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議会質問&会派取組

2017-03-20 18:20:00

《放置自転車対策について》

◆阪口芳弘議員 

 67ページの放置自転車対策事業についてお伺いいたします。


 代表質問でもお聞きしましたが、自転車の放置が今のところ道路を大体指定してやっているということで、里道とか水路敷に置かれると問題があるということで質問しましたが、区域変更をお願いしたいということで、条例改正も含めてという話をさせてもらったんですが、条例改正しなくても区域変更だけでもいけると聞いたのですが、それでよろしいですか。



◎道路公園課長

 放置自転車等禁止区域の設定につきましては、告示だけでいいことになっておりますので、条例改正の必要はございません。

 

 

◆阪口芳弘議員

 P3272272.JPG代表質問では、大体100メートルぐらいということで、例えばという話をさせていただいているんですが、半径何メートルというのを考えられているかどうか、その辺、いかがでしょうか。



◎道路公園課長

 100メートルというか、今現在道路で区切っていますので、駅周辺の道路状況でしたら200メートルぐらいのところもありますが、今考えていますのは、おおむね100から200メートルの間で市道敷だけじゃなく水路とか里道も撤去できるように、面的なエリアで設定できるように見直しをかけたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 そうなりますと市民に知らせる必要があると思いますが、看板等のつけかえも含めて大体いつごろぐらいを考えておられるのか、お願いします。



◎道路公園課長

 年度が変わりましたら早急に区域の見直しを行いまして、区域の見直しの告示が終わり次第、駅の改札口に近いところとか、見やすいところに看板を設置できるように検討してまいります。

 

 

《工場排水等水質分析について》

◆阪口芳弘議員

 69ページの工場排水等水質分析のところで、これは立会検査をされて排出処理の技術指導とか排出水の分析を行っているということを聞いていますが、どのような検査をされておられるのかお伺いできますか。



◎環境衛生課長

 排水対策費でございますが、水質汚濁防止法並びに大阪府の生活環境の保全等に関する条例の特定施設、届け出施設を設置している工場、事業所に立ち入りまして、一般項目並びにその事業所で使用されている有害物質等の項目を公共排水域に出るところで採水して測定を実施している次第でございます。

 

 

◆阪口芳弘議員

 それをされて問題があった工場水云々、汚染水は今まで何件かございましたでしょうか。

 

◎環境衛生課長

 重大な有害物質、そういう基準の超過というのはございませんが、例えばpH(水素イオン濃度)とかBOD(生物化学的酸素要求量)とかCOD(化学的酸素要求量)とかいう一般的な項目については、管理が不十分であったりした場合には基準超過していた事例はございます。

 

 

◆阪口芳弘議員

 その改善策、対策というのはこちらから指導して、その結果はもちろんきれいになっていると解釈していいですか。

 

◎環境衛生課長

 基準超過の場合は、当然、指導に行きまして対策をまず講じるようにしまして、その対策を市に報告するようにということで、その工事が完了いたしましたら再度採水をいたしまして、基準値に適合しているということを確認しているところでございます。

 

 

《町会加入促進について》

◆阪口芳弘議員

 77ページの町会加入促進について質問させていただきます。


 最近、町会の加入がものすごく減少傾向であると、そして、新しい住宅が建ってもなかなか入っていただけないということもありますし、また、例えば民生委員・児童委員であったりとか健康推進委員であったりとか、たくさんの役職を町会から推薦するという方法をとっているのですが、なかなかなり手がないとかいう話も聞いております。


 そこで、町会・自治会、そういった支援をもういよいよするときが来ているのかなと思うのですが、いかがでしょうか。

 

◎広報交流課長

 本年度も町会加入促進ということで町会連合会に対して補助金を出しまして、加入促進の事業を行ってまいりました。


 主に今年度は町会に加入されている会員に対しまして、メリットの創出をしていこうということで、企業等と町会連合会がコラボレーションいたしまして、会員にだけ例えば商工会議所のにぎわいクーポン等を配付いたしましたり、そういうことで加入されている方にメリット感を持っていただくという事業を一部進めてまいりました。

