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2022 / 12 / 10 05:00
復調ミスド出店再加速1000店舗へ 辻利など有名店とのコラボが奏功
ダスキンはドーナツ店「ミスタードーナツ」の店舗網を再拡大する。
一部ドーナツの高級化や出店立地の見直しなどが奏功して稼ぐ力が向上しているためで、2023年3月には4年ぶりに全国の店舗数が1000店規模に達する見込みだ。
販売戦略の変更などで売り上げが伸び悩んで閉店が進む期間が続いていたが、再び出店を加速する。
今後は都心部では小型化するなど立地に合わせて店舗形態を多様化させ、店舗網を広げる。
ミスドは2013年には1377店舗あったが、2022年3月には961店舗まで縮小していた
その要因は2016年に100円セールを辞めてからである 記事によると、100円セールの時しか、ドーナツが売れなくなってしまい利益率も急激に低下したらしい
なので2016年に均一セールを辞めた途端に、安売りを買いに来ていた顧客が去っていき売上利益ともより厳しい状態だったとのこと
記事の通り、昨今は、有名ブランドとコラボして利益率の高いドーナツを提供したことで、売上高営業利益率が11%と前年から2.6%もアップしたのである
そういえば、マックも100円マックをやっていた時期の周辺は業績は厳しいものがあったと記憶する
マックもミスドも外食の巨人であるが、両方ともに安売り戦略をやって、失敗し、利益率重視の戦略をとってから業績回復している。
大企業でさえ、安売り戦略で失敗しているのである。
我々中小企業が、大企業のように安売り戦略をとっても、長期的は絶対成功しないことのよい事例である
なので「差別化」が大事なのである。
差別化は品ぞろえとか鮮度とかデザインとかたくさんある
しかしそこに、低価格戦略を入れてはいけないのである
お値打ちな価格とし、そこからいかに差別化をするかを検討した方が良いと思う