのは、都市計画マスタープランの上位版となるような計画でございまして、二つ同時に計画を進めていく必要がございます。

それで今年度、令和3年度につきましては、立地適正化計画を策定するにあたり本市の現状を把握し、それから昨年末には市民アンケートを実施いたしまして、どういったことが今課題になっているかというような本市の課題を抽出いたしました。

 それから来年度、令和4年度につきましては、さらに一歩進んで居住を誘導する区域でありますとか、都市機能を誘導する区域という具体なゾーニングをしてまいります。

現行の都市計画マスタープランも、それに合わせて改定していくというような予定にしております。

 

◆南野敬介 

 今、説明あったのですが、まず、どっち聞こうかな。委員報酬で8人分取っていると思います。

委員を多分いろんな大学とかからと思うのですが、どういったメンバーで8人されようとしているのか教えてください。

 

◎都市計画課長

 この委員の構成でございますが、学識経験者としまして大学教授2名、それから地域各種団体の代表者としまして、町会連合会、農業委員会、商工会議所、社会福祉協議会、それから本市のこども会育成連合会、水間鉄道株式会社の6名の委員と、それから市の執行機関としまして副市長に入っていただきまして、合わせて9名の構成となっております。

 

◆南野敬介 

 ありがとうございます。

 あと委託料で、先ほど都市計画課長に説明いただきました立地適正化計画策定業務とかでそれが上位だとお聞きしたのですが、委託料で約640万円計上されています。委託先というのはどんなところになるのですか。

 

◎都市計画課長

 委託先としましては、昨年、公募のプロポーザル方式によりまして業者を選定させていただいております。

現在、本業務に国際興業株式会社に入っていただいております。

 

 

《空き家等対策事業について》

◆南野敬介 

 207ページの空き家等対策事業です。

 我々会派のほうでもいろいろ空き家対策に取り組んでまいりました。

言ってもやはりなかなか進まないというのが現実かな、空き家と空き地も含めて進めにくいというのは十分分かっているのですが、条例をつくっていろいろ指導なり、勧告なりをやってきたとは思うのですが、もうそろそろさきの一般質問で食野議員からもあったと思うのですが、行政代執行も含めて本気でいかないと、言ったって協力のお願いばかりでなかなか進まないというのが現実だと我々も肌身に感じておりまして、空き家とか空き地の問題をこれからどういうふうに改善に向けて取り組んでいくんかというところをまずお聞かせください。

 

◎都市整備部長

 南野委員おっしゃっていますように、空き家・空き地の問題はなかなか前に進んでいない状況でございますが、おっしゃっていますように、特に空き地につきましては、やっぱり危険な状況というのであればいつまでも今の状況で置いておくというのは、市民に被害があるということはそれは避けなければいけないと思いますので、法的手続き、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく手続き並びにまたそれではカバーできない分については条例に基づいた手続きで今後前に進めていきたいと、そのように考えております。

 

◆南野敬介 

 たくさんあるから、ご承知のとおり南海貝塚駅だけじゃなしにたくさんあって、どこか一つでもやっていったら示しがつくじゃないですが、貝塚市が本気でこうやって取り組んでいくんだということを示すという意味でも私は非常に大切だと思うのです。

空き地だからしばらくほっといてもいいわというのではなしに、秋になったらたばこのポイ捨てをぽっとやられたらそのまま火事になったりとか、そんな心配もありますので、事例を一つつくっていくというのではないのですが、今、これまで取り組んできた中でなかなか進まないところは、公的に進めていくという決断も近々要るのではないかなと思うのですが、その辺お伺いしたいと思います。

 

◎都市整備部長

 南野委員おっしゃっていますように、なかなか我々職員が指導ということで何とかしてくださいと再三お願いしているにもかかわらず、やっていただけないということであれば法的にやっていくしかないと思いますので、その辺は前に進めていきたいと考えております。

 

 

《花と緑と文化基金積立事業について》

◆南野敬介  

 209ページ、教えていただきたいのですが、花と緑と文化基金積立事業で約1,200万円、基金に積み立てていると思います。

この基金に積み立てるという意味が何か経過等もあるとは思うのですが、その辺を少し教えていただければと思います。

 

◎都市政策部長

 こちらは大阪万博の桜の部分です。昨日ご答弁させていただいている部分で、97本分、大阪府から、向こう10年間の管理費、1本当たり133,000円なのですが、その分を一旦受け入れまして、本市で整備しつつこのお金を使ってやっていくということでございます。