 

 

◆阪口芳弘議員

 新しく加入される方にお願いして、メリットはあるのかと聞かれても、これといって実際のところないんですよね。


 メリットという言葉を具体的に、どういうものが町会に入ったらメリットがあるのかお教えくださいますか。

 

◎広報交流課長

 地域コミュニティーを有効に活用するということで、大きなことでは災害時の避難行動に、自助という部分ですね、役立つということと、あと防犯、子どもたちの見守り活動等地域を住民で支えるということで、地域を愛する協働意識が生まれるということで、それは町会加入についてのメリットであると考えております。

 

 

《防犯カメラ設置について》

◆阪口芳弘議員

 同じページの防犯カメラ設置のところで質問させていただきます。


 近年、防犯カメラは非常に役立っているということは皆さんご存じのとおりですが、前年度がたしか18台ということでしたか、8台でしたね。質問します、8台でしたか。

 

◎危機管理課長

 町会の設置する防犯カメラにつきましては、平成28年度は12台でございます。

 

 

◆阪口芳弘議員

 いずれにしても予算よりも少なくなってくる、減少傾向にあるのかなと思うんです。要するにたくさんつけていくと、もう既につけましたということで、これ以上必要ないというところが出てくると思うんです。


 しかしながら、我が町でやらせていただきましたら、大体設置費用が22万円ぐらいかかって補助が20万円ということで、実際には2万円ぐらいの差でいけるんです。


 恐らく20万円あれば十分設置できるので、ほとんど費用がかからないということを各町会の皆さんにおっしゃっていただいて、そういったPRをしていただくことによって、少しでも増やしていくというほうがいいのかなと思いますが、いかがでしょうか。

 

◎危機管理課長

 阪口芳弘委員おっしゃるとおり、PRを十分していきたいと思っております。

 

 

《塵芥収集事業について》

◆阪口芳弘議員

 155ページの塵芥収集事業についてお伺いいたします。


 町会の管理促進のところでも若干議論はございましたが、今回ご家庭に可燃ごみ袋を配布されたということで、まず町会・自治会の反応はいかがであったのか把握されていたらお願いいたします。

 

◎廃棄物対策課長

 今回、町会・自治会加入促進用ということと、緑色の可燃ごみ袋の有効活用ということをかねて町会・自治会加入世帯に対して、緑色の可燃ごみ袋1袋10枚と差額シールシート10枚、これに説明の文書、今回配布の目的と、あと使い方を書いた説明文書をつけてその3点で配布させてもらいました。


 配布する前に各町会長に、配布にあたって何かご要望とかご意見はございませんかということでアンケートをとらせてもらった中では、配布してもらうのはありがたいという声とか、あと午前中の委員会でも出ていましたようにこれが継続して行われるのかどうか、あと枚数的に加入促進であればもっと枚数が必要ではないかというご意見等がございました。

 

 

◆阪口芳弘議員

 どちらかといったら肯定的に考えておられるようですが、町会も。


 中には否定的な意見もございまして、本来この可燃ごみ袋がなぜ緑色なのかということがここには説明されていない。


 その町会長、あるいは自治会の会長でも特にそうですが、よくこのいきさつをわかっておられる方はある程度理解できるんですが、このごみ袋を配ることに対して、まずはごみ袋が余ったからこれを町会の加入促進に使ってほしいというきちんとした説明がないと私は思っているんですが、この辺についてどう考えておられるんですか。

 

◎廃棄物対策課長

 先ほど説明いたしましたように各世帯に配付する文書というのをごみ袋差額シールと一緒に配付していただいておりまして、その中に今回のこの配付が緑色の45リットル可燃ごみ袋の有効活用と町会・自治会加入促進策としてその両方を配らせていただくものであるということを一応説明はさせていただくとともに、町会連合会の幹事会でもそのような説明をさせていただいて、その幹事会で了承をいただいたあと、各町会長、自治会長宛てには別途文書も送らせてもらっている中では、各加入世帯に送らせてもらったのと同じような形の説明文は配付させていただいております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 今、自治会あるいは町会に配られた文書がここにございますが、そういったことは余りきちんと説明されていないと思います。


