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2022 / 12 / 09 05:00
冷凍まぐろ 2年で6割高 在庫不安視
回転ずし店や居酒屋などで使う冷凍マグロの卸値が高止まりしている。
新型コロナウイルス禍に入って以降、巣ごもり消費に出漁不足が重なって在庫が激減し、価格は急上昇した。
足元は在庫水準が回復してきたが、平均単価は2年前より6割高い水準のままだ。
円安などが品不足の不安を生み、外食業界などの買い集め意欲が強い。
高級すし店の大トロや中トロでは生のクロマグロなどが重宝されるのに対し、回転ずしチェーンなどでは冷凍メバチマグロが良く使われている。
豊洲市場での10月平均落札価格は㌔1443円 コロナにより乗組員不足に陥り遠洋漁業出航が減ったこと 仮に出漁しても漁獲高が低いこと 原油高により採算が取れなくなってきたこと 一方でコロナでも需要は堅調であったこと
以上から、在庫品ひっ迫となった次第である 上記に加え、円安が重なった 日本では価格が高騰しても海外供給者にとってみれば、それほど日本向けの出荷が採算よくなった訳ではない。
日本に売る優先順位が低くなっているらしいのである。
ということで当分お値打ちなまぐろは食べられそうにありません 100円寿司が値上げされるのも無理はない話である