 

 

《住居表示について》

◆南野敬介 

 続いて、215ページ、これも我が会派いろいろやってきた、住居表示の問題です。

 昨年、久保1丁目が整備されまして、今年、2丁目、3丁目と続くと聞いているのですが、これは果たして50万円でそのあと進むことができるのかなとちょっと疑問に思ったのですが、その辺お聞かせください。

 

◎土地情報課長

 今回は骨格予算ということで日常的な業務で予算を組んでいるだけでして、事業費につきましては、改めて第2回定例会で上程予定を考えております。

 

 

《防災訓練実施事業について》

◆南野敬介 

 233ページの防災訓練実施事業で200万円計上されています。

防災訓練を行う予定だと思いますが、時期や場所とかいうのがもしお決まりでありましたら教えていただきたいと思います。

 

◎防災監

 来年度の総合防災訓練の細部につきましては、またこれから計画を詰めていく段階であります。

担当として考えておりますのは、時期につきましては、やはり出水期が終わった秋口から冬にかけて、場所につきましては、これまでも実施をさせていただいているのですが、防災拠点となるせんごくの杜防災広場で行いたいと考えております。

 なお、訓練内容につきましては、参加いただける関係機関のご意見等も踏まえて詰めていきたいと考えております。

 

 

◆南野敬介 

 これからということですが、そこで一つ気になるのが新型コロナウイルス感染症の影響もあるかと思うのですが、市民参加とか、どれぐらいの規模でされるというのも予想してのこの200万円なのか。いや、それもこれからというのか、その辺を教えていただけますか。

 

◎防災監

 規模につきましては、これまでと同様の訓練を考えております。

 なお、細部の炊き出し訓練等も考えてはいるのですが、新型コロナウイルスの感染状況に応じてそこら辺は変えていこうと考えております。

 

 

《教育支援センター事業について》

◆南野敬介 

 245ページの教育支援センター事業で、教育支援センターカウンセラー謝礼とあります。いろんな生徒たちのカウンセリングをされていると思いますが、まず、令和3年の実績はどれぐらいあったのか教えていただけますか。

 

◎学校教育課長

 このカウンセラーは、臨床心理士を目指しております大学院生ということで、コロナ禍前まではこの間全て予算については消化してきたのですが、このコロナ禍の中で来れたり来れなくなったりしまして、今細かい数字は持ってないのですが、そんな中で可能な限り大学院生には15,000円で来ていただいております。

 

◆南野敬介 

 いろんな相談の実績もデータとしてはあると思うのですが、その利用状況というのですか、そういったものも分かりますか。

 

◎学校教育課長

 一応カウンセラーというふうに書いてはおるのですが、相談というよりは、実際は教育支援センター、適応指導教室のほうは不登校ぎみの子どもたちが集まっている場所です。

その子たちの話を聞いたりしながら、半分は勉強を教えてあげたりとか、そういう形で日常やり取りしておりますので、相談があるからこの方たちと向かい合うとかそういうものでありません。

 

◆南野敬介 

 そうしたら、この上の会計年度職員報酬の1人とは、これはまた別なのですよね。

 

◎学校教育課長

 この方は教員のOBの方で、ここに勤めてくれている人です。

 

◆南野敬介 

 教育支援センターなので、いろんな子どもや家庭に、学校に行けない子とかの対応になってくると思うのですが、この令和4年度でコロナ禍で大学院生が来れないという状況もあるということなのですが、そういったコロナ禍の中でもやはりしんどい子はしんどいだろうなと思うので、その子どもたちへの対策といいますか、どのようにつくっていこうと考えているのか教えてください。

 

◎学校教育課長

 学校の行き渋りというか、なかなか足が向かないという子にはいろんな理由がありまして、基本的には学校内で学校の教員等の関わりや子どもたちの関わりで何とかできればというのをまず第一に考えておりますが、やはりそれが無理となったときに日常の生活習慣とか、そういったものをということで別の場所になるのですが、この教育支援センターを位置づけております。

 コロナ特有の今回臨時休業とかが多かったので、休みぐせというわけではないのですが、子どもたちが結果、家での生活習慣というのが身についてしまって、そのあと学校に来れなくなったという子も聞いておりますので、そういった子の対策につきましては、また個々の状況に応じてやっていく必要があると考えております。

 

 

◆南野敬介 

 二色にあるから山手からいったら遠いですし、そういった意味でこういったカウンセラーの人たちが現場に向かうというか、そういったことも可能なのですか、やっているということにもなるのですか。