 これから3年間これを続けていかれるのであれば、やはり町会に出向いて、こういったことがあったのでこれを町会で配ってほしいと、それぐらい先にそれをやっておけば2年3年と別にする必要はないけれども、最初にきちんと説明しないまま、3年間いくというのは私はいかがかなと思っています。


 そして、大事なことは、やはり町会に配るだけではなく、配られるのはありがたいのですが、これを配るのは組長やら評議員、実はこれ汗かいて配ってはるんです。


 可燃ごみ袋は結構重くて、特に高齢者では自転車の荷台に積んで行ったらこけたり、私たちが手伝ってあげないといけないという状況が実はありました。


 ですから、町会の負担もある程度考えてあげないかんなと、この辺についてどう思われますか。

 

◎廃棄物対策課長

 阪口芳弘委員ご指摘のとおり可燃ごみ袋は結構重さがございまして、実際、各町会・自治会の加入世帯に配っていただくという性格から、どうしても町会・自治会のご協力で配っていただくということになりますので、それだけ町会・自治会の方にはご負担をおかけすることになっているのは事実だと思っております。


 それでですが、あくまで加入世帯だけに配布させてもらうということですので、その辺の実情はやっぱり町会・自治会の方じゃないと、どうしても加入世帯を把握しているのがそういうことになりますので、負担はおかけしているけれども配布をお願いしているというそういう実情でございます。

 

 

◆阪口芳弘議員

 もしこれ、町会・自治会以外にも配るとなったら配るだけでもすごいお金かかります。


 町会・自治会の加入促進ということで町会・自治会の皆さんに手伝ってもらってやるのであれば、町会に出向いて皆さんが説明をして、これから町会の総会やら皆それぞれ4月、3月、たくさんの町会でこういった行事が行われますよね。


 そのたびに出向いて、やはりこういったことをお願いしたいということはあってもいいと思ったんですが、その点どうでしょうか。

 

◎廃棄物対策課長

 今のところそういう形で出向いてという考えは持ってはいないんですが、ご指摘のように、今回の緑色の可燃ごみ袋の有効活用と町会・自治会の加入促進という目的で配布しているのが十分に町会の方とかに伝わっていないのではないかということですので、その辺十分伝わるような形の方策を何か検討していきたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 もし町会からリクエストがあれば来ていただけますでしょうか。

 

◎廃棄物対策課長

 市のコスモス市民講座みたいな形で何らかそういう市のほうに説明とかいう形でご要望があれば、もちろん行かせてもらうという形では考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 市民講座ということではなくて、総会とかみんなが集まるときにこれをきちんと説明に来てほしいという町会があれば行ってあげてくれますかという質問です。

 

◎砂川豊和副市長

 当然そのような要望があれば、行って説明はさせていただきます。

 

 

◆阪口芳弘議員

 それで、今回たくさんの緑色可燃ごみ袋が余ったというのは皆さんご存じのとおりでありまして、なぜこのような事態に至ったのか検証されましたでしょうか。いかがですか。

 

◎廃棄物対策課長

 昨年の予算特別委員会でも、それだけたくさん余ったことに対してそれの有効な活用法をどうするのかということでご意見をいただいたところですが、一番大きな要因は、そのときにも説明させていただいたように3箇月間の経過措置、緑色の可燃ごみ袋が紫色に変わって3箇月間経過措置を設けましたことで、その3箇月分ふだんの年よりも多く販売できるというか、要はそれだけ買われると予想したのが実際はご家庭でかなり緑色の可燃ごみ袋を持っておられて、それだけ売れなかったということに伴う在庫が予想より増えたということで考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 私、この問題の一番の問題は業者との確執にあると思うんです。


 業者は貝塚市以外のところにももちろん納めていまして、たくさんのノウハウ、実は持っています。


 業者の方々はプロですからいかにして安く、いかにしてたくさんのものを売るかというのがこれはビジネスですから当たり前ですが、この人たちはやはりすごい感覚の持ち主でありますし、たくさんのところに納めていてたくさんの問題点を知っています。


 そういったことを聞く耳を持たなかった、業者の言うことを初めから聞かなかったということもあるし、業者も貝塚市に行っても聞いてくれないから言っても仕方ないから言わないという意見も聞いています。


 このように考えておりますが、どのように今担当課としては考えておられるのかお伺いします。

 

◎廃棄物対策課長

 去年の予算特別委員会で、うちのほうのそれまでの可燃ごみ袋の仕様が他市に比べてきつ過ぎるのではないかということでのご意見もいただきましたので、平成28年度の分からは仕様を見直しまして、JIS規格でのマイナス誤差を認めていくという形の取扱いにはさせていただいております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 それではなくて業者との日ごろの対話がすごく欠けているん違うかと、業者から学ぶこともあるということを申し上げているんですが、いかがでしょうか。仕様書の云々というのはもう解決しています。

 

◎廃棄物対策課長

 もちろん業者の方はプロで専門ですので、それにやっぱりいろんな意見を聞かせていただいて、複数の業者は作製のほうの入札とかは加わっていただいておりますので、全ての業者からいろいろ意見を伺って、最終的にはいろんなご意見を参考に市のほうで考えてやっていきたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 この問題はここで一つ区切りをつけさせていただいて--ごみを出すとき、今は定曜日制。月曜日なら月曜日、火曜日なら火曜日、これわかりにくいという特にお年寄りの方が多くて、うちの町会ではカレンダーをつくって全戸配布しているんです。


 その中には町会の行事等も入れているので、今日は可燃物、今日はプラごみと書いて渡してあげているんですが、これは特にお年寄りが喜ばれるということで勝手にやっているんですが、もしできることならばホームページからそれを引っ張ってこられてそれをプリントアウトすれば、例えばA1地区であるならばA1地区をクリックすればそれが出てきてそれがプリントアウトされていくというようなことでができたらうれしいと思うんですが、この辺どうですか。

 

◎廃棄物対策課長

 定曜日制になったことで曜日がずれなくなったので、前みたいなごみ収集カレンダーは今発行していませんが、ごみ収集の曜日につきましては、「ピカッと貝塚!」のごみのアプリでは曜日はごみ出しの日のお知らせ機能とかがございますのであるんです。


 今のところホームページにはそれは載せていないという現状ですので、ご指摘のようにそれを載せていって打ち出していけばご家庭でご活用できるということになりますので、ホームページのほうは早急にそういう形で載せていきたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 以前に小冊子を配られていますよね。これにはきちんと実は書かれているんです。


 市民の方が読んでいただいてくれると何も全然問題ないんですが、この小冊子を高齢者はどこに置いてしまったんやろうとなってしまって余り活用されていないのが実情なんです。これは高齢者だけではなくて若い人もそうかもしれません。


 要するに本になっていると本棚の中に入れしまうということが起こってなかなかそれが引っ張り出せない。


 なので、その中に今みたいなものを書いていただいて、そしてそれを冷蔵庫に張っていただくようなことをすると毎日わかりやすくていい、要するに何かに張っていつでも見られるというのが私は大事だと思うので、これ最後の質問ですが、いかがですか。

 

◎廃棄物対策課長

 定曜日制に伴う各地域の収集日につきましては、今お話がありましたように平成27年12月に貝塚市のごみの出し方の変更についてという冊子を全戸配布させていただきました。平成28年12月に、またごみの分別冊子ということで、それぞれごみの種類によってどういう形で分別して出していただくかという冊子、これは4年に一遍発行しているものですが、これを発行した中にも同じような定曜日制のどの地域はどの曜日、収集ですということは入れさせてもらっております。