 

◎学校教育課長

 場所はハート交流館の中にあります。カウンセラーの人は、大体電車で言いましたらJR東貝塚駅のほうから来られる形になっております。

 

 

◆南野敬介 

 教育支援センターの事業でレインボー教室でやっているということで思っておいたらいいのですね、ここは。ここの教育支援センター事業の教育支援センターカウンセラー謝礼という経費は、ハート交流館のレインボー教室でやっているというふうに理解していい、教育センターでやっているのではないということを理解したらいいですか。

 

◎教育長

 教育センターではなくて、これは教育支援センター、レインボー教室とイコールで考えていただけたらと思います。

 

 

《特色ある学校づくり推進事業について》

◆南野敬介 

 そうしたら続いて、251ページ、特色ある学校づくり推進事業についてお聞かせください。令和4年度でどういった事業、この特色ある学校という意味でどのような、どこの学校でどんなことをする予定なのか教えてください。

 

◎学校教育課長

 今年度からの継続になる事業なのですが、五つの学校で考えております。

一つは、永寿小学校は特認校に特化した内容です。

二つ目、葛城小学校につきましてはコミュニティスクールに特化した内容になります。

三つ目、四つ目は、中央小学校、南小学校に関しましては幼稚園等の施設一体型ということで、幼小連携の在り方等に特化した内容になっております。

最後は、第五中学校区ということで、第五中学校、二色小学校の今、義務教育学校を進めているのですが、そういう小中連携の中の特に小学校のほうで教科化になりました外国語、英語についてのそういった学習内容についていろいろ特化したことをやっていこうと考えております。

 

 

◆南野敬介 

 今教えていただきましたが、特にちょっと気になったのが永寿小学校の特認校の関係なのですが、もう2年ぐらいになったのですかね。

ここは当初の予定どおり教育委員会が思っていた実数というか、数というのですか、生徒が来ているのか、いや、やっぱりちょっと少ないと思っているのか、その辺教育委員会としてはどう考えていますか。

 

◎学校教育課長

 数でいいますと少ないです。

ただ貝塚市内の学校で、やはりこういう校区関係なしに選択できる学校という意味においては、こういう学校は本来必要かなとも考えております。

 

 

◆南野敬介 

 予想していたよりも少ないということなのですが、ある面、多分いろんな説明会とかで宣伝したりはやっているとは思うのですが、案外知られていないところもあるのかなと思いますので、今後の特認校や各特色ある学校づくりでやっていたことの啓発の仕方というのですか、そういったところに力を入れなければならないとは思うのですが、その辺教育委員会としてどう考えているか教えてください。

 

◎学校教育課長

 特色ある学校づくりの中身につきましては、学校全体とか、あとその個々の地域かなと思っております。

ただ特認校に関しましては市内全域に今ポスターであったり、ホームページであったり、学校からのプリント等の配布ということになっているのですが、そういった形で今後も続けていくしかないのかなと思っております。

 

 

《高校生海外留学支援事業について》

◆南野敬介 

 281ページの高校生海外留学支援事業というのが100万円ほど計上されています。この事業について説明をお聞かせください。

 

◎青少年教育課長

 この事業につきましては、高等学校等が教育活動の一環として実施する海外留学に参加する生徒の保護者で本市在住の者に支援対象経費の2分の1の額、10万円を上限として支援金を交付する事業でございます。

 

 

◆南野敬介 

 要は市が主催ではなしに各府立高校とか、私立高校関係なしにその学校で海外へ行くときの補助と考えていいですか。

 

◎青少年教育課長

 おっしゃるとおり学校単位で、学校が海外留学の夏のプログラムとか、冬のプログラムとか、学校自体が海外短期留学をやっているものと、あと民間でやっている様々なスポーツ留学とか音楽留学とか、語学留学もありますが、それを学校の校長先生の承認の取れるそのプログラムが対象でございます。

 

 

◆南野敬介 

 これは恐らく新規事業のような気が、去年と見比べて思うのですが、その周知といいますか、啓発といいますか、どのように市民の皆さんにお伝えする予定なのでしょうか。

 

◎青少年教育課長

 これは新規事業でございまして、今のところ5月号広報でお知らせいたしまして、あとホームページのほうと、あと各それぞれの高校も周知しないといけないということもありまして、これはまた大阪府の教育委員会に行ってリーフレット等をまくような形で対応していきたいと思っております。

 

 