 その中で確かに両方とも冊子になっておりまして、保存版ということで書かせてもらっておりますけれども、冊子であるがためにぱっと見にくいというご指摘ですので、先ほどありましたように、ホームページのほうに収集のカレンダーを載せていくことでカレンダーとして打ち出ししてそれを張って確認しながら出したいという市民の方には、そういうニーズに対応できるように考えていきたいと思っております。

 

 

《プレミアム付商品券事業について》

◆阪口芳弘議員

 177ページのプレミアム付商品券事業のところで質問させていただきます。


 昨年、大幅に申込みの仕方を変えていただきまして、インターネットと往復はがきで申込むという方法をとらせていただいたということですが、不公平感もなくおおむね好評であったと聞いていますが、このときアンケートをとられておると思うんです。アンケートの結果は今わかりますか。

 

◎都市政策部参与兼政策推進課長

 今現在、資料を持ち合わせてございません。

 

 

◆阪口芳弘議員

 私の聞くところによりますとインターネットやはがきで申し込んだ方々が、やっぱりこのほうがいいと。


 以前は並んで買われて交通事故等も若干あったと聞いていますし、リピーターの方々ばかり買われるとかいう問題は、これでインターネット、あるいは申込みのはがきで当選者がそれをある時期に商店街で買うという方法をとらせていただきました。


 これは非常に好評であったと聞いているんですが、次もこのような形でされるのか、どのようにされるのかお伺いします。

 

◎波多野真樹副市長

 今、阪口芳弘委員おっしゃったとおりで、私もアンケートを当時集計したときに見て、今正確に覚えていなかったのでちょっとようお答えできなかったのですが、おおむねいい評価をいただいていたというふうに記憶をしております。


 早速年度が明けましたら、また商工会議所の事務局の皆さんと今年のやり方について相談を進めていきたいと思っておるんですが、現時点では去年やったやり方をもしちょっと細かいところで改善すべきところがあれば見直すと思いますけれども、おおむね前回の形を踏襲する方向で考えております。

 

 

《商店街活性化事業について》

◆阪口芳弘議員

 商店街地域活性化事業のところでお伺いします。


 これは、店舗改修にかかわる経費の4分の3を補助し、なおかつ家賃の4分の3も補助するということで相当厚い補助形態になっているんですが、もう少し幅広い方に使っていただけるように、これを若干下げてでもいいからたくさんの人に活用していただきたいと考えていますが、その辺いかがでしょうか。

 

◎波多野真樹副市長

 今現在でもようやく予定していた平成28年度の予算を執行できるかなという状況でありまして、これを2分の1とかに減らしてしまうと手を挙げる方が逆に減ってしまうんではないかなという心配もございます。もう1年、平成29年度は今の交付条件を踏襲して進めてみたいと思います。

 

 

◆阪口芳弘議員

 波多野副市長おっしゃるとおりですが、この事業の補助金をもらえるということをよくわかっておられない方がやっぱりおられて、開業した後から聞いて、わあ、そんなんやったんですかという意見もあるし、知っている不動産屋もあるし知らない不動産屋もある。


 物すごい差が出てきているんです。うちの近くでもそんなことが実際に起こっているんですが、もっと不動産屋とか、それに携わる人たちにきちんと貝塚市はこうやっていますよということをPRする必要があると思いますが、いかがでしょうか。

 

 

◎波多野真樹副市長

 阪口芳弘委員のご指摘のとおり、しっかりとPRに努めてまいりたいと思います。

 

◆阪口芳弘議員

 小売業、飲食業、もしくは生活関連サービス業、または公益的に利用可能なコミュニティー施設を営む者がこれに対象になるわけです。


 ここで職業によっては当然できないものがあります。例えば教育的なもの、これを使うことはできません。


 職業によってできるものとできないものがあって微妙なラインのところもあります。これを決めていくときにどのように決めておられるのか、あるいはなぜそういったことが行われておるのか、この1点、最後に質問したいと思います。

 

◎波多野真樹副市長

 今般の助成制度につきましては、商店街としてやっぱりふさわしいものということで商店連合会等の意見も踏まえながら、対象事業については各商店街、こういったものが来てくれたらうれしいなというものについて業者をまず選んでいるというところがございます。


 そういう意味におきまして、今現在商店街を営んでいる皆さんが余り好まざるものという言い方をするとちょっとあれなんですが、そういったものではないようにという配慮の中こういった対象事業になっているということでございます。

 

 

《住居表示整備事業について》

◆阪口芳弘議員

 201ページの住居表示整備事業についてお伺いします。


 担当課の努力もありまして、また市民のご協力もいただきまして、順調にきているということで評価させていただきたいと思います。


 先般議員総会の中で半田4丁目をしていただけるということですが、大阪和泉泉南線、要するに通称13号線と呼ばれるところ、これが4丁目に隣接しているわけですが、その東側の住宅地、これが5軒ほど残ってしまうんです。


 その東側の住宅地の裏側がすぐ岸和田市の畑町です。要するにその13号線と岸和田市に挟まれた五、六軒だけがぽつんと残ってしまって、将来的に、これどうしていくのかということもありまして、ここで住んでおられる方も向かいが4丁目になって、ここがぽつんと残されることに不安を抱いているという状況で、その辺についてまずお伺いしたいと思います。いかがでしょうか。

 

◎都市計画課長

 確かに岸和田市との境界がすぐで住宅が四、五軒ということでございます。


 4丁目に含めることができないのかという話もございますが、一定13号線というのは府道でございますので、やはり広域の道路ということがありますので、その13号線で町境界として切るというのが適当ではなかろうかと考えております。


 確かにその4丁目の向かい側については岸和田市との境界までの距離というのは余りないんですが、ただ、それより和歌山方といいますか、そちら側につきましては、ずっとまた貝塚側の市域が広がっていく状況でございます。


 ただ1点、広がってはいくんですが、市街地化調整区域ということがございますので、一定その住居表示を実施していく基準といたしましては、市街化区域を優先すべきであると。ただし、一般的にはDID区域、これ国勢調査で出される区域で、人口集中地区というエリアでございますが、一般的には人口集中地区については住居表示の実施は可能であるということで考えております。


 半田の町割り、1丁目から4丁目の割りにつきましても、将来的には13号線より山側の区域につきましては、半田5丁目という形で新たに1丁を新設するのが妥当であろうと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 今の説明では半田5丁目というのは初めて今議論するんですが、桜塚町会のところからこの津田川までの広範囲のところが5丁目になるだろうと考えたらいいわけですか。

 

◎都市計画課長

 確かに若干範囲は広いんですが、一定その地域におきましては従来の開発地が散在しておりますので、住宅地のほうはかなりの戸数が建っている状況でございます。


 それと、池が集約している箇所もございますので、面積的には広くなると思いますが、実際街区とか、そういう形で割っていきますと、それほど多くの街区にはならないのかなと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 確認も含めて質問させてもらいますが、ご存じのように半田の13号線から東側というのは結構奥まで広がっていって、一部麻生中との境界線ももちろんあるわけです。相当の数の人たちが住んでおられます。そうなってくると、そこまでがもう5丁目と、要するに一番東側まで5丁目になると考えておいたらよろしいですか。

 

◎都市計画課長

 麻生中との境界もございますので、エリア設定につきましては、具体的にまた町会との協議ということになってまいりますので、今ちょっと申し上げることはできませんが、実施するということになれば、できるだけ多くの区域はカバーしたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 さっきの話では調整区域ということで、ちょっと遅くなるということですが、できたら、これも住民の方々が同じ町に住んでいて、できているところ、できてないところがあるという、不満めいた言葉も聞かれるので、もし大体の日付というか、どのぐらいの時間かかるかという漠然とした答えで結構ですので、教えていただけますか。