◆南野敬介 

 大体分かるのですが、となると、これ、時期は多分各学校ばらばらのような気がするのですが、いつぐらいから受け付けるとか、さっきの話は上限10万円で100万円ということは、恐らく10人程度というふうに思うのですが、定員になった場合の対応とか、そういったところのイメージはどのようにお考えなのでしょうか。

 

◎青少年教育課長

 一応516日から受付開始という形でさせていただきたいと思っております。

先に申請してきてくれた順ということで、申請につきましては、行きたいというだけではなくて、書類の中の申請書にはほとんど確実に行くというところの添付書類をつけていただいてするということでございます。

人数のほうがそれからばっと来るかどうかというのはちょっと正直分からないところもありまして、近隣の学校に今の現状を聞かせてもらったりしているのですが、まだ私立高校でも公立高校でもこの夏の海外留学プログラムができていないと、調整中と、やはりこういうコロナ禍の時期でございまして、学校プログラムができていないというようなことで、それがもしできてないようなことでありましたら、516日のほうから募集が来ないような形も想定できるということで、ちょっと未知なところが多々あるのですが、基本的には先着順ということで考えております。

 

 

◆南野敬介 

 高校とかでしたら場所も全部分かると思うのでリサーチはしていただきたいと思うのですが、今、このコロナ禍でこういった公立高校でも私立高校でも、そういった海外に行くという取組みはされているところが多いのですか。ちょっと私は、感覚的にはよく分からないが。

 

◎青少年教育課長

 この事業を始めるにあたりまして、今までほとんど交流もなかった高等学校のほうに行かせてもらっていろいろ話をさせてもらっている中で、どこの学校も令和元年度までは、そういう海外プログラムをつくって国際交流ということに力を入れてきていたのですが、コロナ禍になりまして令和2年度、3年度と行けなかったと。やはり学校の先生のほうも、この国際交流を学校として元に何とか戻したいという気持ちが多くて、今は全然まだ決めていないのですが、来年のこの海外留学プログラム、夏が無理でも、冬と、また春ということで、何とか令和元年度のように戻したいという気持ちがある学校ばかりでございました。

 

 

《クリケットのまちづくりについて》

◆南野敬介 

 303ページのクリケットのまちづくりについてお聞かせください。

 大会の粗品とか、大会贈呈品ということで予算が計上されているのですが、令和4年度の予定といいますか、決まっているのであれば教えてください。

 

◎スポーツ振興課長

 令和4年度の今現在決まっておる部分でいいますと、昨年10月にクリケットジャパンカップ関西大会決勝、貝塚カップ2021と称して開催したもの、これを令和4年度も実施していきたい、誘致していきたいと考えております。

 

 

◆南野敬介 

 せっかく整備したクリケットフィールドでありますので、有効活用をしていただきたいと思います。

その1個のクリケットジャパンカップ関西大会決勝、貝塚カップですね。

その大会のみならずどんどん誘致したらいいのかなと、どんどん利用していただいたらいいのかなと思うのですが、そういった働きかけはどんな感じで思っているのですか。

 

◎スポーツ振興課長

 クリケット協会から国際大会ができないかというような話は令和4年度に来ておりますが、まだ今のところ日程等決まっていない。

あとこちらは今回予算化もしていないところなので、今、クリケット協会と調整中ということでございます。

 

 

◆南野敬介 

 ということは、まだ骨格予算ということもあるし、6月ぐらいにめどが立ったら、それでまた予算を組み直すということで考えておいたらよろしいですか。

 

◎スポーツ振興課長

 南野委員ご指摘のとおり、話が煮詰まってまいりましたら予算化等も考えたいと思っております。

 

 

◆南野敬介 

 そういったことで進めてほしいのですが、これ、クリケットのまち推進ということでこれまで取り組んできました。

市長が変わられて市長自身もこのクリケットをいろいろ宣伝というか、その宣伝隊長みたいな感じでいろんなところに行ってする機会があると思うのです。

酒井市長自身のクリケットというふうな、この貝塚市でクリケットのまちを進める上での認識といいますか、どうしていきたい、こうしていきたいとかいうお考えがもしあればお聞かせいただけますか。

 

◎酒井了市長

 今、クリケットのこういった整備されたものがあるというのは、これはある意味この貝塚市にとって資源だと思っておりますので、貝塚市の知名度を上げるという意味で大きな一つのPRの材料だと思っております。

 したがって、私はこれを全国なりあるいは東京の霞が関を回るところで、機会があればそういったこともPRさせていただきたいと考えてございます。