 

◎都市計画課長

 住居表示につきましては、やはり市街地であって住戸が密集しているというところが非常に効果として高いということがございますので、まずはその地域を優先してまいりたいと考えております。


 特に半田地区の隣接している地区につきましては、住居表示の効果も実際に見ていただいているわけでございますので、受け入れていただきやすい環境にあるのかなと考えておりますので、まずはそこを優先してやっていきたいと思います。


 その後、拡大していく過程の中で半田5丁目を含めて順次拡大していきたいと考えておりますので、具体的な時期等は明確にはできませんが、以上でございます。

 

 

◆阪口芳弘議員

 この事業の一番肝心なところは、少しずつでもいいから着実に進んでいくということが肝要と思います。


 それで、次の目標があれば教えていただきたいんですが。要するに貝塚市の北側は、岸和田市ですが、ここはもう既にほとんどでき上がってきているので、北側の町から進めていくのがいいのかなと。


 そうなってくると、半田ができたら、久保がやりやすいと思うのですが、その点いかがでしょうか。

 

◎都市計画課長

 久保というお話が出ましたが、実際問題といたしましては、一番住居表示を進めていく上において難渋するのが町と町の境界、これを定めていくことになります。


 例として出ました久保地区につきましては岸和田市はもう既に実施している、半田はもう境界が決まっているということもありますので、進めていきやすいかなと考えております。


 ただ、町会との協議が当然必要になってまいりますので、半田4丁目実施後については、候補地として久保は第一候補という形にはなるかと考えております。

 


《郷土資料室事業について》

◆阪口芳弘議員

 259ページの郷土資料室事業についてお伺いします。


 今月の11日から4月23日まで郷土資料室展示特別展ということで、まぼろしの海岸寺というのが行われている最中でございますが、徳川家の歴代将軍を祭る寺ということで、非常に皆さん方も興味があるのかなということで、来館数が増えていると聞いていますが、どれぐらい増えているのか、お伺いします。

 

◎社会教育課長

 この特別展は今月3月11日から始まっておりまして、3月21日間までの来館数は332名となっております。昨年同時期に特別展をしておりますが、昨年と比べますと、昨年は10日間で110名ほどになっておりますので、およそ3倍ぐらいの来館数となっております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 私も歴史か好きなほうですし、また、これ、もともと半田にあったまぼろしの、皆さんご存じのとおりなんですけれども、ということで地元町会や校区福祉委員会でいろいろ活動させていただいている中で、個人レベルでやっているのは限界があって、もしこういったものを郷土資料展示室の会員さんみたいな人たちがいて、例えばスマートフォンに登録していただいて、こういった催しを常に発信していくということができないのかという質問ですが、いかがでしょうか。

 

◎社会教育課長

 今現在、郷土資料展示室のほうの事業といたしましては、古文書講座や、いろんな歴史的な講座も開いておりまして、そういうところで歴史的な催しに対するPRはしてまいりたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 たまたま今回たくさん来ていただいてありがたいんですが、紙ベースでのPRだけでなく、やはりこういったものは、SNSを使って発信していくのを、いよいよ考えていくべきかと。特に郷土愛をつくっていきたい、あるいは図書館の利用も促進していきたいということであれば、そういうこともいよいよ考えていく必要があると思うんですが、いかがですか。

 

◎社会教育課長

 現在もホームページやフェイスブックなどSNSを通じてPRをしておりますが、今後さらに、積極的に取り入れてPRをしていきたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 少しでも来館者数を増やしていただきたいと思っております。


 郷土資料展示室というのは、よく、どこにあるんですかと聞かれるんです。全く市民の方は認識されていない。図書館はもちろんご存じの人がほとんどです。


 ところが、この郷土資料展示室はほとんど認識されていなくて、どこにあるんですか、ここにはもちろん図書館の2階と書いてありますが、これ自体がなぜわからないかというと、貝塚市民図書館というのは大きな看板が立っているんです。郷土資料展示室は外から見た感じ、わからない状況ですが、これはどのように考えていますか。看板が見受けられないということですが。

 

◎社会教育課長

 現在、確かに外部のほうには看板等は据えておりませんで、玄関入ったところに入って初めてわかる形になっております。


 今後また、そういった点につきましても検討してまいりたいと思います。

 

 

《図書館利用促進事業について》

◆阪口芳弘議員

 275ページの図書館利用促進事業についてお伺いします。


 人形劇や、おはなし会をしておられて、それはすごくいいことですが、図書館と一般市民との対話というか、例えばこういう本を借りたいと、図書館に行って注文する、図書館の司書の方にいろいろ聞くと。


 聞いて、こんな本ありますが、たまたま図書館にはなかったということが起こったときに、今なら電話で発信していただけるということも聞いているんですが、こういう新しい本が入りましたとか、興味深い本が入っていますとか、図書館側から市民の方に積極的に発信していくということを、これから考えていく必要があると思うんですが、この辺いかがでしょうか。

 

◎図書館長

 毎月発行しております「ひまわりだより」に新着図書の情報を、全てではないのですが、発信しております。


 ただ、館内には、新規図書で入った分というのは、題名を掲示したりとか、その本を並べたりしているんですが、どうしても新しい本は、並ぶ前に予約が先に入ってしまうケースがございます。


 その場合、本が並ぶことなく予約された方にすぐに貸し出ししてしまう場合があるので、実際に館に並ばずに次々予約が入ってしまうという状況にはなっております。


 本の新着情報につきましてはホームページ等には掲載しておりませんので、今後、そういった形で一般の方にできるような形を検討していきたいと思っております。

 

 

《図書館トイレ改修工事について》

◆阪口芳弘議員

 図書館のトイレ改修工事、277ページでお伺いいたします。


 今回、たくさんのお金を使って改修工事が始まるわけで、市民からあまりいい言葉が聞こえてきませんでしたので、例えば臭いとか、冷たい印象、あるいは暗い、寒い、暑いという、この状況、当然改善されるわけですが、今、トイレの合併浄化槽を使っているということですよね。


 当然、この合併浄化槽を使った工事になると思うのですが、1年か2年後に下水管がつながると聞いているのですが、どうなるのか、まずお伺いしたいんですが。

 

◎図書館長

 下水道の件ですが、平成29年度につきましては、公共下水道接続の設計委託の予算をとらせていただいておりまして、平成30年度に下水道に接続する工事を予定しております。


 その前に、平成29年度に1階のトイレの今回は改修工事ということになっております。


 1階の男性用・女性用トイレが現在全て和式になっております、そちらの洋式化と多目的トイレ、現在洋式ですが、そちらを温水洗浄便座に改修するとともに、おむつの交換シートが、今、女子トイレにしかついておりません。


 近年は若いお父さんが小さい赤ちゃんを前に抱っこして連れて来られる方も多くおられますことから、多目的トイレにおむつの交換用のシートとベビー用の椅子も設置しようと考えております。


 また、トイレの床面でございますが、排水管が癒着しておりまして流れない状態になっております。汚れたときの清掃にもかなり苦慮している状況でありますので、床面も改修する予定になっております。


 また、洗面台等も当初設置したものでございまして、かなり老朽化して、汚い状態になっておりますので、そちらも交換して、きれいな形で利用者の方に快適に使っていただけるものに改修していきたいと考えております。

 

 

◆阪口芳弘議員

 冬場は特にトイレが寒いので、室内との差がすごくあり、特にお年寄りの方はつらい目に遭われるかなと。エアコンの設置は考えておられますか。

 

◎図書館長

 今回の洋式化に伴いまして、洋式便座につきましてはウオームレット(暖房便座)にする予定にはなっております。


 ただ、暖房については、今のところ考えてはおりません。